氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
今月の「和漢百魅缶」、かけだす2番走者は、
返却期限はまもろうネ。「おおとものあかまろ」さんです。

武蔵の国、多摩の大領だった大伴赤麻呂(おおとものあかまろ)が
死後に畜生道に転生して、仔牛になっちゃった、というもの。
生前に寺院から借りたものをちゃんと返却しなかったのが、
畜生道へ転生した原因、と寺院は鑑定したそうな。
『日本霊異記』などにあるもので、
背中にくっきり「大伴赤麻呂」という模様が出てたので
最終的には家の者も家臣もこれを懺悔して
この仔牛を人々に示して、見世物にしたんだってサ。
江戸時代や明治時代の見世物に
お経の文字が背中にクッキリ出てる牛とか馬とかいうのがあって、
実際は、某薬品とかをつかって字を書いて浮き上がらせてたダケなのですが、
こちらの赤麻呂さん。
モロに名前が背中に出た、ってのは少々マユツバかも知れんネー。ハァ。
返却期限はまもろうネ。「おおとものあかまろ」さんです。

武蔵の国、多摩の大領だった大伴赤麻呂(おおとものあかまろ)が
死後に畜生道に転生して、仔牛になっちゃった、というもの。
生前に寺院から借りたものをちゃんと返却しなかったのが、
畜生道へ転生した原因、と寺院は鑑定したそうな。
『日本霊異記』などにあるもので、
背中にくっきり「大伴赤麻呂」という模様が出てたので
最終的には家の者も家臣もこれを懺悔して
この仔牛を人々に示して、見世物にしたんだってサ。
江戸時代や明治時代の見世物に
お経の文字が背中にクッキリ出てる牛とか馬とかいうのがあって、
実際は、某薬品とかをつかって字を書いて浮き上がらせてたダケなのですが、
こちらの赤麻呂さん。
モロに名前が背中に出た、ってのは少々マユツバかも知れんネー。ハァ。
PR
2010年11月の「和漢百魅缶」、いよいよの千穐楽は、
火曜日なので、「かよう」さんです。

漢のころ予章(よしょう)郡の太守だった賈雍(かよう)が
界(くにざかい)に出没して往来の人々を襲っていた悪い賊を
太守としては見過ごせぬ、ということで退治しにいったものの、
あっさり、賊どものオフェンスにおされまくって、
「返り討ちじゃ」と閃いた賊の刃にお首がポトリ。
ああ、太守さま、ここにその命の花を散らせけり。
――と、おもいきや。
賈雍は首が無いままの体をぐるりと動かしだして
乗ってた馬に鞭声ペシペシ。ひづめを鳴らせてやかたに帰還。
おどろいたのは家臣たちやら郡の役人たち。
太守さまが戻ってきたものの、
血まみれだわ、目鼻口のあるべきところは無いわ、
どうみても、死体なのにしゃべりかけてくるわで、大騒ぎ。
すると賈雍は家臣たちに
「諸君みるに頭のあるが佳いか、頭のないが佳いか?」
とたずね、家臣たちが
「頭のある殿様が佳うございます」
というと
「ふむ頭のないもまた佳いものぞ」
と述べて、そのままサッと死んじゃったんだトカ。
なんとも不思議な太守さまの最期でござる。
火曜日なので、「かよう」さんです。

漢のころ予章(よしょう)郡の太守だった賈雍(かよう)が
界(くにざかい)に出没して往来の人々を襲っていた悪い賊を
太守としては見過ごせぬ、ということで退治しにいったものの、
あっさり、賊どものオフェンスにおされまくって、
「返り討ちじゃ」と閃いた賊の刃にお首がポトリ。
ああ、太守さま、ここにその命の花を散らせけり。
――と、おもいきや。
賈雍は首が無いままの体をぐるりと動かしだして
乗ってた馬に鞭声ペシペシ。ひづめを鳴らせてやかたに帰還。
おどろいたのは家臣たちやら郡の役人たち。
太守さまが戻ってきたものの、
血まみれだわ、目鼻口のあるべきところは無いわ、
どうみても、死体なのにしゃべりかけてくるわで、大騒ぎ。
すると賈雍は家臣たちに
「諸君みるに頭のあるが佳いか、頭のないが佳いか?」
とたずね、家臣たちが
「頭のある殿様が佳うございます」
というと
「ふむ頭のないもまた佳いものぞ」
と述べて、そのままサッと死んじゃったんだトカ。
なんとも不思議な太守さまの最期でござる。
本日の「和漢百魅缶」へのアップは、
武将でござらぬ。野獣でござる。「ばちょう」さんです。

『山海経』の中山経にあるもので、玄扈山(げんこさん)に居るというもの。
どうやら川の中とかにいる?らしいのですが、
実際のところ、「馬腸」というのは、
ひとを襲って食べたりするという別の獣、「馬腹」というものと
同じようなものなり、という意見が古くから出ていて、
ケッキョクノトコロ、よくわかってないおかたです。
とりあへず、和漢百魅缶では、『山海経箋疏』などに出てる
「馬腹とおなじョ」という意見にのっとって、人面獣躯な「馬腹」っポイ絵を
採りいれているのですが、いっそのこと、
「だっちょ」みたいなのでもヨカッタかな。とも思ってる午後10時。
武将でござらぬ。野獣でござる。「ばちょう」さんです。

『山海経』の中山経にあるもので、玄扈山(げんこさん)に居るというもの。
どうやら川の中とかにいる?らしいのですが、
実際のところ、「馬腸」というのは、
ひとを襲って食べたりするという別の獣、「馬腹」というものと
同じようなものなり、という意見が古くから出ていて、
ケッキョクノトコロ、よくわかってないおかたです。
とりあへず、和漢百魅缶では、『山海経箋疏』などに出てる
「馬腹とおなじョ」という意見にのっとって、人面獣躯な「馬腹」っポイ絵を
採りいれているのですが、いっそのこと、
「だっちょ」みたいなのでもヨカッタかな。とも思ってる午後10時。
本日の「和漢百魅缶」へのアップは、収穫への感謝な祭りも過ぎた頃に、
こういうものをニョキニョッキ。「またののごろうのやかた」さんです。

源平ごろの武士のひとり俣野五郎景久(またののごろうかげひさ)の
館が建っていた、という土地につたわる言い伝えで、
ここに立ち入ったり、寝ころんだりするとよくない事がまきおこったり、
ここを耕して何か作物をまいたりしてもろくな収穫がえられなかったり、
いろいろと踏み込むのはヨロシクナイ土地である、そっとしときましょ、
という事で、その館跡はぞうりも鍬鋤も入らなかったというそうじゃ。
こういうものをニョキニョッキ。「またののごろうのやかた」さんです。

源平ごろの武士のひとり俣野五郎景久(またののごろうかげひさ)の
館が建っていた、という土地につたわる言い伝えで、
ここに立ち入ったり、寝ころんだりするとよくない事がまきおこったり、
ここを耕して何か作物をまいたりしてもろくな収穫がえられなかったり、
いろいろと踏み込むのはヨロシクナイ土地である、そっとしときましょ、
という事で、その館跡はぞうりも鍬鋤も入らなかったというそうじゃ。
本日の「和漢百魅缶」へのアップは、ちょっと名前が
ながいおかたじゃ。「からたちやまのあおだいしょう」さんです。

下総の国の結城郡あたりにあるわらべうたに出て来るもので、
水屋のおかみさん(あるいは水汲みの娘)のイノチを取った、という
とってもサスペンスなおかた。
巨大ダとか、猛毒ノ持チ主ダとか、多頭デ飛行デ火ヲ吹クゼとか、
いったものはないのですが、歌の中で「命を取った」っという文句が
出て来るのでミョーにおっかない存在として子供衆には思われてたみたいデス。
ながいおかたじゃ。「からたちやまのあおだいしょう」さんです。

下総の国の結城郡あたりにあるわらべうたに出て来るもので、
水屋のおかみさん(あるいは水汲みの娘)のイノチを取った、という
とってもサスペンスなおかた。
巨大ダとか、猛毒ノ持チ主ダとか、多頭デ飛行デ火ヲ吹クゼとか、
いったものはないのですが、歌の中で「命を取った」っという文句が
出て来るのでミョーにおっかない存在として子供衆には思われてたみたいデス。
じゃーっと参りましょう、本日の「和漢百魅缶」へのアップは、
影が歩くはやっぱり不吉。「ほりのばけもの」さんです。

『諸国百物語』などにある話に出て来るもので、
森家(森蘭丸、とかの森さん)の屋敷の堀からときどき
稚児のかたちや、被衣をかぶった女のすがたをした
なんだかよくわかんない影みたいなものが出て来て、
夜の屋敷のなかをとぼとぼうろうろ歩いたりしていた、というもので
ふしぎなものだ、しょうたいふめいだ、と近習たちが話し合っていたら
それから時がたって一年後ぐらいに森の殿様が亡くなった、という話。
つまり、妙なものが屋敷に出るのは、不吉なきざし、
という大陸の昔話にある型にしたがった展開のおはなしで、
じっさい、この影みたいなものがなんだったのかが
ぜんぜんワケわからないのも、実に大味で大陸てき。
影が歩くはやっぱり不吉。「ほりのばけもの」さんです。

『諸国百物語』などにある話に出て来るもので、
森家(森蘭丸、とかの森さん)の屋敷の堀からときどき
稚児のかたちや、被衣をかぶった女のすがたをした
なんだかよくわかんない影みたいなものが出て来て、
夜の屋敷のなかをとぼとぼうろうろ歩いたりしていた、というもので
ふしぎなものだ、しょうたいふめいだ、と近習たちが話し合っていたら
それから時がたって一年後ぐらいに森の殿様が亡くなった、という話。
つまり、妙なものが屋敷に出るのは、不吉なきざし、
という大陸の昔話にある型にしたがった展開のおはなしで、
じっさい、この影みたいなものがなんだったのかが
ぜんぜんワケわからないのも、実に大味で大陸てき。
プロフィール
■雅号
氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
■ホームページ
■職業
イラストレーター
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
カテゴリー
最新記事
(03/20)
(03/19)
(03/18)
(03/17)
(03/16)
最新コメント
[01/24 دکوراسیون منزل]
[11/29 NONAME]
[05/08 100]
[01/13 佐藤]
[01/05 ひょ―せん]
アーカイブ
新・妖怪党 部署一覧
Logo:Cyusonzi Ryunosuke
Design:O-Onigami Georgenomikoto
2008 新・妖怪党
Logo:Koorintei Hyousen
YoukaitoLogo:Cyusonzi Ryunosuke
Design:O-Onigami Georgenomikoto
2008 新・妖怪党
Logo:Koorintei Hyousen
YoukaitoLogo:Cyusonzi Ryunosuke
Design:O-Onigami Georgenomikoto
2008 新・妖怪党
Logo:Koorintei Hyousen
YoukaitoLogo:Cyusonzi Ryunosuke
Design:O-Onigami Georgenomikoto
2008 新・妖怪党
最新トラックバック
フリーエリア





