氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
5月7日に
連続興行で「和漢百魅缶」アップをしたかたがたの
一束まとめでござい。
(「いっそく」って変換しようとすると出ないな……ぶつぶつ)
アップの順番をじーっと見ていた方のなかには
ナントナクきづいてた方がいたかも知れませんけど、
例によって、例ノゴトク、『蒙求』(もうぎゅう)っぽく
関連性のある一対ごとに並ばせてアップをしたので、
そんなところに触れつつ、ズラーーーーーーーーーーーーーっと。
▼くびばかりのばけもの/ななつくび
連続興行のはじまり、首位にスタートということで、首なおばけの対幅。
首ばかりのばけものは『古今百物語』にある挿絵をリデザインしました。もとも結構とぼけた図。
▼てんぐづか/みのおさんのてんぐ
首の真上は鼻の下、ということで、天狗にまつわるものの対幅。
箕面山の天狗は撃たれたときのキズを人間に化けて有馬温泉に湯治しにいったりしてます。
▼こんごういんのあし/なまくびさがり
盛者必衰のことわりをあらわす。あがったらさがれ、ということでぶらぶら下がる対幅。
金剛院の足は、江戸の本所とか番町に伝わる「足洗いやしき」そのまんまなお仲間。
▼かぼちゃのへび/しょうがのによいごえ
ぶらぶらさがるはカボチャの実、とつながったところから、ベジタボー!な対幅。
ショウガだいすき!ジンジャーエールだいすき!ガリだいすき!
▼ぎょふくのかがみ/しせき
たべたら入るよお腹の中へ。ということでお腹の中から目撃ドキュンな対幅。
『稽神録』に載ってる紫石の取得者・陳さんは、孫が酔っ払って石を割っちゃって斜陽しました。
▼よはちのよめ/おにのあぶら
お腹の中には鬼が居る。(節分のときよく言われるコトヴァ)つづくテーマは鬼!でこんな対幅。
与八の嫁っていう呼び名は、なかなかもって妙に味のある呼び名。
▼たいとうがはなのばけもの/しらんばがたけのねこ
鬼はたびたび化けますドロロン。ということで、海と山の、人間に化けるおばけでこんな対幅。
大唐が鼻の化物は「あやかし」って紹介される時が多いけど、読んでみたらそうでもなかった。
▼なうなう/そりかえし
中入り休憩なコーナー。オリジナルさんのなかからの対幅。
チャットで話題が出たせいで、ついに最近の「なうなう」が加入してしまった。
▼ほいほいどん/よびさか
人間に化けるおばけは、ひとに呼びかけてきます、ということで人を呼ぶかたがたを対幅。
呼坂に出て来る左近将監は、神社を焼き討ちしたりしたのが原因で罰があたったんだとか。
▼ごかんのたゆうきゅうのあつがり/ほぐちなわ
じゃあさー、声を使わず人を呼ぶ方法は? 煙火(のろし)。 ということで火に関係ある対幅。
火口縄がのってる『襍土一覧』は、京都の本なので、太夫子国は吉原じゃなくて島原?
▼たておべす/おおやまめ
火の対抗馬は水でござる、ということでスイギョノマジワリ、おフィッシュの対幅。
あ、立蛭子は、魚類じゃなくて哺乳類か…ま、いいや。「たてえぼし」っておばけもこの仲間らしい。
▼おりづめぬき/おはぐろばばあ
魚にお水、おミズは狐(芸者)狸(幇間)というわけで狐と狸をコンポコっと対幅。
お歯黒婆の出現によって、お歯黒シリーズのレパートリーが増えました。
▼がわんばっちょ/コヌプキオトグル
おミズはふわふわ川端やなぎ。川にまつわる対幅でござんす。
がわんばっちょ、って音の響きがとんでもなくパワフル。河童の中では相当パワフル。
▼どうらくじぞう/かめさま
川といえばお地蔵さま。(――このへんから飛躍がとんでもなくなります。
片岡春香センセイもご推薦の百科事典の中に、町のうつりかわりというページがあって
そこに出てくる架空の土地の話の中に川でおぼれた子をまつったお地蔵さんが
過去から現代への土地のうつりかわりをかわらず眺めてるという設定で出て来るのです)
というスペシャルぶっとびによって、お地蔵さん的な信仰対象物の対幅。
▼とうたぬし/げんたぬし
信仰の対象をたよるよりも、自らがそんな対象になっちゃった仙人の対幅。
この藤太主と源太主、浄蔵という坊様が川を渡れず困ってると丸太を山から呼んでくれたとか。
▼けいそくそう/けいそう
男の仙人が集合するところは東王父のところ。ことで東天紅(とーてんこー)な鶏の対幅。
鶏窓は『蒙求』から採った呼び名。リアル対句は簫史の簫に鳳凰が寄ってきたという「簫史鳳台」
▼ようめいかい/ひだるぼう
鶏が鳴きます朝はまず、ごはん食べなきゃ動けません。食べることに関する対幅。
姚明解さん、地獄にいるくせに結構ひんぱんに友達のもとに出て来てます。地獄って実はひま?
▼ほろどぬまのぬし/しょうじんがいけのぬし
「食べる」といえば「飲む」。昔話で人や者をのみ込んじゃう沼や池の主さまの対幅です。
「ほろど沼」ってなかなか思いつかない地名ですね。やっぱり北奥羽にはこういう地名が多い。
連続興行で「和漢百魅缶」アップをしたかたがたの
一束まとめでござい。
(「いっそく」って変換しようとすると出ないな……ぶつぶつ)
アップの順番をじーっと見ていた方のなかには
ナントナクきづいてた方がいたかも知れませんけど、
例によって、例ノゴトク、『蒙求』(もうぎゅう)っぽく
関連性のある一対ごとに並ばせてアップをしたので、
そんなところに触れつつ、ズラーーーーーーーーーーーーーっと。
▼くびばかりのばけもの/ななつくび
連続興行のはじまり、首位にスタートということで、首なおばけの対幅。
首ばかりのばけものは『古今百物語』にある挿絵をリデザインしました。もとも結構とぼけた図。
▼てんぐづか/みのおさんのてんぐ
首の真上は鼻の下、ということで、天狗にまつわるものの対幅。
箕面山の天狗は撃たれたときのキズを人間に化けて有馬温泉に湯治しにいったりしてます。
▼こんごういんのあし/なまくびさがり
盛者必衰のことわりをあらわす。あがったらさがれ、ということでぶらぶら下がる対幅。
金剛院の足は、江戸の本所とか番町に伝わる「足洗いやしき」そのまんまなお仲間。
▼かぼちゃのへび/しょうがのによいごえ
ぶらぶらさがるはカボチャの実、とつながったところから、ベジタボー!な対幅。
ショウガだいすき!ジンジャーエールだいすき!ガリだいすき!
▼ぎょふくのかがみ/しせき
たべたら入るよお腹の中へ。ということでお腹の中から目撃ドキュンな対幅。
『稽神録』に載ってる紫石の取得者・陳さんは、孫が酔っ払って石を割っちゃって斜陽しました。
▼よはちのよめ/おにのあぶら
お腹の中には鬼が居る。(節分のときよく言われるコトヴァ)つづくテーマは鬼!でこんな対幅。
与八の嫁っていう呼び名は、なかなかもって妙に味のある呼び名。
▼たいとうがはなのばけもの/しらんばがたけのねこ
鬼はたびたび化けますドロロン。ということで、海と山の、人間に化けるおばけでこんな対幅。
大唐が鼻の化物は「あやかし」って紹介される時が多いけど、読んでみたらそうでもなかった。
▼なうなう/そりかえし
中入り休憩なコーナー。オリジナルさんのなかからの対幅。
チャットで話題が出たせいで、ついに最近の「なうなう」が加入してしまった。
▼ほいほいどん/よびさか
人間に化けるおばけは、ひとに呼びかけてきます、ということで人を呼ぶかたがたを対幅。
呼坂に出て来る左近将監は、神社を焼き討ちしたりしたのが原因で罰があたったんだとか。
▼ごかんのたゆうきゅうのあつがり/ほぐちなわ
じゃあさー、声を使わず人を呼ぶ方法は? 煙火(のろし)。 ということで火に関係ある対幅。
火口縄がのってる『襍土一覧』は、京都の本なので、太夫子国は吉原じゃなくて島原?
▼たておべす/おおやまめ
火の対抗馬は水でござる、ということでスイギョノマジワリ、おフィッシュの対幅。
あ、立蛭子は、魚類じゃなくて哺乳類か…ま、いいや。「たてえぼし」っておばけもこの仲間らしい。
▼おりづめぬき/おはぐろばばあ
魚にお水、おミズは狐(芸者)狸(幇間)というわけで狐と狸をコンポコっと対幅。
お歯黒婆の出現によって、お歯黒シリーズのレパートリーが増えました。
▼がわんばっちょ/コヌプキオトグル
おミズはふわふわ川端やなぎ。川にまつわる対幅でござんす。
がわんばっちょ、って音の響きがとんでもなくパワフル。河童の中では相当パワフル。
▼どうらくじぞう/かめさま
川といえばお地蔵さま。(――このへんから飛躍がとんでもなくなります。
片岡春香センセイもご推薦の百科事典の中に、町のうつりかわりというページがあって
そこに出てくる架空の土地の話の中に川でおぼれた子をまつったお地蔵さんが
過去から現代への土地のうつりかわりをかわらず眺めてるという設定で出て来るのです)
というスペシャルぶっとびによって、お地蔵さん的な信仰対象物の対幅。
▼とうたぬし/げんたぬし
信仰の対象をたよるよりも、自らがそんな対象になっちゃった仙人の対幅。
この藤太主と源太主、浄蔵という坊様が川を渡れず困ってると丸太を山から呼んでくれたとか。
▼けいそくそう/けいそう
男の仙人が集合するところは東王父のところ。ことで東天紅(とーてんこー)な鶏の対幅。
鶏窓は『蒙求』から採った呼び名。リアル対句は簫史の簫に鳳凰が寄ってきたという「簫史鳳台」
▼ようめいかい/ひだるぼう
鶏が鳴きます朝はまず、ごはん食べなきゃ動けません。食べることに関する対幅。
姚明解さん、地獄にいるくせに結構ひんぱんに友達のもとに出て来てます。地獄って実はひま?
▼ほろどぬまのぬし/しょうじんがいけのぬし
「食べる」といえば「飲む」。昔話で人や者をのみ込んじゃう沼や池の主さまの対幅です。
「ほろど沼」ってなかなか思いつかない地名ですね。やっぱり北奥羽にはこういう地名が多い。
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氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
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まんが描き
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山田の歴史を語る会 同人
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