氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
こけここー白羽の矢。「にわとりざか」さんです。
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今年もお酉さまの季節になりまして、本日は「一の酉」
ということで、毎年恒例の酉の日しばりでトリものです。
こけここー白羽の矢。「にわとりざか」さんです。
今年もお酉さまの季節になりまして、本日は「一の酉」
ということで、毎年恒例の酉の日しばりでトリものです。
丹波の国の西本梅村にある坂で、
金のにわとりが埋まってると伝えられてます。
(「金の鶏」は日本のあちこちに埋まっててスゴイね)
むかし、これを掘りだそうと作業にとりかかったところ、
どこからともなく白羽の矢がぴゅんぴゅんと飛んで来て
それをさまたげ、誰も掘り出すことは出来なかったと言います。
金のにわとりが埋まってると伝えられてます。
(「金の鶏」は日本のあちこちに埋まっててスゴイね)
むかし、これを掘りだそうと作業にとりかかったところ、
どこからともなく白羽の矢がぴゅんぴゅんと飛んで来て
それをさまたげ、誰も掘り出すことは出来なかったと言います。
また、村のひとたちは、ここを掘ると病気が村中にひろまって
みんな死ぬことになるから掘っちゃいけない、などといってたそうです。
みんな死ぬことになるから掘っちゃいけない、などといってたそうです。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
風邪っぴきだからガラガラ声なんだよ。「ろうがいば」さんです。
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漢字で書くと「狼外婆」で、
風邪っぴきだからガラガラ声なんだよ。「ろうがいば」さんです。
漢字で書くと「狼外婆」で、
江蘇省などにつたわる昔話に出て来るもの。
留守番をしてる子供たちのもとに狼(おおかみ)が
「おばあちゃんですよ、開けておくれ」とやって来るというもの。
留守番をしてる子供たちのもとに狼(おおかみ)が
「おばあちゃんですよ、開けておくれ」とやって来るというもの。
戸を開けたとたんに明かりを吹き消してしまうので
狼であるということが子供たちには見えなかったのですが、
いろいろと言動があやしいので、
「食べると仙力が得られる人参果という実が食べたくないですか、おばあちゃん。
木からもいで来てあげますよ」ともちかけて逃亡。
追いかけて木を登って来た狼を落とし、
退治してしまいましたトサ。
日本の、山姥から逃げる昔話とかとも展開は近いですし
あかずきんちゃんの婆に化けた狼とかとも大体同じような言い訳の仕方などもしてますし
東洋、西洋だいたい共通してある昔話ナンデスネ。
狼であるということが子供たちには見えなかったのですが、
いろいろと言動があやしいので、
「食べると仙力が得られる人参果という実が食べたくないですか、おばあちゃん。
木からもいで来てあげますよ」ともちかけて逃亡。
追いかけて木を登って来た狼を落とし、
退治してしまいましたトサ。
日本の、山姥から逃げる昔話とかとも展開は近いですし
あかずきんちゃんの婆に化けた狼とかとも大体同じような言い訳の仕方などもしてますし
東洋、西洋だいたい共通してある昔話ナンデスネ。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
十日の菊、十一月のパンプキン。「くすりやのかぼちゃ」さんです。
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十日の菊、十一月のパンプキン。「くすりやのかぼちゃ」さんです。
越後の国の蒲原郡などにつたわるもの。
売り上げ金を狙った男に殺され埋められた富山の薬売りの死骸から
ニョキニョキ生えて、ものすごく大きな実をつけたというかぼちゃ。
売り上げ金を狙った男に殺され埋められた富山の薬売りの死骸から
ニョキニョキ生えて、ものすごく大きな実をつけたというかぼちゃ。
こんな大きなかぼちゃは珍しい、
殿様に献上をしたらば褒美がもらえるだろう
と考えた男が献上をしたところ、
殿様が「どのようなところで穫れたのか詳しく見聞したい」とご所望、
男がかぼちゃをみつけたところから、かぼちゃのつるをたどって
家臣たちがどこから生えているのか歩いて行ったところ、
相当歩いた末に男の家のえんの下にたどりつき、薬売りの死骸が出て
事件は露顕し、男は罰せられたソウナ。
殿様に献上をしたらば褒美がもらえるだろう
と考えた男が献上をしたところ、
殿様が「どのようなところで穫れたのか詳しく見聞したい」とご所望、
男がかぼちゃをみつけたところから、かぼちゃのつるをたどって
家臣たちがどこから生えているのか歩いて行ったところ、
相当歩いた末に男の家のえんの下にたどりつき、薬売りの死骸が出て
事件は露顕し、男は罰せられたソウナ。
化けた猫を殺して埋めたらかぼちゃが生えた、
といった話と少し似ている昔話です。
といった話と少し似ている昔話です。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
虫の音のはじまり。「じろさくさんじろさくさん」さんです。
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虫の音のはじまり。「じろさくさんじろさくさん」さんです。
鈴虫のこと。
夫である次郎作のモトに戻りたいと
名を呼び泣きつづけた結果、
涙で目が見えなくなり領主に捨てられた女が、
次郎作の名前を呼びつづけて泣いたまま虫の姿になり、
いまでも泣いてるのだ、といわれてます。
夫である次郎作のモトに戻りたいと
名を呼び泣きつづけた結果、
涙で目が見えなくなり領主に捨てられた女が、
次郎作の名前を呼びつづけて泣いたまま虫の姿になり、
いまでも泣いてるのだ、といわれてます。
安芸の国の大朝などにつたわる「絵姿女房」の昔話に出て来るもので、
領主に略奪された美人の女房が夫のことを思って泣きつづけた末の姿とされてます。
領主に略奪された美人の女房が夫のことを思って泣きつづけた末の姿とされてます。
プロフィール
■雅号
氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
■ホームページ
■職業
イラストレーター
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
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