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氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
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ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
ちちつつちつみつちみずち。「ぢどん」さんです。

"ぢどん/

大隅の国などに分布するかっぱの仲間。
おじどん」や「がらっぱ」とおなじようなものだといいます。



「ぢっどん」とも。最上孝敬は「ち」は
みずちなどの「ち」であると考察をつけてます。
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ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
あとからとぼとぼ。「ついてくるたぬき」さんです。

ついてくるたぬき ついてくる狸

道をひとりで歩いてるときに、うしろから
誰かがついてくるような気配を出したりしてくるもので、
狸が背後からついて来て、やってるのだといいます。


肥後の国の球磨郡などでは、狸たちは
酔ってるひとのあとを好んでついてくるものだとも語られてました。





8月の「和漢百魅缶」へのさいしょのアップは、
ぱくぱくおしゃべり。「しゃべりだま」さんです。

しゃべりだま 喋り玉

口のうまい人間のことばに含まれてる玉で、
なかにはころころ変わる五色のけむりなどが入っており、
相手をうまくまるめこむんだソウナ。



戯文などに見られるもので、「ひとを口でまるめこむ」
などのことばから「玉」や「しゃぼん玉」が導き出されてるようです。



ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
沖にうききの見えつるは。「おきえのごぜん」さんです。

おきえのごぜん 沖江の御前

沖にいる女神さま。
「えびすのごぜん」とは大体おなじような存在です。


九州をはじめ各地の神楽に見られる存在で、
「おきえ」には「沖江」のほかに「沖得」や「沖逢」などの用字もみられます。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
こぶしを食べちゃう人間。「おにのてこぼし」さんです。

おにのてこぼし 鬼の手拳

紅大根(べにだいこん)の輪切りなどのことで、
肥前の国などでは儀式の料理のお膳に
これの膾(なます)をつくって食べることによって
魔除けになるとも言われてたようです。



行事に食べられるものを鬼や魔王の身体の一部とする考え方は、
儀礼の伝書などにあった考え方。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
人間は食べちゃう。「おにのめ」さんです。

おにのめ 鬼の目

金柑(きんかん)のことで、肥前の国などでは
儀式の料理のお膳にこれを添えて、食べることによって
魔除けになるとも言われてたようです。



行事に食べられるものを鬼や魔王の身体の一部とする考え方は、
儀礼の伝書などにあった考え方。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
むむのけ。「ムンゾイ」さんです。

ムンゾイ

人間に取り憑いて、体に不調をもたらしたりするもの。
ユタに頼んでおはらいをしてもらうとよくなるといいます。


喜界島などで言われるもので、「もののけ」などのような感覚。



ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
ご先祖様の乗り物シリーズ。「ぼんばぶちゃ」さんです。

ぼんばぶちゃ 盆ばぶちゃ

大隅の国などでいうもので、あかとんぼなどのこと、
お盆のころになるとやって来る、ほとけさまたちが乗ってる虫なので、
捕ったりするのはよくないとされてました。

「ばぶちゃ」は蜻蛉(とんぼ)のこと。
精霊(祖先の霊)が虫たちに乗ってるという考え方は各地にあるもので、
夏や盆の期間中の殺生を避ける言動のなかでもひろく用いられて来ました。



せろんぼい」(精霊負)などは同様のもの。


ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
浮わついて来る魔物じゃぞ。「ヤブリムヌ」さんです。

ヤブリムヌ

人間に対してわざわいをもたらす魔物・悪魔のこと。


与論島では、お産のときにこれが寄って来ることを防ぐために
刃物を置いたり、砂を蒔いたりして、ヤブリムヌを祓う魔除けをしたといいます。





ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
そよそよさらさら運動。「ばしょうのかげ」さんです。

ばしょうのかげ 芭蕉の陰

あたらしく生まれた赤ちゃんの「ソイ」(胎盤)を
地中に埋めて処理するときに、芭蕉(ばしょう)の陰になる場所に埋めてしまうと、
赤ちゃんが夜泣きをするようになると考えられてました。



与論島などで言われてたもの。
葉っぱがそよそよと動き続ける植物が夜泣きを誘発すると考えられてて、
芭蕉がその代表格として語られます。夜泣きの原因の多くは
「ソイ」の埋め場所が悪いからダとされてたようです。



ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
はぴはぴはにはに。「ほんげほんげ」さんです。

ほんげほんげ

朝、蜘蛛(くも)が上からさがって来たときに
呼びかけるといいと言われてたことばで、
その蜘蛛がこのことばを受けてまた巣に戻って行くことがあれば、
その日の運は良いといいます。


薩摩の国などに伝わる、蜘蛛に関する俗信の一ッ。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
もももの字。「うしのたみのじ」さんです。

うしのたみのじ 牛の民の字

牛に荷物を運ばせてたりしてて、
橋や坂・溝などを牛が怖がって進まなくなってしまったときは
「民」という漢字を牛のひたいに指で書いて、最後の点の1画を
足元に打って、それを踏ませると、怖がらずに進んでくれるようになる
――と言われてたそうです。



うまのぶのじ」(馬の武の字)も同様なおまじないの例。




「民」の最後の点の1画というのは、筆で書かれるときに
大きな右はらいのあと打たれる習慣が一般に存在して来た1画のこと。


プロフィール
■雅号
氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
■職業
イラストレーター
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
■自己紹介
ちッちゃかわいいキャラや、ドット絵、ゲーム系のイラスト、妖怪、和物など多岐色々に描いたり、紙もの、立体もの、デザインものなどなどグッズを造ったりしております。

■ PIXIV
■ instagram
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