氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアッ プは、
津田利信の屋敷に襲来した狐のつかったおばけの一ッ。
神仏をよそおって、利信の祖母や母上に
うそ霊験を見せたりしたときに出現させたうつくしい天女たち。
◆『大佐用』vol.174「丹後国変化物語の狐と妖怪6」
◆『大佐用』vol.175「丹後国変化物語の狐と妖怪7」
さながら極楽世界も是なるらん。「にせてんにょ」さんです。
津田利信の屋敷に襲来した狐のつかったおばけの一ッ。
神仏をよそおって、利信の祖母や母上に
うそ霊験を見せたりしたときに出現させたうつくしい天女たち。
『大佐用』でvol.169から新学期特集紹介をしはじめた
◆『大佐用』vol.173「丹後国変化物語の狐と妖怪5」◆『大佐用』vol.174「丹後国変化物語の狐と妖怪6」
◆『大佐用』vol.175「丹後国変化物語の狐と妖怪7」
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ほんじつの「和漢百魅缶」へのアッ プは、
暮れぬれば鼠の足音もそれと思はれ。「へんげのけはい」さんです。
◆『大佐用』vol.174「丹後国変化物語の狐と妖怪6」
◆『大佐用』vol.175「丹後国変化物語の狐と妖怪7」
暮れぬれば鼠の足音もそれと思はれ。「へんげのけはい」さんです。
津田利信の屋敷に襲来した狐のつかったおばけ――によって
屋敷の者たちがイチバンびくびく怖がってた頃に形成されてたもので、
実体はなく、おのおのが過剰に怖がってしまった結果、
なんでもない物音だとかねずみのたてた物音だとかを
「またあの妖怪が出て来る気配だ!!」と大さわぎ小さわぎしていました。
屋敷の者たちがイチバンびくびく怖がってた頃に形成されてたもので、
実体はなく、おのおのが過剰に怖がってしまった結果、
なんでもない物音だとかねずみのたてた物音だとかを
「またあの妖怪が出て来る気配だ!!」と大さわぎ小さわぎしていました。
いわば、この段階は狐たちのオモウツボ。
『大佐用』でvol.169から新学期特集紹介をしはじめた
◆『大佐用』vol.173「丹後国変化物語の狐と妖怪5」◆『大佐用』vol.174「丹後国変化物語の狐と妖怪6」
◆『大佐用』vol.175「丹後国変化物語の狐と妖怪7」
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアッ プは、
たそがれ時のことなるに美しき熊野比丘尼に変じ。「へいくまのびくに」さんです。
津田利信の屋敷に襲来した狐のつかったおばけの一ッ。
屋敷の塀やその笠木の上などに
ぞろぞろ7人ぐらい並んで出現したという
美くしい熊野比丘尼(くまのびくに)の団体。
手に持つ拍板(びんざさら)を鳴らしてたりしました。
◆『大佐用』vol.174「丹後国変化物語の狐と妖怪6」
◆『大佐用』vol.175「丹後国変化物語の狐と妖怪7」
たそがれ時のことなるに美しき熊野比丘尼に変じ。「へいくまのびくに」さんです。
津田利信の屋敷に襲来した狐のつかったおばけの一ッ。
屋敷の塀やその笠木の上などに
ぞろぞろ7人ぐらい並んで出現したという
美くしい熊野比丘尼(くまのびくに)の団体。
手に持つ拍板(びんざさら)を鳴らしてたりしました。
『大佐用』でvol.169から新学期特集紹介をしはじめた
◆『大佐用』vol.173「丹後国変化物語の狐と妖怪5」◆『大佐用』vol.174「丹後国変化物語の狐と妖怪6」
◆『大佐用』vol.175「丹後国変化物語の狐と妖怪7」
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアッ プは、
美くしき児となりて五六人も伴なひ
手毎に時ならぬ桜花などをもち。「さくらわかしゅう」さんです。
◆『大佐用』vol.174「丹後国変化物語の狐と妖怪6」
◆『大佐用』vol.175「丹後国変化物語の狐と妖怪7」
美くしき児となりて五六人も伴なひ
手毎に時ならぬ桜花などをもち。「さくらわかしゅう」さんです。
津田利信の屋敷に襲来した狐のつかったおばけの一ッ。
屋敷の塀のあたりをぞろぞろと何人ものきれいな見知らぬ若衆が
歩いてたというもの。
まったく時季じゃない桜の花のついた枝を持ってたも特徴。
屋敷の塀のあたりをぞろぞろと何人ものきれいな見知らぬ若衆が
歩いてたというもの。
まったく時季じゃない桜の花のついた枝を持ってたも特徴。
『大佐用』でvol.169から新学期特集紹介をしはじめた
◆『大佐用』vol.173「丹後国変化物語の狐と妖怪5」◆『大佐用』vol.174「丹後国変化物語の狐と妖怪6」
◆『大佐用』vol.175「丹後国変化物語の狐と妖怪7」
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアッ プは、
三尺四方ばかりの大蟹となり下におつる。「おおがに」さんです。
◆『大佐用』vol.174「丹後国変化物語の狐と妖怪6」
◆『大佐用』vol.175「丹後国変化物語の狐と妖怪7」
三尺四方ばかりの大蟹となり下におつる。「おおがに」さんです。
津田利信の屋敷に襲来した狐のつかったおばけの一ッ。
ちいさいささがに(蜘蛛)がちょろちょろ天井にいると思ったら、
とつぜんものすごい大きな蟹(かに)に変じて
落下した来たというもの。
ちいさいささがに(蜘蛛)がちょろちょろ天井にいると思ったら、
とつぜんものすごい大きな蟹(かに)に変じて
落下した来たというもの。
落ちかかってきた、とおもったら
もうすがたかたちは消え失せてたといいます。
もうすがたかたちは消え失せてたといいます。
『丹後変化物語』・『丹後国変化物語』に登場する妖怪の一ッ。
眉間に剣のようなものがあるのは
『変化画巻』などの絵巻物でひろく用いられているデザイン。
(写本の変化物語には絵としてこの場面が描かれなかったりする)眉間に剣のようなものがあるのは
『変化画巻』などの絵巻物でひろく用いられているデザイン。
『大佐用』でvol.169から新学期特集紹介をしはじめた
◆『大佐用』vol.173「丹後国変化物語の狐と妖怪5」◆『大佐用』vol.174「丹後国変化物語の狐と妖怪6」
◆『大佐用』vol.175「丹後国変化物語の狐と妖怪7」
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアッ プは、
いろんな入道が~ぞろぞろりん~ぽっぽ~。「さんしゅべかこう」さんです。
◆『大佐用』vol.174「丹後国変化物語の狐と妖怪6」
◆『大佐用』vol.175「丹後国変化物語の狐と妖怪7」
いろんな入道が~ぞろぞろりん~ぽっぽ~。「さんしゅべかこう」さんです。
津田利信の屋敷に襲来した狐のつかったおばけの一ッ。
三人のそれぞれ異なる大きな入道坊主が
でっかい目の玉をむいて「べかこう」をして来たというもの。
三人のそれぞれ異なる大きな入道坊主が
でっかい目の玉をむいて「べかこう」をして来たというもの。
一眼、二眼、げほうあたまな二眼の入道坊主が
それぞれ1体ずつ。
『変化画巻』に描かれたりしている妖怪。それぞれ1体ずつ。
『大佐用』でvol.169から新学期特集紹介をしはじめた
◆『大佐用』vol.173「丹後国変化物語の狐と妖怪5」◆『大佐用』vol.174「丹後国変化物語の狐と妖怪6」
◆『大佐用』vol.175「丹後国変化物語の狐と妖怪7」
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアッ プは、
べかかうとぞ申しける。「さんにんべかこう」さんです。
べかこうは「あかんべー」のこと。
◆『大佐用』vol.174「丹後国変化物語の狐と妖怪6」
◆『大佐用』vol.175「丹後国変化物語の狐と妖怪7」
べかかうとぞ申しける。「さんにんべかこう」さんです。
津田利信の屋敷に襲来した狐のつかったおばけの一ッ。
三人の大きな入道坊主がでっかい目の玉をむいて
「べかこう」をして来たというもの。
三人の大きな入道坊主がでっかい目の玉をむいて
「べかこう」をして来たというもの。
べかこうは「あかんべー」のこと。
『大佐用』でvol.169から新学期特集紹介をしはじめた
◆『大佐用』vol.173「丹後国変化物語の狐と妖怪5」◆『大佐用』vol.174「丹後国変化物語の狐と妖怪6」
◆『大佐用』vol.175「丹後国変化物語の狐と妖怪7」
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアッ プは、
稲光りはげしく震動してあれにけり。「あれいなびかり」さんです。
津田利信の屋敷に襲来した狐のつかったおばけの一ッ。
神仏をよそおって、うそ霊験を見せたりしたとき
凄みをきかせるために大音響と稲光を発して、
屋敷の者たちをこわがらせたりしました。
◆『大佐用』vol.174「丹後国変化物語の狐と妖怪6」
◆『大佐用』vol.175「丹後国変化物語の狐と妖怪7」
稲光りはげしく震動してあれにけり。「あれいなびかり」さんです。
津田利信の屋敷に襲来した狐のつかったおばけの一ッ。
神仏をよそおって、うそ霊験を見せたりしたとき
凄みをきかせるために大音響と稲光を発して、
屋敷の者たちをこわがらせたりしました。
『大佐用』でvol.169から新学期特集紹介をしはじめた
◆『大佐用』vol.173「丹後国変化物語の狐と妖怪5」◆『大佐用』vol.174「丹後国変化物語の狐と妖怪6」
◆『大佐用』vol.175「丹後国変化物語の狐と妖怪7」
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップ は、
「だいきんりきん」さんです。
「だいきんりきん」というのは『石橋』など
お獅子を形容するときに能などで用いられてたことば。
◆『大佐用』vol.174「丹後国変化物語の狐と妖怪6」
「だいきんりきん」さんです。
津田利信の屋敷に襲来した狐のつかったおばけの一ッ。
神仏をよそおってうその霊験を見せたりしたときに
出現させた勇壮な「しし」(獅子)で、
牡丹(ぼたん)の花とたわむれたりしました。
神仏をよそおってうその霊験を見せたりしたときに
出現させた勇壮な「しし」(獅子)で、
牡丹(ぼたん)の花とたわむれたりしました。
「だいきんりきん」というのは『石橋』など
お獅子を形容するときに能などで用いられてたことば。
『大佐用』でvol.169から新学期特集紹介をしはじめた
◆『大佐用』vol.173「丹後国変化物語の狐と妖怪5」◆『大佐用』vol.174「丹後国変化物語の狐と妖怪6」
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップ は、
◆『大佐用』vol.174「丹後国変化物語の狐と妖怪6」
良きふとんともにひとつにつかみよせ、「むしおに」さんです。
津田利信の屋敷に襲来した狐のつかったおばけの一ッ。
尼公(利信の祖母)や利信の小さい妹たちが眠ってるときに
突然あらわれた巨大な「おに」(鬼)で、
ふとんごとみんなをおさえてきて、しばらくのあいだ
身動きをとることが出来なくなったといいます。
尼公(利信の祖母)や利信の小さい妹たちが眠ってるときに
突然あらわれた巨大な「おに」(鬼)で、
ふとんごとみんなをおさえてきて、しばらくのあいだ
身動きをとることが出来なくなったといいます。
『大佐用』でvol.169から新学期特集紹介をしはじめた
◆『大佐用』vol.173「丹後国変化物語の狐と妖怪5」◆『大佐用』vol.174「丹後国変化物語の狐と妖怪6」
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップ は、
フライングすいはん。「へっついとばし」さんです。
◆『大佐用』vol.174「丹後国変化物語の狐と妖怪6」
フライングすいはん。「へっついとばし」さんです。
津田利信の屋敷に襲来した狐のつかったおばけの一ッ。
お勝手の竈(へっつい)がぐるぐる回るように
宙でまわってたりしたもの。
お勝手の竈(へっつい)がぐるぐる回るように
宙でまわってたりしたもの。
『変化画巻』に描かれてる妖怪の一ッ。
お勝手道具がさまざまに飛んでしまう場面に
竃がまるごととびまわってる様子も描き込まれてます。
お勝手道具がさまざまに飛んでしまう場面に
竃がまるごととびまわってる様子も描き込まれてます。
『大佐用』でvol.169から新学期特集紹介をしはじめた
◆『大佐用』vol.173「丹後国変化物語の狐と妖怪5」◆『大佐用』vol.174「丹後国変化物語の狐と妖怪6」
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップ は、
「さがりはのふえ」さんです。
下破(さがりは)はお芝居で神仏や貴顕の登場にかかったりもするお囃子。
◆『大佐用』vol.174「丹後国変化物語の狐と妖怪6」
「さがりはのふえ」さんです。
津田利信の屋敷に襲来した狐のつかったおばけの一ッ。
神仏をよそおってる狐たちが仰々しく出現する際に
下破(さがりは)を何本もの笛で吹く音が
虚空からきこえたというもの。
神仏をよそおってる狐たちが仰々しく出現する際に
下破(さがりは)を何本もの笛で吹く音が
虚空からきこえたというもの。
下破(さがりは)はお芝居で神仏や貴顕の登場にかかったりもするお囃子。
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