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氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
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ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
おおきいよー。「まどのおおざとう」さんです。

まどのおおざとう 窓の大座頭

巨大な図体をした座頭(ざとう)さんで、
窓からニュッと現われて、人間をびっくりさせたりします。



『模紋自異怪話』に出て来る仕出しな画像妖怪のひとつ。
「大きなる座頭 窓より覗く」とあって、主人公をびっくりさせようとしてます。



体が巨大なことも特徴ですが、手にするどい爪が生えてるのも
画像要素としての特徴になってます。







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ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
ぱかべたぱかぺた。「かたあしひづめ」さんです。

かたあしひづめ 片脚蹄

髪の長くてほそながい体つきの妖怪で、
脚のかたいっぽうが蹄(ひづめ)のようになってるのが大きな特徴です。



特に固定した呼び名などは存在してない、
絵草紙などで描かれてる仕出しな画像妖怪のうちのひとつです。






◆『模門自異怪話』
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
稲に影響。「ひつじばえ」さんです。

ひつじばえ 未生え

暦のうえで「ひつじ」の日にあたるときは
田植えをするのが忌まれてて、「ひつじ」の日に植えた稲は
成長しても穂におこめが入ってない状態になっちゃうと言われてました。



出雲の国の能義郡などでは、植えた稲が
みんな「しいらになる」などと称されてたようです。





ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
暗くなったら終業して。「かえるのめ」さんです。

かえるのめ 蛙の目

日が暮れてあたりが暗くなっても
田植えをつづけてるような仕事のやりかたを
注意するときにつかわれてた言い回しで
「蛙の目をつっつく」と称されてました。




ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
ででんでんでん。「にんぎょじょうるり」さんです。

にんぎょじょうるり 人魚浄瑠璃

竜宮でおこなわれてるとされる演劇で、
「にんぎょ」(人魚)たちが人形がわりにつかわれてるお芝居。




竜宮を舞台にした戯文や作品にしばしば登場するもので、
「人形浄瑠璃」と「人魚」のぬえ合成。


『一角仙人四季桜』(巻3)では、「人魚出づかい」などという表示があるほか、
「じょうるりたゆう」(浄瑠璃太夫)も「ぎょうるいたいお」(魚類大魚)と
強引なあてはめが見られたりもします。




ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
桃ももももももももももパワー。「いげもものえだ」さんです。

いげもものえだ いげ桃の枝

屋久島などでは、「いげもも」の枝を切ってするどくしたものを
地面にさしておいて、魔除けや
「いきりょう」(生霊)除けとして用いてもいたそうです。



ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
にゅーっとレッグ。「いまにも」さんです。

いまにも 今にも

豊後の国の日田郡の中川と湯山のあいだの
峠道に出たというもの。



あるとき「むかしはここにえずいもんが出たちゅばな」と
語りながら歩いてたひとたちのまえに、「今にも……!!」と声をあげて、
いきなり大きな毛むくじゃらの脛(すね)の足が
木の上からぶらさがって来た――というはなしが語られてます。



「えずいもん」は「おそろしいもの」という意味で
妖怪たちも含まれる汎称。峠道にある「今にも石」という石が、
この妖怪の出た場所だとして語られてたそうです。




ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
生ずる葷。「なまぐさねぎ」さんです。

なまぐさねぎ 生臭葱

むかし、きたない旅の僧侶が家にやって来て
「何かくだされ」と言って来たので、
「これでも持って行きな」と陰部を拭いたちりががみを投げて与えたところ、
その旅の僧侶はその紙をほそく裂いて紙縒(こより)にして、
その家の畑に差して立ち去りました。




その後、その畑からは生臭いにおいのきつい、葱(ねぎ)という草が
生じるようになったんだソウナ。


ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
ぶくぶく。「かねのはな」さんです。

かねのはな 鉄漿花

鉄漿(おはぐろ)の汁の表面にぶくぶく出て来るあぶくのこと。
出て来るほど良い「おはぐろ」だとされます。


鉄漿を沸かしたりするときに男のひとの陽物をみせると、
花がぶくぶくいっぱい出て良いと言われたりしてたそうです。




ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
合い鳴き。「ぬいちん」さんです。

ぬいちん

森の奥にいるとされる夜に鳴く不気味な声の鳥で、
「ぬいしん」とも。


美濃の国などで言われてたもので、これが相鳴きし合うのが聴こえてくるのは、
誰かが亡くなる前兆だと語られてました。



実在する「ぬえ」などの鳥の声のことで「うれいどり」とも総称されます。


ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
わちゃわちゃ新鋳。「かめのぜに」さんです。

かめのぜに 甕の銭

お店や、たくさんの人々の集まる施設をあたらしく建てるときは、
ほぼ未使用な、まあたらしい銭を入れた甕(かめ)を入口から遠い、
敷地の奥まったところに埋めておくと、銭たちが
「掘り出されて使われたい」という念を出して人間を招き込むので、
人間の入りが激しくなって良い


――と俗に称されます。



そういう甕を「埋める」に際して語られるのではなく、
そういう甕が「出土した」ときに理由づけとして語られることのあった
想像内容な俗説です。



ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
起こし方が乱暴。「だいやしゃじん」さんです。

だいやしゃじん 大夜叉神

神仏のおつかいとして、お告げを人間に向けて
持って来る役目にたずさわってたりします。




相模の国の妻田薬師のはじまりを物語った
『妻田村薬師堂本尊大縁起』(妻田薬師縁起)のさいごのほうに登場するもの。



天正のころ、武蔵の国で暮らしていた長野伊予之祐という者が
重い眼病にかかってしまい快方に向かわなかったため、
剃染の形(僧侶)となって、妻田薬師に篭もって薬師如来に祈りつづけていました。


7日目のゆめうつつのなかに大夜叉神が現われ、
金剛杖で伊予之祐を打って来ました。その痛さにびっくりしていると
「ここに涌いている霊水を、簿伽梵に供養した茶湯にまぜて、用いるとよい」
というお告げを教えてくれたソウナ。



はじまりのほうにも、眼病を癒すはなしのなかで
瑠璃山宝殿の灑水(しゃすい)が登場するので、
この長野伊予之祐のはなしで涌き出ているのも同様な水なのだと見られます。





プロフィール
■雅号
氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
■職業
イラストレーター
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
■自己紹介
ちッちゃかわいいキャラや、ドット絵、ゲーム系のイラスト、妖怪、和物など多岐色々に描いたり、紙もの、立体もの、デザインものなどなどグッズを造ったりしております。

■ PIXIV
■ instagram
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2019年5月より、Tシャツトリニティでシャツを展開させてます。


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