忍者ブログ
氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31  
[1]  [2]  [3]  [4]  [5]  [6
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
ぐにのはん!! 「こうじんさん」さんです。

こうじんさん 荒神さん


博奕をうつ場などでよく語られてたもので、
ばかに勝負に勝ちまくることを「こうじんさんがのりうつった」などと表現しました。


PR
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
もじょもじょ。「こころのむし」さんです。

こころのむし 心の虫

人間のこころのなかに巣食ってる悪い虫のこと。



夏の土用の「虫干し」のときに、人間たちのからだのなかにいる悪い虫たちも
干して祓うのぢゃ――というおしえを説いてる寺社などは各地に存在してたようです。



伊予の国の徳丸にある高忍比売神社の「虫干祭」では、
神衣の虫干しをすると共に、茅の輪くぐりなどを設けて、
人間たちの「身の虫・心の虫」も干すとしてます。



ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
わしゃわしゃわしゃ。「じじんさんのむしけら」さんです。

じじんさんのむしけら 地神さんの虫螻

田畑の作物を荒したちりする小さい虫たちで、
「地神」を適切におまつりしたり、大事にしたりしてないときは、これらが
どしどしと制裁を加えにつかわされてくると考えられてました。



じじんさま」(地神様)たちに言及した
荒神まつりをする芸人たちの語る祭文などで言及されるもの。



伊予の国の三番叟まわしたちの唄ってた「荒神様」をまつるときの祭文には
「難作荒作なきように、虫けら一切つきませんように、みのりよろしきように」
と地神様に対して願う文句が見られます。






ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
じゃまびえ。「がきびえ」さんです。

がきびえ 餓鬼稗

田んぼのなかにはびこる悪い雑草たちのこと。
たべものに群がる餓鬼(がき)に見立てたりした呼び方。


野稗(のびえ)などの類の雑草。



稲のなかにあってその成長を阻害する「悪莠」(よくない雑草のこと)であることから、
悪い影響を与える存在をこれに例える形容もあったりしたようです。






ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
いらいらかまかま。「げんたろうむし」さんです。

げんたろうむし 源太郎虫

かまきりたちのことで、俗に悪源太(源義平)の亡霊が
この虫になっていつまでも怒ってる様子をとってるので、
この呼び方が出来たと語られたりしました。



「げんたろう」や「げんた」、「げんたろ」といった呼び方は、
越中の国をはじめ各地に見られるもの。


「さねもり」(実盛虫)や「げんじ」(源氏蛍)などのように、
そういう呼び方がもともと存在してて、音の連想から
源氏や悪源太義平などが結びつけられていったものだと考えられてます。





ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
からだのなかをとことこ。「えき」さんです。

えき 衛気

漢字で書くと「衛気」で
たべものを消化した結果、臓腑から発せられる気のひとつ。
胃や脾臓で消化された水穀(たべもの)から出来る気のうちの
「陽」に属するものだとされ、衛陽(えよう)とも称されます。


脈とは別にからだのなかをめぐって歩き、肉や毛を保ち、
外から入って来た邪気を退治してゆくと考えられてます。
発熱や寒気なども、邪気と「えき」たちが争うことで起こるもの。



えいき」(営気・栄気)とは対になっており
「えいえ」(営衛・栄衛)と称されます。これが足りなくなると、
おなじく「えいき」(営気・栄気)が失われるとされてました。
栄は「脈内」衛は「脈外」をうごくものだとも考えられてました。


ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
からだのなかをぐるぐる。「えいき」さんです。

えいき 栄気

漢字で書くと「営気」あるいは「栄気」で
たべものを消化した結果、臓腑から発せられる気のひとつ。
脈を通じて血に乗って、からだのなかを常にめぐって
歩いてると考えられており、実際のところ「血」そのものだとも言えますが、
「血」とは異なり「えいき」は「意」を伝えるものだとされます。



「えき」(衛気)とは対になっており「えいえ」(営衛・栄衛)と称されます。
営気・栄気は血に乗ってからだのなかを脈内を通じてめぐるものなので
「けっき」(血気)とは不可分のものだとされます。



「えき」(衛気)が足りなくなると、
おなじく「えいき」(営気)が失われてしまい、
亡血(血が足りなくなること)が起こり、胸中も冷えてしまうとされてました。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
元気のもと。「ていどく」さんです。

ていどく 亭毒

漢字で書くと「亭毒」で
天のちからによって、万物が育成されること。
「化育」や「均養」を示すことばとして古くはよく用いられてました。




老子のことばに「亭之毒之」とあるもので、
どうして「亭毒」という文字が用いられてるのかという点には
ハッキリしない部分があり、古くから解釈がいろいろに分かれおり、
王弼による「亭謂品其形 毒謂質其質」という註は
比較的よく引かれています。




「亭毒」の字は「ていいく」とも読まれます。
これは「毒」に「いく」という音があり、「育」の意味で「毒」の字が
仮にあてられてるに過ぎないとする説や、「毒」の字ではなく
「生」と「母」がくみあわさった「いく」という字であるという説からのものです。



ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
おぼっこがおおきくおもくなるで。「おぼめ」さんです。

おぼめ 産女

小正月の夜にお便所のなかに出現するという
白い服を着た女のすがたの妖怪。


おぼこ(赤ちゃん)を抱っこしており、それを
人間にしばらく替わってくれ――と頼んで消えてしまいます。
その赤ちゃんは、しばらくたつと巨大になったり、
とんでもなく重くなったりするので、驚いて投げ捨ててしまうと
「おぼめ」がすがたをあらわして、きびしく叱って来るといいます。




機転を利かしたり、がんばって重さに耐えたりして、
うまく赤ちゃんを抱きつづけてると、「おぼめ」は勇気に感心して、
その人間の望んだ物をくれたり、すごいちからを授けてくれたりもします。



羽前の国などで語られてた昔話に見られるもので、
「うぶめ」のことだと言えます。



このようなちからを授けてくれるものな仲間には
ちからのいじん」(力の異人)や「なつのゆきぎれ」(夏の雪片)などのような
展開のはなしもあります。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
もりもりパワーのつめたいたべもの。「なつのゆきぎれ」さんです。

なつのゆきぎれ 夏の雪片
むかし、又地三十郎という山菜を採って来て売ってた男が
夏の暑い日に山で仕事をしてるときに、
川に流れて来たという雪のかたまり。



冷たくておいしそうだってので、拾い上げて食べたところ、
すごいちからが身に宿りました。
それからは、大量の山菜を持ち運べるようになり大変な利益を得たソウナ。




陸奥の国の津軽郡などで語られてた昔話に見られるもの。
力持ちの名前が「三十郎」なのは「ちからのいじん」(力の異人)から
ちからを授かったはなしとも重なってる要素です。



ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
むきむきパワーを授けよう。「ちからのいじん」さんです。

ちからのいじん 力の異人
むかし、仙台の伊達家に仕えてた砂三十郎という武士に、
大事な宝物を拾ってくれたお礼として、
すごいちからを授けてくれたというふしぎなひと。



地上に落として紛失してしまってた宝物というのは、
きらきらひかる美しい玉で、
たまたま庭の松の木の下に落ちてるのをみつけた三十郎は、
箱に入れて大事にしまって保管していました。




夢に出て来た異人に宝物を正直に返してあげる約束をしたところ、
翌朝には箱は空になっており、巨大な岩石も軽々と動かせるほどの
とんでもない腕力が体にそなわってたソウナ。





宮負定雄『奇談雑史』巻2にあるはなしで、
砂三十郎は宝暦ごろの人物だと記されてます。




すごいちからを授かる展開は「うぶめ」などと同様なものですが、
導入がぜんぜん異なるところが特徴あるはなしです。





ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
ばたばたばたっ。「しえん」さんです。

しえん 士寃

漢字で書けば「士寃」で
いくさで討死した兵士たちの血がなるという
大量の蝗(ばったなどのような虫たち)のこと。


『鶴林玉露』に「蝗災 毎見於大兵之後 或言乃戦士之士寃魂所化」
――などとあるように、蝗災は大兵のあとに起こりやすいと考えられてました。




プロフィール
■雅号
氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
■職業
イラストレーター
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
■自己紹介
ちッちゃかわいいキャラや、ドット絵、ゲーム系のイラスト、妖怪、和物など多岐色々に描いたり、紙もの、立体もの、デザインものなどなどグッズを造ったりしております。

■ PIXIV
■ instagram
妖界東西新聞

妖界東西新聞 日刊紙だから まいにち更新中

和漢百魅缶wiki 検索用に。

2019年5月より、Tシャツトリニティでシャツを展開させてます。


最新コメント
[01/24 دکوراسیون منزل]
[11/29 NONAME]
[05/08 100]
[01/13 佐藤]
[01/05 ひょ―せん]
妖怪マガジンYOMIMANDARA
月刊?妖怪マガジンYOMIMANDARA

文車堂版社妖改革宣言

新・妖怪党 部署一覧


 Logo:Cyusonzi Ryunosuke
 Design:O-Onigami Georgenomikoto
 2008 新・妖怪党




 Logo:Koorintei Hyousen
 YoukaitoLogo:Cyusonzi Ryunosuke
 Design:O-Onigami Georgenomikoto
 2008 新・妖怪党



 Logo:Koorintei Hyousen
 YoukaitoLogo:Cyusonzi Ryunosuke
 Design:O-Onigami Georgenomikoto
 2008 新・妖怪党



 Logo:Koorintei Hyousen
 YoukaitoLogo:Cyusonzi Ryunosuke
 Design:O-Onigami Georgenomikoto
 2008 新・妖怪党

最新トラックバック
フリーエリア
© 2007-2024 Koorintei Hyousen

本ブログの内容、画像の無断転載、無断転用を禁じます。

忍者ブログ   [PR]