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氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
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ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
充舗かーかー。「おみせのからすのむれ」さんです。

おみせのからすのむれ お店の鴉の群れ

お店屋さんの屋根や看板や店先に、信じられないぐらいの量の
鴉(からす)が居たり、うろうろしてたりするというもの。




ただしそのすがたは、
たまたま見えたひとにしか見えてないようで、
お店屋さん自体や、ほとんどのお客さんや往来の人たちには
1羽も見えないんだソウナ。





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ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
どうやって安定してるの。「でんせんのなまくび」さんです。

でんせんのなまくび 電線の生首

夕暮れや早朝など、誰も通ってないような道路の上の電線に、
首のみがポツンと乗ってるのが見えることがあるといったもの。





ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
ずらっと綺麗にならんでる。「ライスカレー」さんです。

ライスカレー

たくさん並んで動いてて、人間を上にのせて、
そのまま運んで行ってくれるというふしぎなもの。




大正ごろのはなしにあるもので、田舎の老人が
そういうふしぎなものがある・乗ったというので
「どういうものだ」と物知りにたずねてみると
「それは食べ物だ」ということになるので実にふしぎになるわけですが、
実のところは、老人が都会に行ったときに乗った(または、親族の体験から耳にした)
「エスカレーター」を覚え間違えて
「ライスカレー」と言ってたダケだったというのが混線のモト。







ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
ニコニコと振られてる手。「じどうしやのなかのて」さんです。


じどうしゃのなかのて 自動車の中の手


自動車の後部座席の窓や、
背面のガラス越しに人間の手が見えるというもの。



車外のひとや、走行中の別の自動車のひとに向かって、
軽やかに手を振ったり、手のひらを握ったり開いたりして、
パッと見は運転手以外の人間が乗ってるように見えるのですが、
いざ近くに寄って確認してみると
運転席にしか人間はいない――んだソウナ。



後ろに誰もいない……とハッキリわかってしまったあと、しばらく間をおいて
再び手や人影が出て来ておどろいた、などのはなしも見られるようです。







ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
かえしてくださいさん。「はをかえして」さんです。

はをかえして 歯を返して

「返してください」などの声などを
えんえん呼び掛けてくるよくわからないもの。




「何も借りてるものはない」と返答しても
「返してください」という声がつづき、最後には
「歯を返して」という声と共に、歯の1本もない
口を大きく開けた存在が出て来て、おどろかせて来ます。



こわい話などで用いられる存在。





ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
ご兄弟。「りゅうじろう」さんです。

りゅうじろう 劉次郎
下野の国の唐沢山城にある「大炊の井戸」を掘ったとされる者。
むかし藤原秀郷(俵藤太)が三上山のおおむかでを退治したあと、
竜宮からお礼にもらった宝物のなかに劉次郎も含まれてたとされます。
りゅうたろう」(劉太郎)はあにじゃ。


ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
井戸づくり。「りゅうたろう」さんです。

りゅうたろう 劉太郎
下野の国の唐沢山城にある「大炊の井戸」を掘ったとされる者。
むかし藤原秀郷(俵藤太)が三上山のおおむかでを退治したあと、
竜宮からお礼にもらった宝物のなかに劉太郎も含まれてたとされます。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
にょっきりある枝。「ゆとうのえだ」さんです。

ゆとうのえだ 湯桶枝

きれいに枝を落としてある太い樹木の幹から、
ちょろっと不釣り合いな細い枝が突然に1本ダケ生えてるもので、
山で働く杣人たちは伐るとよくないことが起こるので、
伐らないようにしてたと言います。



三河の国などで言われてたもの。
孤立して生えてる枝を湯桶(ゆとう)の注ぎ口にみたてた呼び方です。
ちょうしのえだ」(銚子枝)も同様なもの。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
孤立した枝。「ちょうし」さんです。

ちょうしのえだ 銚子枝

きれいに枝を落としてある太い樹木の幹から、ちょろっと
不釣り合いな細い枝が突然に1本ダケ生えてるもので、
山で働く杣人たちは伐るとよくないことが起こるので、
伐らないようにしてたと言います。



信濃の国などで言われてたもの。孤立して生えてる枝を
金属製の銚子(ちょうし)の注ぎ口にみたてた呼び方です。



ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
しとしとざーーざー。「あめふりばな」さんです。

あめふりばな 雨降花

昼顔(ひるがお)の花のことで、
子供がこれを摘んで家に持ち帰ったり、
摘み散らかして遊んでると
「雨が降る」「雨になる」などたしなめられたそうです。





ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
ぴーーーーーーーーーーーぼーーーーぼー。「なりてつびん」さんです。

なりてつびん 鳴鉄瓶

したから火で焚いてないのに、鉄瓶(てつびん)が
沸き立つような大きな音を突然立てたりすること。
家の運がおとろえる前兆で、よくないことだと言われてました。






ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
げどーーーん。「あくまげどう」さんです。

あくまげどう 悪魔外道

人間に悪いわざわいをもたらしてくるものたち、悪魔。



越後の国の魚沼郡の戸沢でおこなわてた
3月の十二講のおまつりで、魔除けの弓が空に向けて射られる際には、
「あくまー、げどーん」と大きな声で叫ぶのが習わしになってました。







プロフィール
■雅号
氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
■職業
イラストレーター
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
■自己紹介
ちッちゃかわいいキャラや、ドット絵、ゲーム系のイラスト、妖怪、和物など多岐色々に描いたり、紙もの、立体もの、デザインものなどなどグッズを造ったりしております。

■ PIXIV
■ instagram
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和漢百魅缶wiki 検索用に。

2019年5月より、Tシャツトリニティでシャツを展開させてます。


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