氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
変じて邪気を吹きかけん。「ふうすいさんらんきりかすみ」さんです。
![ふうすいさんらんきりかすみ 風水山嵐霧霞](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/65b15eed6c7c3941d4c642540d329365/1634270700)
変じて邪気を吹きかけん。「ふうすいさんらんきりかすみ」さんです。
竜や魔王・鬼神などが暴れ出る際に同時にまきおこす、
天から生ずるいろいろな現象のひとまとまり。
これと共に人々に邪気をふりまいたりします。
天から生ずるいろいろな現象のひとまとまり。
これと共に人々に邪気をふりまいたりします。
PR
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
晴天にわかにかきくもり、「しんどうらいでんあめおにび」さんです。
![しんどうらいでんあめおにび 震動雷電雨鬼火](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/65b15eed6c7c3941d4c642540d329365/1633844297)
晴天にわかにかきくもり、「しんどうらいでんあめおにび」さんです。
竜や魔王・鬼神などが暴れ出る際に同時にまきおこす、
天から生ずるいろいろな現象のひとまとまり。
木々や山をなぎたおしたりします。
天から生ずるいろいろな現象のひとまとまり。
木々や山をなぎたおしたりします。
浄瑠璃などで用いられてる定型ことばのひとつ。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
こーんこーんくび。「ひらいずみのばけぎつね」さんです。
![ひらいずみのばけぎつね 平泉の化狐](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/65b15eed6c7c3941d4c642540d329365/1633768651)
こーんこーんくび。「ひらいずみのばけぎつね」さんです。
奥州平泉にいた化け狐で、
ひとを道で化かしたり、橋に化けて
北上川にひとを落下させたりしてました。
ひとを道で化かしたり、橋に化けて
北上川にひとを落下させたりしてました。
藤原秀衡(ふじわらのひでひら)が、弓の名手に命じて
これを退治させましたが、その首は川を流れてゆき、
一関の狐禅寺(こぜんじ)というところに流れ着き、
その霊が悪さをつづけたので、ひとびとは狐の首塚をつくって供養したといいます。
これを退治させましたが、その首は川を流れてゆき、
一関の狐禅寺(こぜんじ)というところに流れ着き、
その霊が悪さをつづけたので、ひとびとは狐の首塚をつくって供養したといいます。
和漢百魅缶│2021.10.09
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
びゃーんかびゃびゃーん。「びわがふちのりゅうじょ」さんです。
![びわがふちのりゅうじょ 琵琶ヶ淵の竜女](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/65b15eed6c7c3941d4c642540d329365/1633691730)
びゃーんかびゃびゃーん。「びわがふちのりゅうじょ」さんです。
美作の国の皿川にあった琵琶ヶ淵という
とても大きな淵にいたというぬし。
とても大きな淵にいたというぬし。
日照りが起きたときに雨乞いをみんなで祈ったら、
水中から美しい琵琶の曲を奏でたと言い、
たちまち空からめぐみの雨が降って来たソウナ。
水中から美しい琵琶の曲を奏でたと言い、
たちまち空からめぐみの雨が降って来たソウナ。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
ごはんかぁねぇ鬼。「ものかねぇよめっこ」さんです。
![ものかねぇよめっこ 物食ねぇ嫁っこ](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/65b15eed6c7c3941d4c642540d329365/1633415271)
こんじょうきたねぇ(けちな)男が
そんな嫁っこが欲しいなぁと考えていたら、やってきたというお嫁。
確かにものを食べることもなかったが、
隠れて大量のごはんを炊いて食べてました。
正体は「おに」で、正月にお嫁の家にいっしょに帰ろうと男を誘い、
共に山へゆき、「えぇ酒のさかなつれてきたぞぉ」とお嫁が叫ぶと、
大量の鬼が現われ、お嫁自身も鬼のすがたになってたといいます。
ごはんかぁねぇ鬼。「ものかねぇよめっこ」さんです。
こんじょうきたねぇ(けちな)男が
そんな嫁っこが欲しいなぁと考えていたら、やってきたというお嫁。
確かにものを食べることもなかったが、
隠れて大量のごはんを炊いて食べてました。
正体は「おに」で、正月にお嫁の家にいっしょに帰ろうと男を誘い、
共に山へゆき、「えぇ酒のさかなつれてきたぞぉ」とお嫁が叫ぶと、
大量の鬼が現われ、お嫁自身も鬼のすがたになってたといいます。
男は逃げる途中、しょうぶこ(菖蒲)の葉に助けてもらい、
無事に家に帰ることが出来ました。
鬼たちは菖蒲に触ると身体が溶けてしまうと語られてます。
無事に家に帰ることが出来ました。
鬼たちは菖蒲に触ると身体が溶けてしまうと語られてます。
陸中の国の岩手郡などで語られる、ごはんを食べないお嫁の昔話の一ッ。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
背甲あぶりにゆくぞーーぃ。「くろたろう」さんです。
![くろたろう 黒太郎](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/65b15eed6c7c3941d4c642540d329365/1633336179)
背甲あぶりにゆくぞーーぃ。「くろたろう」さんです。
豊後の国の直入郡の鴫田につたわるもの。
「ひろと」という土地のひとが
淵であみをつかって魚を捕ってたところ、
ものすごく大きな魚が捕れたので、あみに入れたまま持って帰ると、
途中で淵のほうから
「黒太郎公ー、貴公は何処(どけ)ぇー行くんかー」という声が響いて来て、
「ひろとさに背甲あぶりに行くー」と大きな魚が呼びかけ返したソウナ。
「ひろと」という土地のひとが
淵であみをつかって魚を捕ってたところ、
ものすごく大きな魚が捕れたので、あみに入れたまま持って帰ると、
途中で淵のほうから
「黒太郎公ー、貴公は何処(どけ)ぇー行くんかー」という声が響いて来て、
「ひろとさに背甲あぶりに行くー」と大きな魚が呼びかけ返したソウナ。
これにおどろいて、あみを近くの松の木に掛けて、
そのまま逃げ帰ってしまったので、その道に
網掛(あみかけ)という地名がついたと語られます。
そのまま逃げ帰ってしまったので、その道に
網掛(あみかけ)という地名がついたと語られます。
淵は「黒太郎淵」と呼ばれてます。
淵や池に住む大きな魚類がしゃべるというもので、
「おとぼうなまず」や「じぞうがふちのとねぼう」などと同様のもの。
淵や池に住む大きな魚類がしゃべるというもので、
「おとぼうなまず」や「じぞうがふちのとねぼう」などと同様のもの。
プロフィール
■雅号
氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
■ホームページ
■職業
イラストレーター
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
カテゴリー
最新記事
(02/13)
(02/12)
(02/11)
(02/10)
(02/09)
最新コメント
[01/24 دکوراسیون منزل]
[11/29 NONAME]
[05/08 100]
[01/13 佐藤]
[01/05 ひょ―せん]
アーカイブ
新・妖怪党 部署一覧
Logo:Cyusonzi Ryunosuke
Design:O-Onigami Georgenomikoto
2008 新・妖怪党
Logo:Koorintei Hyousen
YoukaitoLogo:Cyusonzi Ryunosuke
Design:O-Onigami Georgenomikoto
2008 新・妖怪党
Logo:Koorintei Hyousen
YoukaitoLogo:Cyusonzi Ryunosuke
Design:O-Onigami Georgenomikoto
2008 新・妖怪党
Logo:Koorintei Hyousen
YoukaitoLogo:Cyusonzi Ryunosuke
Design:O-Onigami Georgenomikoto
2008 新・妖怪党
最新トラックバック
フリーエリア