氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
因幡の「おいたるうさぎ」さんです。

因幡の国の高草郡の名前の由来として、
竹がいっぱい生えてた(竹草が高草になった)という部分が出て来ており、
そこに結びつけられてます。
蒲(がま)の穂での癒し方を「おおなむち」(おおくにぬし)から教わる部分はおなじですが、
八十神たちは出て来ません。
因幡の「おいたるうさぎ」さんです。
おおむかし、因幡の国にあった竹の林にいたという兎(うさぎ)で、
あるとき天下が大洪水になって竹林もすべて流されてしまい、
流れ着いた島から帰って来るために、「わに」たちをだまして背中を渡って来ましたが、
終わり間際に調子にのって「わに」たちをあざけったので、
皮をはがれてしまいましたソウナ。
あるとき天下が大洪水になって竹林もすべて流されてしまい、
流れ着いた島から帰って来るために、「わに」たちをだまして背中を渡って来ましたが、
終わり間際に調子にのって「わに」たちをあざけったので、
皮をはがれてしまいましたソウナ。
『塵袋』などに引かれてる『因幡記』(因幡風土記の一部かと思われる散逸書)の
文に出て来る「いなばのしろうさぎ」なはなしに出て来る兎。
文に出て来る「いなばのしろうさぎ」なはなしに出て来る兎。
因幡の国の高草郡の名前の由来として、
竹がいっぱい生えてた(竹草が高草になった)という部分が出て来ており、
そこに結びつけられてます。
蒲(がま)の穂での癒し方を「おおなむち」(おおくにぬし)から教わる部分はおなじですが、
八十神たちは出て来ません。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
フルーツ収集ご献上。「こう」さんです。

フルーツ収集ご献上。「こう」さんです。
山からすっかり食べ物(山菓)が無くなってしまったが、
立派な梵志には山にいつづけてもらいたい――と、願った獣たちのひとりで、
別の山から食べ物になりそうな果物をなんとか持ってきた猴(さる)。
立派な梵志には山にいつづけてもらいたい――と、願った獣たちのひとりで、
別の山から食べ物になりそうな果物をなんとか持ってきた猴(さる)。
その後の「とおう」(兎王)の行動に、こころを動かされた神仏によって
梵志と獣たちはまもられ、共に山で暮らしつづけました。
梵志と獣たちはまもられ、共に山で暮らしつづけました。
この猴はその後、秋鷺子(舍利弗)として生まれたとされます。
『六度集経』などで書かれるはなしに登場する複数の獣たちのうちの1匹。 ほかに山にいた獣たちには
「こ」(きつね)、「だつ」(かわうそ)などがおり、
かれらもそれぞれ捧げ物を持って来ました。
「こ」(きつね)、「だつ」(かわうそ)などがおり、
かれらもそれぞれ捧げ物を持って来ました。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
火のなかに入っても燃えなかったほうの、「とおう」さんです。

火のなかに入っても燃えなかったほうの、「とおう」さんです。
山からすっかり食べ物(山菓)が無くなってしまったが、
立派な梵志には山にいつづけてもらいたい――と、願った獣たちのひとりで、
食べ物として自らの身を捧げようと、火に飛び込んだ兎(うさぎ)。
立派な梵志には山にいつづけてもらいたい――と、願った獣たちのひとりで、
食べ物として自らの身を捧げようと、火に飛び込んだ兎(うさぎ)。
その徳のある行動のためか、兎の体は火に燃えることはなく、
これにこころを動かされた神仏によって
梵志と獣たちはまもられ、共に山で暮らしつづけました。
これにこころを動かされた神仏によって
梵志と獣たちはまもられ、共に山で暮らしつづけました。
兎王はその後、釈迦として生まれたとされます。
ほかに山にいた獣たちには
「こ」(きつね)、「だつ」(かわうそ)、「こう」(さる)がおり、
かれらもそれぞれ捧げ物を持って来ました。
「こ」(きつね)、「だつ」(かわうそ)、「こう」(さる)がおり、
かれらもそれぞれ捧げ物を持って来ました。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
薪をいっぱい。「にひゃくごじゅうさんじゅしん」さんです。

薪をいっぱい。「にひゃくごじゅうさんじゅしん」さんです。
一切智光明仙人に兎王(とおう)が身を捧げるときに、
香薪(こうしん)を集め積んで火をたいてくれた山樹神(さんじゅしん)たち。
香薪(こうしん)を集め積んで火をたいてくれた山樹神(さんじゅしん)たち。
その後、この250体の山樹神たちは
二百五十比丘(にひゃくごじゅうびく)として生まれたとされます。
二百五十比丘(にひゃくごじゅうびく)として生まれたとされます。
『一切智光明仙人慈心因縁不食肉経』などで書かれる系統の
兎王(仙人のために火の中に身を投じて自らの肉を捧げた兎たちの王)のはなしに登場する
多くの山樹神(山神・樹神)たち。
兎王(仙人のために火の中に身を投じて自らの肉を捧げた兎たちの王)のはなしに登場する
多くの山樹神(山神・樹神)たち。
「ごひゃくびゃくと」(五百白兎)も同様に後に比丘になったとされます。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
ありがたさを拡大。「せんこくおう」さんです。

ありがたさを拡大。「せんこくおう」さんです。
飢える寸前だった一切智光明仙人に
兎王(とおう)が身を捧げたことに天が感じて発生した
まばゆい光を見て、四方各地からあつまって来た多数の人々の国の王たち。
兎王(とおう)が身を捧げたことに天が感じて発生した
まばゆい光を見て、四方各地からあつまって来た多数の人々の国の王たち。
何かすごいことが起こってるとあつまって来た諸人たちは、
兎王と仙人のことを知ってその教えをそれぞれ国に持ち帰り、
その国々の千の国王たちが後にそれぞれ千菩薩(せんぼさつ)となったとされます。
兎王と仙人のことを知ってその教えをそれぞれ国に持ち帰り、
その国々の千の国王たちが後にそれぞれ千菩薩(せんぼさつ)となったとされます。
『一切智光明仙人慈心因縁不食肉経』に登場するもの。
「ごひゃくびゃくと」(五百白兎)らと共に、仏として生じたことが書かれてます。
『法華直談鈔』では「せんくようしょにん」(千供養諸人)がこの役割にあたります。
「ごひゃくびゃくと」(五百白兎)らと共に、仏として生じたことが書かれてます。
『法華直談鈔』では「せんくようしょにん」(千供養諸人)がこの役割にあたります。
プロフィール
■雅号
氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
■ホームページ
■職業
イラストレーター
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
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