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氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
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ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
書き損じては裂き喰らう。「ひつじ」さんです。

ひつじ 秘羊

「秘つじ」といったおもむきのもので、
ひめたる恋ゆえになかなか完成しない恋文(こいぶみ)を食べる、
ひつじのようなけもの。




戯文などでみられるもので、ひつじと
「ひみつのこと」「ひめたる恋」などのぬえ合成。
昔の十二支づくしでは羊と紙とに連想がある点から
その生態が「恋文」や「痴話文」に密接につながってます。



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ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
施のこころ。「せだま」さんです。

せだま 施玉

他人へのほどこしのこころをつかさどっている魂の化身。



教訓絵などで描かれてたりすることのある「善玉」や「悪玉」の仲間。
「悪玉」や「貪玉」(どんよくだま)によって叩きのめされてたりもします。




ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
やたらに異国の鸚鵡学。「だいがくし」さんです。

だいがくし 大鰐士

漢字で書くと「大鰐士」あるいは「大鱷士」で
異国の鸚鵡(おうむ)学を習得してるわにたち。




明治前期の戯文などにみられるもの。
「学」と「鰐」のぬえ合成によるもの。
「異国の鸚鵡学」というのは海外の学論をそのまま述べるダケのこと。




ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
天狗ノ高鼻・銀行ノ層閣。「ぎんこうてんぐ」さんです。

ぎんこうてんぐ 銀行天狗

おかねの取引に長けてる天狗たち。
ものすごい高い塔閣が鼻になっちゃってます。



明治前期の戯文などにみられるもので、
天狗の高い鼻と第一国立銀行の屋根の上の高い塔閣のぶぶんを
対比したりしたもの。





ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
山に千年、川に千年の白狐。「にせんのびゃくこ」さんです。

にせんのびゃくこ 二千の白狐

山に千年、川に千年、都合二千年間のあいだ生きた
真っ白いきつねのばけたもので、
ものすごいにおいのする「白狐の屁玉」というのを持ってるなどとも。



明治前期の戯文に出て来るもので、
「化け狐」などの文脈で娼妓などのことについてをくすぐったりしたもの。
「二千」という数字は「にせもの」などと通わせられたりも。




ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
僅かに田畝を肥やすに過ぎず。「うしのほね」さんです。

うしのほね 牛の骨

牛の骨がへんげしたもので、
本来はものすごい玉妃(ぎょくき)になる予定なのですが、
みんなふしぎと失敗して田畑に埋まったり、作物に栄養を与える
はたらきものにしか化けられないといったもの。



明治前期の戯文に見られるもので、
どこだかの馬の骨(芸者)が貴顕に玉の輿して夫人にへんげする、
といったことの対としてつくられてるもの。
骨粉剤(こつふんざい)は廃棄される牛骨から生成される田畑の肥料。





ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
さつま座の大仕掛け。「ひのきぶたい」さんです。

ひのきぶたい 火の気武台

いくさが巻き起こってるところに出没する、
燃えの良い、血の気も多い火たち。



西南戦争などのころの戯文などにも見られるもので、
お芝居で言われる「ひのき舞台」のもじりかえ。







ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
よし原に一挙怪猫とらまえて。「ししきのおおじゅず」さんです。

ししきのおおじゅず 四色大数珠

ぐるぐるじゃらじゃらと
ばけねこたちが連繋されてる数珠(じゅず)。
きもったまを転ぐりがえさせたりするといいます。




明治の戯文に出て来るもので、
違法営業な「ねこ」(芸妓)を大量検挙したりすることについてを
数珠見立てにしたりしたもの。




服部誠一は四色として
阿赤(おあか)阿白(おしろ)阿黒(おくろ)阿斑(おぶち)を設定したりしてます。





ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
おべっかの言は、「ごうもいわつつじ」さんです。

ごうもいわつつじ 豪も云躑躅

おべっかしか言わずに注意をしなかったりする良くない花。



戯文などに出て来るもので、
「毫も言わず」と「いわつつじ」の花のぬえ合成。




ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
ぶつぶつ小言らしき論を「むぎめしいん」さんです。

むぎめしいん 麦飯員

むぎごはんを炊いてるあたまをしたひとたちで、
つねにぶつぶつ小言のようなことを
互いに言いあったりしてるソウナ。




戯文にみられるもので、地方官会議などでの議員を
くすぐったりしたもので、麦飯をたくときの
ぶつぶつぶつぶつ音がしつづけるような会議ダ、
みたいな文脈で用いられてたりした様子。



ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
遠眼鏡は玉子、牛鍋は「もうじゃ」さんです。

もうじゃ 亡者

ぐつぐつと亡者を煮た鍋もので、
大きなたこたち(なまぐさぼうず)がたべたりします。



明治前期の戯文などに見られるもので、
僧侶たちの隠語で「牛鍋」のことを「亡者」と示してたということ
(地獄で鍋で煮られることなどから)を素材にしてるもの。



ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
地獄でただひとり、一度も笑ったことが無い。「わらわぬあおおに」さんです。

わらわぬあおおに 笑わぬ青鬼

地獄にいるというひとりの青鬼で、生まれてから現在まで
ただの一度もわらったことがないという剛胆な鬼。




落語や戯文などにみられるもので、
ひとをわらわせることが得意な者が死んで
地獄へ行くというはなしに出て来ます。



耳うちをするとこの青鬼がわらいだすので
閻魔王が感心してどういう術をつかったのか訊きますが、
そこで「来年の出来事」を具体的にはめこんで構成されたりします。





プロフィール
■雅号
氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
■職業
イラストレーター
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
■自己紹介
ちッちゃかわいいキャラや、ドット絵、ゲーム系のイラスト、妖怪、和物など多岐色々に描いたり、紙もの、立体もの、デザインものなどなどグッズを造ったりしております。

■ PIXIV
■ instagram
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2019年5月より、Tシャツトリニティでシャツを展開させてます。


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