氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
身を清めここに来るへし
つまの国里仮名実名を申聞すへし「ぜんあくうむ」さんです。

これについては実際、よく思い返してみると言われたことが
だいたい当たってたということも一部あったようだ。
身を清めここに来るへし
つまの国里仮名実名を申聞すへし「ぜんあくうむ」さんです。
津田利信の屋敷に襲来した狐のつかったおばけの一ッ。
女中たちなどがたずねた未来の結婚相手についての質問に対して
どういう人物か良い者との縁なのかについて
語ったりしていた。
女中たちなどがたずねた未来の結婚相手についての質問に対して
どういう人物か良い者との縁なのかについて
語ったりしていた。
これについては実際、よく思い返してみると言われたことが
だいたい当たってたということも一部あったようだ。
『大佐用』でvol.169から新学期特集紹介をしはじめた
◆『大佐用』vol.173「丹後国変化物語の狐と妖怪5」PR
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
かどかどのありさまは名人の石切といふも
是程には及びがたかるべし「こいしめいじん」さんです。

かどかどのありさまは名人の石切といふも
是程には及びがたかるべし「こいしめいじん」さんです。
津田利信の屋敷に襲来した狐のつかったおばけの一ッ。
座敷にいつのまにか小石をきれいに切った石のように
積み上げてつくった墓が出没したというもの。
うえにはもちの木の枝がたてられてました。
座敷にいつのまにか小石をきれいに切った石のように
積み上げてつくった墓が出没したというもの。
うえにはもちの木の枝がたてられてました。
利信はこれを蹴飛ばして崩したりしましたが、
「外に捨てておけ」と命じられたしもべたちが改めて入室すると、
ふたつに分けられて(小石の量はそのままなのでちょうど半分ずつ)
同じ墓がまたきれいに出来あがってたトカ。
「外に捨てておけ」と命じられたしもべたちが改めて入室すると、
ふたつに分けられて(小石の量はそのままなのでちょうど半分ずつ)
同じ墓がまたきれいに出来あがってたトカ。
『大佐用』でvol.169から新学期特集紹介をしはじめた
◆『大佐用』vol.173「丹後国変化物語の狐と妖怪5」
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
二三十人の声たて畳をたたき
大音をあげおめきさけびて、「おめきたたみたたき」さんです。

津田利信の屋敷に襲来した狐のつかったおばけの一ッ。
2、30人の大人数が大声で泣きわめきながら
畳(たたみ)をばこすこたたく音がしてきたというもの。
二三十人の声たて畳をたたき
大音をあげおめきさけびて、「おめきたたみたたき」さんです。
津田利信の屋敷に襲来した狐のつかったおばけの一ッ。
2、30人の大人数が大声で泣きわめきながら
畳(たたみ)をばこすこたたく音がしてきたというもの。
『大佐用』でvol.169から新学期特集紹介をしはじめた
◆『大佐用』vol.173「丹後国変化物語の狐と妖怪5」
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
悪口なりとて利信が首をねぢきり給ふか
また蹴ころし給はん、「まつしゃども」さんです。

ただし、 津田利信はこれには何も動ぜず。
悪口なりとて利信が首をねぢきり給ふか
また蹴ころし給はん、「まつしゃども」さんです。
津田利信の屋敷に襲来した狐のつかったおばけの一ッ。
神仏を騙(かた)ってた際に用いてた存在で、
神仏自身は寛容であるが末社には荒れだすものがおるので、
それがいのちをおびやかすかも知れぬゾ
というおどしに用いられてたりしました。
神仏を騙(かた)ってた際に用いてた存在で、
神仏自身は寛容であるが末社には荒れだすものがおるので、
それがいのちをおびやかすかも知れぬゾ
というおどしに用いられてたりしました。
ただし、 津田利信はこれには何も動ぜず。
『大佐用』でvol.169から新学期特集紹介をしはじめた
◆『大佐用』vol.173「丹後国変化物語の狐と妖怪5」
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
水屋にかけてありし銅鑼を外してたたき廻りけり。「どらたたき」さんです。

水屋にかけてありし銅鑼を外してたたき廻りけり。「どらたたき」さんです。
津田利信の屋敷に襲来した狐のつかったおばけの一ッ。
水屋に掛けられてた銅鑼(どら)をいつのまにか持ってってしまい、
屋敷の路地を打ち鳴らしながらぐるぐる歩きまわったりしたもの。
水屋に掛けられてた銅鑼(どら)をいつのまにか持ってってしまい、
屋敷の路地を打ち鳴らしながらぐるぐる歩きまわったりしたもの。
追い掛けさせても
歩きまわってるはずの姿も見えず、つかまえることも出来ず、
銅鑼は泉水などにいつの間にか捨ててあったりしたソウナ。
歩きまわってるはずの姿も見えず、つかまえることも出来ず、
銅鑼は泉水などにいつの間にか捨ててあったりしたソウナ。
『大佐用』でvol.169から新学期特集紹介をしはじめた
◆『大佐用』vol.173「丹後国変化物語の狐と妖怪5」
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頭がさがり髪うち散らしにっことわらい。「にこにこがみ」さんです。

津田利信の屋敷に襲来した狐のつかったおばけの一ッ。
床の間の落とし掛けの内側から
もじゃもじゃと髪を乱したあたまが
にっこりと室内の人を見て来るといったもの。
ほんじつで2019年もおりかえしですので
恒例の押戻しです。ずどんずどん「たけばりはやとじろう」さんです。

頭がさがり髪うち散らしにっことわらい。「にこにこがみ」さんです。
津田利信の屋敷に襲来した狐のつかったおばけの一ッ。
床の間の落とし掛けの内側から
もじゃもじゃと髪を乱したあたまが
にっこりと室内の人を見て来るといったもの。
『大佐用』でvol.169から新学期特集紹介をしはじめた
◆『大佐用』vol.173「丹後国変化物語の狐と妖怪5」ほんじつで2019年もおりかえしですので
恒例の押戻しです。ずどんずどん「たけばりはやとじろう」さんです。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、

ただいま愛宕山より御出あり、あたらしきたらいに湯を入れ、
ゆかたを添えて水屋の縁の下へまいらすべし「たらいよび」さんです。
津田利信の屋敷に襲来した狐のつかったおばけの一ッ。
愛宕山の神仏(きつねたちがだましている)が
屋敷におとずれたぞという時に出て来たもので、
姿が見えずに女の声だけが聴こえて来たという。
愛宕山の神仏(きつねたちがだましている)が
屋敷におとずれたぞという時に出て来たもので、
姿が見えずに女の声だけが聴こえて来たという。
まあたらしい盥(たらい)に足を洗うための湯を用意して、
きれいな浴衣(ゆかた)と共にえんのしたに置いておけ、という
出迎え準備の内容を指示してきたという。
きれいな浴衣(ゆかた)と共にえんのしたに置いておけ、という
出迎え準備の内容を指示してきたという。
『大佐用』でvol.169から新学期特集紹介をしはじめた
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
あるいは泣きさけぶ声。「すさまじきなきごえ」さんです。

津田利信の屋敷に襲来した狐のつかったおばけの一ッ。
夜などに大きな泣き叫ぶ声だけが
どこからともなく響いてきこえてきたりしたもの。
あるいは泣きさけぶ声。「すさまじきなきごえ」さんです。
津田利信の屋敷に襲来した狐のつかったおばけの一ッ。
夜などに大きな泣き叫ぶ声だけが
どこからともなく響いてきこえてきたりしたもの。
『大佐用』でvol.169から新学期特集紹介をしはじめた
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
庭の大釜をつりたる縄も見えず釣上げて。「うきづりおおがま」さんです。

庭の大釜をつりたる縄も見えず釣上げて。「うきづりおおがま」さんです。
津田利信の屋敷に襲来した狐のつかったおばけの一ッ。
屋敷の庭で用いている大釜(おおがま)が、
なわひもなども用いられてないのに
釣りさげられてたりしてたというもの。
屋敷の庭で用いている大釜(おおがま)が、
なわひもなども用いられてないのに
釣りさげられてたりしてたというもの。
『大佐用』でvol.169から新学期特集紹介をしはじめた
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
うまのみぶるひするごとく床をゆりければ。「ゆかゆり」さんです。

津田利信の屋敷に襲来した狐のつかったおばけの一ッ。
屋敷のゆか板が馬(うま)がぶるぶる体を振り回すかのごとく
揺れ動きまわったりしたもの。
うまのみぶるひするごとく床をゆりければ。「ゆかゆり」さんです。
津田利信の屋敷に襲来した狐のつかったおばけの一ッ。
屋敷のゆか板が馬(うま)がぶるぶる体を振り回すかのごとく
揺れ動きまわったりしたもの。
『大佐用』でvol.169から新学期特集紹介をしはじめた
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
絵巻で異なるバージョン。「はいまどい」さんです。

『大佐用』でvol.169から新学期特集紹介をしはじめた
◆『大佐用』vol.171「丹後国変化物語の狐と妖怪3」
◆『大佐用』vol.172「丹後国変化物語の狐と妖怪4」
絵巻で異なるバージョン。「はいまどい」さんです。
津田利信の屋敷に襲来した狐のつかったおばけの一ッ。
家の梁(はり)をずるずるとつたって
はいまわったりしたものすごい竜(りゅう)。
家の梁(はり)をずるずるとつたって
はいまわったりしたものすごい竜(りゅう)。
『丹後変化物語』・『丹後国変化物語』を描いた 『変化画巻』に見られるもので、
大蛇が置き換えられてるデザイン。
大蛇が置き換えられてるデザイン。
『大佐用』でvol.169から新学期特集紹介をしはじめた
◆『大佐用』vol.172「丹後国変化物語の狐と妖怪4」
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
うつばりに大蛇。「はいまどい」さんです。

津田利信の屋敷に襲来した狐のつかったおばけの一ッ。
家の梁(はり)をずるずるとつたってはいまわったりした
ものすごい大蛇。
◆『大佐用』vol.172「丹後国変化物語の狐と妖怪4」
うつばりに大蛇。「はいまどい」さんです。
津田利信の屋敷に襲来した狐のつかったおばけの一ッ。
家の梁(はり)をずるずるとつたってはいまわったりした
ものすごい大蛇。
『大佐用』でvol.169から新学期特集紹介をしはじめた
◆『大佐用』vol.171「丹後国変化物語の狐と妖怪3」◆『大佐用』vol.172「丹後国変化物語の狐と妖怪4」
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■雅号
氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
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■職業
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絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
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