氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
月夜に闇夜。「やまのかみのめかくし」さんです。
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月夜に闇夜。「やまのかみのめかくし」さんです。
武蔵の国の秩父郡などにつたわるもので、
山道を歩いてるときに月夜のはずなのに
突然目の前が真っ暗になってしまって、進めているのか進めていないのかも
わからなくなって困ってしまうというもの。
山道を歩いてるときに月夜のはずなのに
突然目の前が真っ暗になってしまって、進めているのか進めていないのかも
わからなくなって困ってしまうというもの。
山の神が目隠しをしてきてるといわれてて、
しばらくのあいだ立ち止まらざるを得なくなっちゃうソウナ。
しばらくのあいだ立ち止まらざるを得なくなっちゃうソウナ。
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ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
ふきとばされちゃイケマセン。「やまがこみのたいぼく」さんです。
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ふきとばされちゃイケマセン。「やまがこみのたいぼく」さんです。
山の中にある大きな大木などを、
山の神様をおまつりしてことわりをとったりすることも無く伐ろうとしたりすると、
おおかれすくなかればちを受けて、不意のけがをしたりするといわれてます。
山の神様をおまつりしてことわりをとったりすることも無く伐ろうとしたりすると、
おおかれすくなかればちを受けて、不意のけがをしたりするといわれてます。
そういうめにあったりすることを
摂津の国の宿久などでは「吹きとばされる」などと言ってたともいいます。
摂津の国の宿久などでは「吹きとばされる」などと言ってたともいいます。
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水を丘にのぼらせろ作戦。「りゅうじゃ」さんです。
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越中の国の別所にいた頼成長者という長者のむすめはとても美しかったが、
長者は「むすめのむこは知恵のとてもある者でなくてはいかん」と言って、
四方が山に囲まれた丘にある田に水をあげて満たした者を娘の婿とする、と宣言。
水を丘にのぼらせろ作戦。「りゅうじゃ」さんです。
越中の国の別所にいた頼成長者という長者のむすめはとても美しかったが、
長者は「むすめのむこは知恵のとてもある者でなくてはいかん」と言って、
四方が山に囲まれた丘にある田に水をあげて満たした者を娘の婿とする、と宣言。
すると、誰もできなかったその事業に
ひとりの若者が挑んだところ、いつの間にか山に穴があいて水が引かれて、
もうじき田に水が届くというくらいにまで工事が進んでたので長者はびっくり。
これは人間ひとりのわざではない、竜蛇であろうということになって、
急いで大量の人足を集めて穴をこっそりと埋め、
工事を失敗させて娘をまもったソウナ。
ひとりの若者が挑んだところ、いつの間にか山に穴があいて水が引かれて、
もうじき田に水が届くというくらいにまで工事が進んでたので長者はびっくり。
これは人間ひとりのわざではない、竜蛇であろうということになって、
急いで大量の人足を集めて穴をこっそりと埋め、
工事を失敗させて娘をまもったソウナ。
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鉄分きらいです。「さけのしゅっけ」さんです。
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陸中の国につたわるもので、『二郡見聞私記』には
稗貫郡の扇子堀という場所にまつわるはなしとして記されており、
そこの鮭(さけ)たちはあたまに扇子の模様があり、
失敗した鋳物の鍋や釜にはすべて
扇子のようなかたちの鋳間(いま)が出来て失敗してしまったということから、
出家の正体はそこの鮭であったのだろうと記しています。
鉄分きらいです。「さけのしゅっけ」さんです。
むかし、川の近くにあった鋳物師の家に、
まったく見知らぬ出家僧がたずねてきて
「貴殿の家から出て来る鉄気(かなけ)のある水によって、
わたしの子孫が死んでしまうので、なんとか別の土地にひきうつってはくれないか、
もしそうしてくれたら、貴殿の子孫の繁栄を約束する」
と持ちかけて来たのですが、鋳物師は本当に見知らぬ人物だったので
狐や狸なのではないかといぶかしんで追い返してしまいます。
まったく見知らぬ出家僧がたずねてきて
「貴殿の家から出て来る鉄気(かなけ)のある水によって、
わたしの子孫が死んでしまうので、なんとか別の土地にひきうつってはくれないか、
もしそうしてくれたら、貴殿の子孫の繁栄を約束する」
と持ちかけて来たのですが、鋳物師は本当に見知らぬ人物だったので
狐や狸なのではないかといぶかしんで追い返してしまいます。
すると、その日を境に鋳物師のつくるものは全て失敗つづきで、
ついには商売がなりたたなくなり、家もつぶれてしまったソウナ。
ついには商売がなりたたなくなり、家もつぶれてしまったソウナ。
陸中の国につたわるもので、『二郡見聞私記』には
稗貫郡の扇子堀という場所にまつわるはなしとして記されており、
そこの鮭(さけ)たちはあたまに扇子の模様があり、
失敗した鋳物の鍋や釜にはすべて
扇子のようなかたちの鋳間(いま)が出来て失敗してしまったということから、
出家の正体はそこの鮭であったのだろうと記しています。
プロフィール
■雅号
氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
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■職業
イラストレーター
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
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