▼本日の妖怪（5916）あひやしばり

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
去年の深川江戸資料館に展示させていただいた妖怪絵馬のなかに
ひょーせんが描いた10枚の画像妖怪をモトにした中の1枚、「あひやしばり」さんです。



からだを冷え冷えにしすぎるあやしげな
膏薬（こうやく）を煉り持ってる、水底にすむ妖怪。





添景の、河童の鼻紙は本番で絵馬に描いたときもいましたゾ。



2019年、今年も妖怪絵馬展および妖怪絵馬のわあくしょっぷは開催されます！

妖怪絵馬展わあくしょっぷ　https://www.kcf.or.jp/sp/fukagawa/event/detail/?id=2604
開催日　2019/7/20（土）
開催時間　午前の部： 9：00～12：00　午後の部：13：30～16：30
会場　深川江戸資料館　レクホール

絵馬の展示期間　2019/7/21～8/31

▼本日の妖怪（5915）むくらじょじゅ

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
去年の深川江戸資料館に展示させていただいた妖怪絵馬のなかに
ひょーせんが描いた10枚の画像妖怪をモトにした中の1枚、「むくらじょじゅ」さんです。



あたまに小さな貝がらをかぶってる女孺（じょじゅ）の妖怪。
蚊（か）や蝿（はえ）などを招き寄せたりします。

2019年、今年も妖怪絵馬展および妖怪絵馬のわあくしょっぷは開催されます！

妖怪絵馬展わあくしょっぷ　https://www.kcf.or.jp/sp/fukagawa/event/detail/?id=2604

開催日　2019/7/20（土）

開催時間　午前の部：  9：00～12：00　午後の部：13：30～16：30

会場　深川江戸資料館　レクホール

絵馬の展示期間　2019/7/21～8/31

▼本日の妖怪（5914）おにのおどりこ

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
数千人のおどりのなかで、「おにのおどりこ」さんです。

変化物語の絵巻物作品のひとつ『変化画巻』に描かれている妖怪の一ッ。
津田利信の屋敷に襲来した狐のつかったおばけの一ッ
「はねやまぶし」（羽山伏）が召喚した大規模な踊りの中に登場して
たのしげにおどっています。

『大佐用』でvol.169から新学期特集紹介をしはじめた

『丹後変化物語』・『丹後国変化物語』に登場する妖怪の一ッ。

◆『大佐用』vol.169「丹後国変化物語の狐と妖怪1」
◆『大佐用』vol.170「丹後国変化物語の狐と妖怪2」

◆『大佐用』vol.171「丹後国変化物語の狐と妖怪3」
◆『大佐用』vol.172「丹後国変化物語の狐と妖怪4」

◆『大佐用』vol.173「丹後国変化物語の狐と妖怪5」

▼本日の妖怪（5913）てんぐのおどりこ

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
数千人のおどりのなかで、「てんぐのおどりこ」さんです。

変化物語の絵巻物作品のひとつ『変化画巻』に描かれている妖怪の一ッ。
津田利信の屋敷に襲来した狐のつかったおばけの一ッ
「はねやまぶし」（羽山伏）が召喚した大規模な踊りの中に登場して
たのしげにおどっています。

『大佐用』でvol.169から新学期特集紹介をしはじめた

『丹後変化物語』・『丹後国変化物語』に登場する妖怪の一ッ。

◆『大佐用』vol.169「丹後国変化物語の狐と妖怪1」
◆『大佐用』vol.170「丹後国変化物語の狐と妖怪2」

◆『大佐用』vol.171「丹後国変化物語の狐と妖怪3」
◆『大佐用』vol.172「丹後国変化物語の狐と妖怪4」

◆『大佐用』vol.173「丹後国変化物語の狐と妖怪5」

▼本日の妖怪（5912）げほうのおどりこ

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
数千人のおどりのなかで、「げほうのおどりこ」さんです。

変化物語の絵巻物作品のひとつ『変化画巻』に描かれている妖怪の一ッ。
津田利信の屋敷に襲来した狐のつかったおばけの一ッ
「はねやまぶし」（羽山伏）が召喚した大規模な踊りの中に登場して
たのしげにおどっています。

『大佐用』でvol.169から新学期特集紹介をしはじめた

『丹後変化物語』・『丹後国変化物語』に登場する妖怪の一ッ。

◆『大佐用』vol.169「丹後国変化物語の狐と妖怪1」
◆『大佐用』vol.170「丹後国変化物語の狐と妖怪2」

◆『大佐用』vol.171「丹後国変化物語の狐と妖怪3」
◆『大佐用』vol.172「丹後国変化物語の狐と妖怪4」

◆『大佐用』vol.173「丹後国変化物語の狐と妖怪5」

▼本日の妖怪（5911）ぜんみまわり

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
価高直なれはくらはせて勿体なしとて
道すがら悪口をしけり其とがめによりて「ぜんみまわり」さんです。

津田利信の屋敷に襲来した狐のつかったおばけの一ッ。
神仏をよそおって供物の膳をささげさせていたときに、
膳がきちんと指定どおりの数、献立、素材であるかをよくみているので
異なるものをよこすな、と強要してました。

材料を買い物に行ってるしもべたちが
文句を言っていたりするのも逐一見届けてて、
それにもとづいた神仏からの「おとがめ」という体で、
またいろいろなふしぎなこと（妖怪・悪さ）を展開させたりしました。

『大佐用』でvol.169から新学期特集紹介をしはじめた

『丹後変化物語』・『丹後国変化物語』に登場する妖怪の一ッ。

◆『大佐用』vol.169「丹後国変化物語の狐と妖怪1」
◆『大佐用』vol.170「丹後国変化物語の狐と妖怪2」

◆『大佐用』vol.171「丹後国変化物語の狐と妖怪3」
◆『大佐用』vol.172「丹後国変化物語の狐と妖怪4」

◆『大佐用』vol.173「丹後国変化物語の狐と妖怪5」

▼本日の妖怪（5910）おおゆかた

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
白きゆかたをかしらに被り、たけ六七尺程に身を変じ。「おおゆかた」さんです。



津田利信の屋敷に襲来した狐のつかったおばけの一ッ。
まっしろいゆかたびらをあたまにすっぽりかぶった
6、7尺くらいの背の高い人物に化けて、
電光のような速度でかけまわったりしました。

『大佐用』でvol.169から新学期特集紹介をしはじめた

『丹後変化物語』・『丹後国変化物語』に登場する妖怪の一ッ。

◆『大佐用』vol.169「丹後国変化物語の狐と妖怪1」
◆『大佐用』vol.170「丹後国変化物語の狐と妖怪2」

◆『大佐用』vol.171「丹後国変化物語の狐と妖怪3」
◆『大佐用』vol.172「丹後国変化物語の狐と妖怪4」

◆『大佐用』vol.173「丹後国変化物語の狐と妖怪5」

▼本日の妖怪（5909）げんかんよび

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
みなみな五音を聞知て色々才覚を廻らしけれとも
一度も見付申ささりけり「げんかんよび」さんです。



津田利信の屋敷に襲来した狐のつかったおばけの一ッ。
玄関のほうでいろいろと呼んだり、たずねたりする声が聴こえるものの
行ってみると誰もいなかったりした。

『大佐用』でvol.169から新学期特集紹介をしはじめた

『丹後変化物語』・『丹後国変化物語』に登場する妖怪の一ッ。

◆『大佐用』vol.169「丹後国変化物語の狐と妖怪1」
◆『大佐用』vol.170「丹後国変化物語の狐と妖怪2」

◆『大佐用』vol.171「丹後国変化物語の狐と妖怪3」
◆『大佐用』vol.172「丹後国変化物語の狐と妖怪4」

◆『大佐用』vol.173「丹後国変化物語の狐と妖怪5」

▼本日の妖怪（5908）ぜんあくうむ

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
身を清めここに来るへし
つまの国里仮名実名を申聞すへし「ぜんあくうむ」さんです。

津田利信の屋敷に襲来した狐のつかったおばけの一ッ。
女中たちなどがたずねた未来の結婚相手についての質問に対して
どういう人物か良い者との縁なのかについて
語ったりしていた。

これについては実際、よく思い返してみると言われたことが
だいたい当たってたということも一部あったようだ。

『大佐用』でvol.169から新学期特集紹介をしはじめた

『丹後変化物語』・『丹後国変化物語』に登場する妖怪の一ッ。

◆『大佐用』vol.169「丹後国変化物語の狐と妖怪1」
◆『大佐用』vol.170「丹後国変化物語の狐と妖怪2」

◆『大佐用』vol.171「丹後国変化物語の狐と妖怪3」
◆『大佐用』vol.172「丹後国変化物語の狐と妖怪4」

◆『大佐用』vol.173「丹後国変化物語の狐と妖怪5」

▼本日の妖怪（5907）こいしめいじん

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
かどかどのありさまは名人の石切といふも
是程には及びがたかるべし「こいしめいじん」さんです。

津田利信の屋敷に襲来した狐のつかったおばけの一ッ。
座敷にいつのまにか小石をきれいに切った石のように
積み上げてつくった墓が出没したというもの。
うえにはもちの木の枝がたてられてました。

利信はこれを蹴飛ばして崩したりしましたが、
「外に捨てておけ」と命じられたしもべたちが改めて入室すると、
ふたつに分けられて（小石の量はそのままなのでちょうど半分ずつ）
同じ墓がまたきれいに出来あがってたトカ。

『大佐用』でvol.169から新学期特集紹介をしはじめた

『丹後変化物語』・『丹後国変化物語』に登場する妖怪の一ッ。

◆『大佐用』vol.169「丹後国変化物語の狐と妖怪1」
◆『大佐用』vol.170「丹後国変化物語の狐と妖怪2」

◆『大佐用』vol.171「丹後国変化物語の狐と妖怪3」
◆『大佐用』vol.172「丹後国変化物語の狐と妖怪4」

◆『大佐用』vol.173「丹後国変化物語の狐と妖怪5」

▼本日の妖怪（5906）おめきたたみたたき

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
二三十人の声たて畳をたたき
大音をあげおめきさけびて、「おめきたたみたたき」さんです。



津田利信の屋敷に襲来した狐のつかったおばけの一ッ。
2、30人の大人数が大声で泣きわめきながら
畳（たたみ）をばこすこたたく音がしてきたというもの。

『大佐用』でvol.169から新学期特集紹介をしはじめた

『丹後変化物語』・『丹後国変化物語』に登場する妖怪の一ッ。

◆『大佐用』vol.169「丹後国変化物語の狐と妖怪1」
◆『大佐用』vol.170「丹後国変化物語の狐と妖怪2」

◆『大佐用』vol.171「丹後国変化物語の狐と妖怪3」
◆『大佐用』vol.172「丹後国変化物語の狐と妖怪4」

◆『大佐用』vol.173「丹後国変化物語の狐と妖怪5」

▼本日の妖怪（5905）まつしゃども

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
悪口なりとて利信が首をねぢきり給ふか
また蹴ころし給はん、「まつしゃども」さんです。

津田利信の屋敷に襲来した狐のつかったおばけの一ッ。
神仏を騙（かた）ってた際に用いてた存在で、
神仏自身は寛容であるが末社には荒れだすものがおるので、
それがいのちをおびやかすかも知れぬゾ
というおどしに用いられてたりしました。

ただし、 津田利信はこれには何も動ぜず。

『大佐用』でvol.169から新学期特集紹介をしはじめた

『丹後変化物語』・『丹後国変化物語』に登場する妖怪の一ッ。

◆『大佐用』vol.169「丹後国変化物語の狐と妖怪1」
◆『大佐用』vol.170「丹後国変化物語の狐と妖怪2」

◆『大佐用』vol.171「丹後国変化物語の狐と妖怪3」
◆『大佐用』vol.172「丹後国変化物語の狐と妖怪4」

◆『大佐用』vol.173「丹後国変化物語の狐と妖怪5」