端午の節句なのでなんとなくグリーンだくさんな画面。「えんちょやぶのたぬき」さんです。
伊予の国喜多郡の茶谷と長田のあいだの道にあった
「えんちょやぶ」という木がいっぱいしげってたあたりに出たという化けだぬき。
むかし、わっぱ(木で出来た曲げ物の容器)をかぶって
おまわりさんや兵隊さんに化けてひとを化かしたりしてたそうですが、
(↑明治以後のバリエーションなんでしょう)
狩りの罠にはさまれて泣いてたのを、よしごろうというひとに助けられて以後、
悪さをしなくなったといいます。
悪さをしなくなってからは、ひとが通りかかると
「よしごろうよーい、よしごろうよーい」と呼ぶ声をたてたりしたそうです。
「よーい」というのはひとを呼ぶときのかけ声で「やーい」と同じようなもの。
各地の狸のはなしには、悪さをしてたので
人間に焼き殺されそうになったり、ぶたれたりした狸が、その後、
そのひとの名を呼んだりするようになったものがいくつもいて、
これはそれに似た感じのおたぬき。
コーンファイアー。「おいわけのとうもろこし」さんです。
甲斐の国笹子村の追分につたわるとうもろこしに関する俗信で、
むかしこの地にいた悪い修験者に困り果てた村人たちが、
とうもろこしのからを使って作った落とし穴に落として殺したところ、
その修験者の亡霊が「今後、とうもろこしを作ったやつの家は燃やす」と宣言。
以後、この地ではとうもろこしを作らなくなったといいます。
『山梨県北都留郡誌』には、むかし
何軒かとうもろこしを作っちゃった家が燃えた、みたいなことも書いてありました。
おおおおきなカエルの報恩。「きょあ」さんです。
漢字でかくと「巨蛙」ですあ。
むかし盧伯玉(ろはくぎょく)というひとが登庁しようと歩いてると、
おおきなかえるがものを訴えるような目つきでジーッと見て来たので
「これはふしぎだ」
と思い、しもべにそのあとを追わせます。
すると一ッの古井戸の中にかえるはドブン。
捜索してみると中から死体が見つかりました。
調べてみると、それは行方知れずになってた人で、
お金目当てで殺されてたことがわかり犯人も捕まりました。
そのひとの家族にきいたところ
「あのひとは生前かえるを大事にしてて、
食べるということは決してしなかった人でした」
と言われたソウナ。
『南村輟耕録』などにあるもの。
同じ盧伯玉(盧文璧)でも、巨「蛙」が巨「亀」にかわってる話もあります。
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
Logo:Cyusonzi Ryunosuke
Design:O-Onigami Georgenomikoto
2008 新・妖怪党
Logo:Koorintei Hyousen
YoukaitoLogo:Cyusonzi Ryunosuke
Design:O-Onigami Georgenomikoto
2008 新・妖怪党
Logo:Koorintei Hyousen
YoukaitoLogo:Cyusonzi Ryunosuke
Design:O-Onigami Georgenomikoto
2008 新・妖怪党
Logo:Koorintei Hyousen
YoukaitoLogo:Cyusonzi Ryunosuke
Design:O-Onigami Georgenomikoto
2008 新・妖怪党






