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氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
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どどんーんと「和漢百魅缶」今月の21体目のおかたさまは、
どどんどーんと、時事に波乗り致しまして、「かいち」さんです。

例の【裁判員制度】が本日から開始されましたので、
やっぱり、こういう日付を記念して、司法にまつわるこの方を
アップせにゃーいかんでしょう、と

かなりかなり前からスタンバイしておりましたので
やっとこさアップ出来たョ、という感慨で一杯でございます。グサリ。
 
かいち 解豸

「裁判員制度」ってカタカナで「サイバンインセイド」って書くと
なんだかハイカラなバンドエイドみたいでカッコイイね。グサリ。
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さて今月の「和漢百魅缶」20体目のおかたは、
デジタルではなく完全たるアナログ放映、「しょうせき」さんです。

チョット離れたところのものやひとの影像が
独特の光の屈折と反射によって映ったりする、という
俗に言われる「かがみいし」のひとつなのが本日のストーンさん。

しょうせき 照石

この画のような状況では、多分映り込まないと想いますがネ(ニガワライ)
――まぁ、そこいらへんは画の上の虚像という事でお流し召され。ご看官。
なぜか知りませんが、夢の中でのアダ名が「ゲタ」でした。
――などといったあだしごとはさておきまして、
今月の「和漢百魅缶」19体目のおばけさんは、
おぺんぺんの仲間なオリジナルさんの中より、「こはくしせい」さんです。

オリジナルさんの中でも、コチラは名前が全部「音読み」な漢語で構成されて
おりますことからボンヤリ推察できます(?)ごとく
【大陸シリーズ】とでもいうべき、中華の文物をモチーフにしたもののひとつで

こはくしせい 琥珀詞精

「琥珀詞」あるいは「火不思」と呼ばれている弦楽器を
つくもがみ素材(呵)にしちゃっております。
なまえがカッチョイイですよね。字面も音も。
さて、今月の「和漢百魅缶」18体目、総番1717番目のおばけさんは、
あんまりナップザツクしたくは無いですナ。「やくしょい」さんです。

よくいう「災厄」とか「厄」とかいうものが
ポチョっと人の背中に乗って取り憑いちゃうコトを呼んだもの。
マスクとか、うがいとかでは避けられませんが、
健康で元気な生活の人や、やたらとイキイキしてる人には
こういったものは近寄らない。――という俗語は、東西問わずありますようで。
 
やくしょい 厄背負

デザインの形状としてましては、だいぶ前にアップした「じゃみ」とかと
同じラインの造型の系譜がまじっております
…などと申しますとナンダカ、「らん」とか「おもと」とかの品種改良みたいですが(笑)
本日の関東は、海風がとてつも無く強すぎたにも関わらず
ご来駕くださりまして誠にありがとうございました。
――と、本日の例のイベントへの御礼を吹きつつ今月の「和漢百魅缶」17体目は
冷却があれば加熱もあるんです、という事で「しんねつき」さんです。

先日の「背冷鬼」は扇で風を人に送り続けて体を悪くさせるものでしたが
コチラは火鉢みたいなものを寝ている人にジーリジーリあてて体内の熱を
過剰にして損なわせる、というもの。
 
しんねつき 身熱鬼

「背冷鬼」さんの扇パタパタよりも実際に発生する率は少ないですが
やっぱり、暖房にあたり過ぎっても体には毒ですから、
現代人には逆のイマシメを説いているような気もしたりしなかったり。こもごも。
サテサテジャリジャリ、今月の「和漢百魅缶」16体目のおばけさんは、
「き」の字を「鬼」じゃなくて「期」にすると冬っポイです。「はいれいき」さんです。

結構数多く「百魅缶」にも詰め込まれている
【ひとに病気をもたらしてくる】おばけさんのおひとつです。

扇でひと晩中、パタパタあおがれれば体が悪くなるのは当然です。
クーラー党のみなさま、今夏もお気をつけめされ。
 
はいれいき 背冷鬼

扇をブワッとかかげてる、という姿勢を描くときは、
平清盛がお日様を呼び戻してる時の型になっちゃいますナ、なぜか。(古風)
←あさっての準備にジタバッタンな最中の「和漢百魅缶」今月の15体目は
アシでゴハンは食べていません。「あしかきばばあ」さんです。

橋の下から出て来て人の足をコチョコチョとかいてくるというおばけさんで、
系統としては、あの「すねこすり」とかにも近い感じのお方です。

あしかきばばあ 足掻婆

「足を掻く」ので「足掻婆」と――見出しの用字としたワケですが、
パッと見はドウシテも、「あがきばばあ」って読めちゃいますよネ。むむむ。
今月の「和漢百魅缶」14体目のおかたさまは、
どぅーゆーらいく?「だいこうぶつ」さんです。

妙な産物もりだくさんな国々をとびめぐる
『夢想兵衛胡蝶物語』のうちの、色欲国にてアガメラレている仏尊で、
はやいはなしが「だいぶつ」さまを「好」きモノにしたもの。
 
だいこうぶつ 大好仏 

チョット、エキゾチズムな口覆いをかけちゃったりして、
異国風味をホンのちょぴーり加算デス。
皐月もそろそろなかばです、「和漢百魅缶」13体目のおかたは、
数百ワットのうろこです。「ひかりだい」さんです。

見た目も味も鯛の鯛も、まったくもって普通と変わらないけども、
ただひとつ、突然に激しくピカピカ光り輝きだすという奇妙点な鯛さんが、
本日のおばけさんでございます。
 
ひかりだい 光り鯛

『奇々怪界』ってゲームに「走り鯛(はしりたい)」っていう名前の
脚が生えた鯛の妖怪がおりますが、「ひかりだい」っていう名前を打ち込んでいると
何割かの率でウッカリ「ひかりたい」と打ち間違えをしそうで怖いです。ピッカーン。
パンジャラキンキラコン、今月の「和漢百魅缶」12体目は、
狐狸のたぐいはオイルがオスキ、「むじなおんな」さんです。

油屋さんの戸をたたき、中のひとを呼んで入り込み、
商売ものをペロペロピチャクチャ失敬いたすというもので、
女のコの姿をしてやって来たそうでございます。
 
むじなおんな 狢女

日本のおばけの仲間には、「ろくろ首」や「ばけねこ」を筆頭に
やたらと「油」をなめるものが多いですナ。意外と高カロリーなのネ。
さあてさあて今月の「和漢百魅缶」11体目のおばけさんは
オリジナルさんの中から、ポポンと一羽、「まちばかり」さんです。
 
音の響きやリズムから名前を設定しておりますので、
「かり」という音に「雁」という鳥の漢字を当て嵌めて、
ソレラシ~クめかしこんでおりますが、見てのごとく
ぜんッぜん、雁の姿かたちはなしておりません。アシカラズ。(苦笑)

まちばかり 待羽雁

そういえば、過日、画材やらなにやらを買いに行った帰りに
格安のお値段で岩波文庫の『ガリヴァー旅行記』をゲッチュー致しました。
これでいつでもどこでもヤフーさんの国の場面が読めます。にへ。
さて今月の「和漢百魅缶」10体目のおばけさんは、
若い娘が、ドッキン。「こしゅう」さんです。

水族の間に伝わる霊鬼のひとりで、
嫁入り前の婦女子に取り憑いては、アブナイことに誘引するという
少年課のおまわりさん泣かせなお方。
 
こしゅう 姑秀

大陸のおばけさんですから、やっぱり本体に使用するテーマカラーは
桃色より黄色になっちゃいますな。うッふん。
プロフィール
■雅号
氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
■職業
イラストレーター
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
■自己紹介
ちッちゃかわいいキャラや、ドット絵、ゲーム系のイラスト、妖怪、和物など多岐色々に描いたり、紙もの、立体もの、デザインものなどなどグッズを造ったりしております。

■ PIXIV
■ instagram
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2019年5月より、Tシャツトリニティでシャツを展開させてます。


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