氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
お酉さまの日の鳥しばり、さんのとり!!
ぱたぱた熊野のつかいぢゃ。「そうとうう」さんです。
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お酉さまの日の鳥しばり、さんのとり!!
ぱたぱた熊野のつかいぢゃ。「そうとうう」さんです。
あたまがふたつ生えてるというからすで、
悪疫よけのためのおまもりふだなどに
これが描かれてたことが
明治前期ころの甲府などで見られたことがあるそうです。
悪疫よけのためのおまもりふだなどに
これが描かれてたことが
明治前期ころの甲府などで見られたことがあるそうです。
天保のころ、「熊野のつかいである」と告げながら
これが加賀の白山にあらわれて、
われのすがたを見た者は悪疫にかからぬ等と言ったというソウナ。
これが加賀の白山にあらわれて、
われのすがたを見た者は悪疫にかからぬ等と言ったというソウナ。
山中共古『影守雑記』にしるされてるものです。
共古が甲府に行ってたときに見たというところからのメモなので
ほかの地域にどのくらいあったのかはまだ未詳。
おつげをして「見た者は悪疫をのがれるぞよ」のパターンなので
あまびえとかとおんなじ手法のものですネ。
今年も、酉の日しばり、クリアーです!!
ほかの地域にどのくらいあったのかはまだ未詳。
おつげをして「見た者は悪疫をのがれるぞよ」のパターンなので
あまびえとかとおんなじ手法のものですネ。
今年も、酉の日しばり、クリアーです!!
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おそなえ無駄出費ゴッド。「びんぼうだいこく」さんです。
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おそなえ無駄出費ゴッド。「びんぼうだいこく」さんです。
所有してこれを拝んでいるひとに対して、
まったくもって何も徳や福をさずけることが無く、
つぎつぎにただ無駄な出費をさせてしまうという
無駄な大黒さまの像。
まったくもって何も徳や福をさずけることが無く、
つぎつぎにただ無駄な出費をさせてしまうという
無駄な大黒さまの像。
笑い話などとしてあるもので、
これがあまりにも要らなくなったので「田んぼにでも棄ててこい」
といわれたお店の小僧さんが田んぼに向かって運んでいると、
知らないひとが「そんなもったいない、どうせ棄てるならこれで売ってくれ」と
わずかばかりの銭で交換。
帰って来た小僧さんが「売れましたよ」と告げると
「やっぱり大変な貧乏大黒だ、もうそのひとに無駄な銭を使わせた」
――とするのがよくある結末。
これがあまりにも要らなくなったので「田んぼにでも棄ててこい」
といわれたお店の小僧さんが田んぼに向かって運んでいると、
知らないひとが「そんなもったいない、どうせ棄てるならこれで売ってくれ」と
わずかばかりの銭で交換。
帰って来た小僧さんが「売れましたよ」と告げると
「やっぱり大変な貧乏大黒だ、もうそのひとに無駄な銭を使わせた」
――とするのがよくある結末。
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名画シリーズ。「こほうげんのやなり」さんです。
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名画シリーズ。「こほうげんのやなり」さんです。
むかし、ある家で家鳴りが起こるのでふしぎに思っていたところ、
修行者がたまたま家に宿をとった際に「うらなって進ぜよう」とその原因を捜査。
「何か古い掛け軸はありませんか」と修行者がきくと家の者が
「よくわからない仏さまの絵ならいつからあるかわからぬ古くすすけたものがあります」
と返答。
修行者がたまたま家に宿をとった際に「うらなって進ぜよう」とその原因を捜査。
「何か古い掛け軸はありませんか」と修行者がきくと家の者が
「よくわからない仏さまの絵ならいつからあるかわからぬ古くすすけたものがあります」
と返答。
「それを外して地頭などに差し上げるとよろしいでしょう」と修行者から言われて、
家の者が掛けられていたその絵を外して偉いひとにあげたところ、
「これは立派なものだ」とよろこばれたソウナ。
家の者が掛けられていたその絵を外して偉いひとにあげたところ、
「これは立派なものだ」とよろこばれたソウナ。
その絵を偉い人が経師屋に頼んできれいにしてもらったところ、
実は古法眼の描いた掛け軸で、
さらに偉いお殿様のもとで大切にされるようになったトサ。
実は古法眼の描いた掛け軸で、
さらに偉いお殿様のもとで大切にされるようになったトサ。
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ぽんぽんぴーひょろーとー。「ろんでのかぐらだいこ」さんです。

ぽんぽんぴーひょろーとー。「ろんでのかぐらだいこ」さんです。
隠岐の知夫里島にある「ろんで」と呼ばれる崖のあたりにつたわるもので、
雨の日や霧ぶかい夜などに海から
お神楽の笛や太皷の音が聴こえてきたりするというもの。
雨の日や霧ぶかい夜などに海から
お神楽の笛や太皷の音が聴こえてきたりするというもの。
むかし、「ろんで」できもだめしをしようと言って
それに挑んだ胆の太い神社に仕える男が、崖から落ちて死んでしまい、
それから音がするようになった等のはなしが残されてるようです。
それに挑んだ胆の太い神社に仕える男が、崖から落ちて死んでしまい、
それから音がするようになった等のはなしが残されてるようです。
プロフィール
■雅号
氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
■ホームページ
■職業
イラストレーター
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
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