氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
4月のはじまりの「和漢百魅缶」へのアップは、
「やまたのおろちのしっぽ」さんです。
![やまたのおろちのしっぽ 八岐大蛇の尻尾](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/65b15eed6c7c3941d4c642540d329365/1680330074)
これが落ちて来た結果、豊作がおとずれたので
1月8日に行われる八日座祭り(しりふり祭)がはじまった
と由来づけられてます。
「やまたのおろちのしっぽ」さんです。
筑前の国の井手浦に伝わるもので、
むかし塔ヶ峰にいた「やまたのおろち」を「すさのお」が退治して、
そのとき斬り放たれたしっぽが、
井手浦の山田の森に飛んで落ちて来たとされてます。
むかし塔ヶ峰にいた「やまたのおろち」を「すさのお」が退治して、
そのとき斬り放たれたしっぽが、
井手浦の山田の森に飛んで落ちて来たとされてます。
これが落ちて来た結果、豊作がおとずれたので
1月8日に行われる八日座祭り(しりふり祭)がはじまった
と由来づけられてます。
山田の森は、しっぽの落下地点だとされることから
「やまだ」と呼ばれると語られてました。
また、 すさのおがおろち退治をしたとき、この地のひとびとが
射手としてたすけたので「射手」が「井手浦」の語源になった
とも結び付けられてたソウナ。
「やまだ」と呼ばれると語られてました。
また、 すさのおがおろち退治をしたとき、この地のひとびとが
射手としてたすけたので「射手」が「井手浦」の語源になった
とも結び付けられてたソウナ。
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ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
おもちの音。「なんじょうのおと」さんです。
![なんじょうのおと 杵の音](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/65b15eed6c7c3941d4c642540d329365/1680155991)
おもちの音。「なんじょうのおと」さんです。
「四十九日の餅」を搗く音のこと。
筑前の国の遠賀郡などでは、
お餅づくりをするために、この音を家の者が立てると共に
家から亡くなったひとのたましいは離れるといわれてました。
筑前の国の遠賀郡などでは、
お餅づくりをするために、この音を家の者が立てると共に
家から亡くなったひとのたましいは離れるといわれてました。
「なんじょう」はお餅を搗く「杵」の呼び方として筑州や長州にみられることば。
土佐の「しじゅうくにちのもち」(四十九日の餅)の例なども参照。
土佐の「しじゅうくにちのもち」(四十九日の餅)の例なども参照。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
最強画家。「よきえのどうじ」さんです。
![よきえのどうじ 能画の童子](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/65b15eed6c7c3941d4c642540d329365/1679803548)
最強画家。「よきえのどうじ」さんです。
どんな絵でもすばらしく美しく描くことの出来るというふしぎな子供。
むかし紀伊の国の和歌浦に桑山玉洲(くわやまぎょくしゅう)という
天下にならびないと噂される絶世の画家がおり、名声を誇ってました。
ある日、美しい子供が家にやって来て「それがしの絵は汝よりもすぐれたり」
と挑戦して来たので、玉洲は山水画で勝負をしたのですが、
見事な出来に敗北してしまいました。
天下にならびないと噂される絶世の画家がおり、名声を誇ってました。
ある日、美しい子供が家にやって来て「それがしの絵は汝よりもすぐれたり」
と挑戦して来たので、玉洲は山水画で勝負をしたのですが、
見事な出来に敗北してしまいました。
くやしさから玉洲が相手の絵を破り散らしたところ、
絵も童子のすがたも消え去り、
玉洲はその後は狂人になってしんでしまったソウナ。
絵も童子のすがたも消え去り、
玉洲はその後は狂人になってしんでしまったソウナ。
宮負定雄『奇談雑史』(巻7)に収められてるはなしで、
この童子は愚賓(ぐひん)か幽界の者だったのだろうとされてます。
桑山玉洲は実在した紀州の画家ですが、
はなしは文化年間のころとしてあり、付会されたもののようです。
この童子は愚賓(ぐひん)か幽界の者だったのだろうとされてます。
桑山玉洲は実在した紀州の画家ですが、
はなしは文化年間のころとしてあり、付会されたもののようです。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
もじゃもじゃ。「こじまがわらのひげおとこ」さんです。
![こじまがわらのひげおとこ 小島磧のひげ男](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/65b15eed6c7c3941d4c642540d329365/1679551505)
もじゃもじゃ。「こじまがわらのひげおとこ」さんです。
紀伊の国の有田郡にいたという毛むくじゃらなもので、
こわがられてたといいます。
狸が化けてるものだとも語られてたようです。
こわがられてたといいます。
狸が化けてるものだとも語られてたようです。
酒瓶をぶらさげて、酒屋にお酒を買いに来たりもしたそうで、
差し出してた腕がものすごい毛だらけだったので
「ひげおとこだ!!」と気づいたなどのはなしがあるようです。
差し出してた腕がものすごい毛だらけだったので
「ひげおとこだ!!」と気づいたなどのはなしがあるようです。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
大つち小つちウォーター。「つちちゅうのみず」さんです。
![つちちゅうのみず 槌中の水](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/65b15eed6c7c3941d4c642540d329365/1679461634)
大つち小つちウォーター。「つちちゅうのみず」さんです。
暦のうえの「おおつち」(大土・大槌)「こつち」(小土・小槌)の期間に
お産があったとき、水をそのまま産湯(うぶゆ)などに用いるとよくないとされてました。
お産があったとき、水をそのまま産湯(うぶゆ)などに用いるとよくないとされてました。
つちの期間に入る以前に「槌前の水」を溜めといて、
それをまぜた水で産湯をつくらないと
赤ちゃんにとってよくないと考えられてたようです。
それをまぜた水で産湯をつくらないと
赤ちゃんにとってよくないと考えられてたようです。
「おおつち」は庚午から丙子の7日間、「こつち」は戊寅~甲申までの7日間で、
だいたい年に6回ぐらいやって来ます。「つちにかかるこ」(槌にかかる子)などのように、
つちの期間中は金神が動いてる悪日で、生まれた子は短命になるなどと言われてました。
だいたい年に6回ぐらいやって来ます。「つちにかかるこ」(槌にかかる子)などのように、
つちの期間中は金神が動いてる悪日で、生まれた子は短命になるなどと言われてました。
プロフィール
■雅号
氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
■ホームページ
■職業
イラストレーター
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
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