氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
「妖界東西新聞」で追悼のニュースをアップするごとに
アクターやクリエイターが、年表の中に息吹をうずめてしまうのですが、
先日急逝の報が響いて来た 藤田まこと さんは
「はぐれ刑事」をリアルタイムで見ていたこと、プラス、
さんざんCSで映画を観まくってた頃に、森繁先生と並んで
その出演なさっていた喜劇映画を随分と観ていただけあって
ふかくご冥福を祈らざるを得ません。
現代ものな喜劇(『クレイジーだよ奇想天外』とか)での演技も
もちろん十分にたのしんだりしていましたが
やっぱり、もって生まれた時代もの好きがワザワイ(?)してか
『てなもんや三度笠』がイチバン好きな喜劇作品でした。
それがため、追悼のイラストの扮装は
「てなもんや」にさせていただきました。
まぁ、『てなもんや三度笠』がイイ! と豪語したところで
映画版の「幽霊道中」と「東海道」の2作と、5枚組のDVD(2002年)しか
実際にディスプレイで拝めたことはないのですが…ね。
でも、本筋の硬派な時代劇があって、
それとは並行するかたちで存在していた
喜劇な時代劇の映画作品をシッカリ観れる機会に
ぽこっと遭遇できたことはうれしい事でした。
演劇とかマンガとかゲームとかには、
幾分かその流れが残っているのですが、
映画やテレビでは、こういった喜劇な時代劇が
「ごく自然」に作られることが、いまは、ほっとんど、絶滅状態なので、
(映画の放送を観た! っていう起爆点が無い限りDVDまでは買わなかったと思う
本とかを見てタイトルは知ってたけど、観られるものと思ってなかった)
喜劇映画の耽溺のせいで、60~70年代な映画のオープニングの
配役とかスタッフとかのテロップが出るあたりの映像(イラストや動画)や
雰囲気にハマりまくっているのですが、
映画版の『てなもんや幽霊道中』のオープニングの
アニメが、かわいくて、たまりません。
黙祷。
……………………………………
■ 余録
「京都殺人案内」のシリーズも、
藤田さんの逝去と共にこの前製作された 32 が最終作になるそうで、
遠藤太津朗さんとのあのヤリトリも、もう新しいのが作れないと思うと
かさねて残念。あぁぅ。
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氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
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