氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
あぶらあげは奪いましょう。「あらきざかしたのようかい」さんです。
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あぶらあげは奪いましょう。「あらきざかしたのようかい」さんです。
江戸の荒木坂のあたりで
あぶらあげを売っていた屋台商人が遭遇したというもので、
商売をしてるとどこからか中間(ちゅうげん)すがたの男たちが何人かやって来ると、
なぜだか強い眠気がおそってきて、眠ってしまう。
起きるとあぶらあげがごっそり無くなってたんだソウナ。
あぶらあげを売っていた屋台商人が遭遇したというもので、
商売をしてるとどこからか中間(ちゅうげん)すがたの男たちが何人かやって来ると、
なぜだか強い眠気がおそってきて、眠ってしまう。
起きるとあぶらあげがごっそり無くなってたんだソウナ。
根岸鎮衛『耳袋』にあるもので、
狐のしわざだったのではなどといわれてます。
狐のしわざだったのではなどといわれてます。
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ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
とってはイケナイておいのホエール。「ながれくじらのたたり」さんです。
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相模の国や伊豆の国でいわれてたもので、
しゃちなどに襲われてほぼ死にかけて漂流してる状態の弱った、あるいは瀕死の
くじら(流れくじら)を捕って売ったりすると、たたりがあって、
捕った者は必ず不幸になったり没落したりしたんだソウナ。
とってはイケナイておいのホエール。「ながれくじらのたたり」さんです。
相模の国や伊豆の国でいわれてたもので、
しゃちなどに襲われてほぼ死にかけて漂流してる状態の弱った、あるいは瀕死の
くじら(流れくじら)を捕って売ったりすると、たたりがあって、
捕った者は必ず不幸になったり没落したりしたんだソウナ。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
狩りの途中に目撃シリーズ、その2。「げたばきのおんな」さんです。
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きのうアップした、「あおのぎにふしたるもの」(仰ぎに臥したる者)も、
山道に出るものでしたが、本日の妖怪さんもそういった種類のもの。
狩りの途中に目撃シリーズ、その2。「げたばきのおんな」さんです。
きのうアップした、「あおのぎにふしたるもの」(仰ぎに臥したる者)も、
山道に出るものでしたが、本日の妖怪さんもそういった種類のもの。
山の中の道に突然あらわれるという、
下駄をはいたすがたの若いふしぎな女。
何かものを投げつけてみると、フッとすがたを消してしまうといいます。
下駄をはいたすがたの若いふしぎな女。
何かものを投げつけてみると、フッとすがたを消してしまうといいます。
むかし、長門の国の大津郡で
山へ狩りに出たひとがこれに出遭ったことがあったという。
猟犬も非常に怖がったとされる。
山へ狩りに出たひとがこれに出遭ったことがあったという。
猟犬も非常に怖がったとされる。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
ねっころがって仰向け。「あおのぎにふしたるもの」さんです。
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ねっころがって仰向け。「あおのぎにふしたるもの」さんです。
山の中にとつぜんあおむけに寝っころがってるという、
身の丈が8尺か9尺はあるという大きなひとのすがたをしたもの。
狩猟用の犬なども、そのすがたをみたら
怖がって隠れてしまったといいます。
身の丈が8尺か9尺はあるという大きなひとのすがたをしたもの。
狩猟用の犬なども、そのすがたをみたら
怖がって隠れてしまったといいます。
『宿直草』に出て来る話がしるされてるもので、
摂津の国の本山に狩りにいったふたりの男がこれを見て、
おそろしくなり山をおりたとされます。
摂津の国の本山に狩りにいったふたりの男がこれを見て、
おそろしくなり山をおりたとされます。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
おっかさんを輸送。「てんぐむすこ」さんです。
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おっかさんを輸送。「てんぐむすこ」さんです。
常陸の国などにつたわるもので、
母親がいつか行ってみたいなァとつぶやいた遠隔地の寺社や祭礼に、
息子が「良いと言うまで目をとじててくれ」という条件付きで、
あっという間に連れってってくれた、というもの。
母親がいつか行ってみたいなァとつぶやいた遠隔地の寺社や祭礼に、
息子が「良いと言うまで目をとじててくれ」という条件付きで、
あっという間に連れってってくれた、というもの。
行き帰りのときは約束をしっかりまもったものの、
帰宅後に息子の言う「しばらく眠るけど、起きるまで部屋をあけないでくれ」という言葉に、
つい気になってしまった母親が、部屋をのぞいてみると、
息子の眠りすがたは「てんぐ」になっていたのでびっくり。
見られたことを気付いた息子は、天狗のすがたのまま姿をどこかに消してしまう、
といったおはなし。
帰宅後に息子の言う「しばらく眠るけど、起きるまで部屋をあけないでくれ」という言葉に、
つい気になってしまった母親が、部屋をのぞいてみると、
息子の眠りすがたは「てんぐ」になっていたのでびっくり。
見られたことを気付いた息子は、天狗のすがたのまま姿をどこかに消してしまう、
といったおはなし。
母親の行きたいとする場所は、伊豆の国の三島、尾張の国の津島、伊勢の国の伊勢など、
常陸の国からはかなりの遠隔地。
常陸の国からはかなりの遠隔地。
プロフィール
■雅号
氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
■ホームページ
■職業
イラストレーター
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
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