氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 、
天竺じゃないところからの輸入。「なんきんのかんごうちょう」さんです。
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天竺じゃないところからの輸入。「なんきんのかんごうちょう」さんです。
南京わたりのふしぎな小さい鳥で、子猫くらいの大きさ。
綱わたりや棒のぼりの芸を仕込めたりできるといいます。
綱わたりや棒のぼりの芸を仕込めたりできるといいます。
文化年間に見世物として出たものだそうですが、
実際は小さい蝙蝠(こうもり)を仕入れて来たものだったようです。
「かんごうちょう」(寒号鳥)はモトモトは仏典にあるもの。
その名称を用いただけのもので関係性はほぼありません。
実際は小さい蝙蝠(こうもり)を仕入れて来たものだったようです。
「かんごうちょう」(寒号鳥)はモトモトは仏典にあるもの。
その名称を用いただけのもので関係性はほぼありません。
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ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
みなみからみなみから。「じゃがたらのやまあらし」さんです。
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みなみからみなみから。「じゃがたらのやまあらし」さんです。
じゃがたらから渡来したとされる
とげとげなふしぎなけもの。
とげとげなふしぎなけもの。
オランダ渡りのやまあらしが田沼意次に献上されたとき、
その噂に乗じて展開された見世物に登場したもので、
実際はまったくやまあらしではない別の生き物を
それらしく生きたまま加工して見せてたそうです。
じゃがたらにいるというのは完全な想像上の口上。
その噂に乗じて展開された見世物に登場したもので、
実際はまったくやまあらしではない別の生き物を
それらしく生きたまま加工して見せてたそうです。
じゃがたらにいるというのは完全な想像上の口上。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 、
じゃがー。「だいじゃがたらじん」さんです。
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じゃがー。「だいじゃがたらじん」さんです。
日本から東南6000里の果てにあるとされる
「大じゃがたら」という島にいるとされるふしぎなひとびとで
体格に比して頭のすごく小さいのが特徴とされます。
「大じゃがたら」という島にいるとされるふしぎなひとびとで
体格に比して頭のすごく小さいのが特徴とされます。
見世物のびらなどにあるもので、大爪哇(だいじゃがたら)は
爪哇(じゃわ)を意識してつけられてる名称ですが、内容としては完全な想像のもの。
『甲子夜話三篇』にある例をみてみると、大じゃがたらから渡って来た
という触れ込みであったそうですが、見世物に出ていた人物は
実際は江戸のうまれであったし、看板も誇張が強くて、
そこまで小さ過ぎるというわけでも無かったというハナシ。
爪哇(じゃわ)を意識してつけられてる名称ですが、内容としては完全な想像のもの。
『甲子夜話三篇』にある例をみてみると、大じゃがたらから渡って来た
という触れ込みであったそうですが、見世物に出ていた人物は
実際は江戸のうまれであったし、看板も誇張が強くて、
そこまで小さ過ぎるというわけでも無かったというハナシ。
さて4月の「和漢百魅缶」へのアップはじまりはじまりは、
ビッグ、いか。「かなやのおおいか」さんです。
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ビッグ、いか。「かなやのおおいか」さんです。
嘉永6年(1853)3月に上総の金谷に出たという
1丈7尺もあったという巨大ないか。
夜な夜な海を荒らして漁師の舟を
渦のなかに吸い込んだりしてたといい、
それをやっとのことで退治して捕ったものだ、
として江戸で見世物になったといいます。
1丈7尺もあったという巨大ないか。
夜な夜な海を荒らして漁師の舟を
渦のなかに吸い込んだりしてたといい、
それをやっとのことで退治して捕ったものだ、
として江戸で見世物になったといいます。
『武江年表』にも、大きな烏賊が江戸で見世物に出たと書かれてますが
『藤岡屋日記』によれば、大きないかではあったものの、
暴れてたとか退治されたとかいった部分は興行の際に香具師が作ってつけたもので、
ふつうに上総から日本橋の魚河岸に入荷されたものの
売れ残っちゃった大いかだったというのが裏話だソウナ。
暴れてたとか退治されたとかいった部分は興行の際に香具師が作ってつけたもので、
ふつうに上総から日本橋の魚河岸に入荷されたものの
売れ残っちゃった大いかだったというのが裏話だソウナ。
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■雅号
氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
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■職業
イラストレーター
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
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