忍者ブログ
氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30  
[183]  [184]  [185]  [186]  [187]  [188]  [189]  [190]  [191]  [192]  [193
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
葉っぱがぐるぐるしてるサラ。「かっぱのてあみ」さんです。

かっぱのてあみ 河童の手網

陸中の国の遠野などにつたわるもの。
河原などに生えてる葦(あし)のなかに
複雑に葉っぱがぐりぐりあんであったりするのがあったりするもので、
河童たちが魚をとるときにつかう手網だといわれてたトカ。





PR
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
へへっばあさん、いいものあるぜぇ。「うまたまご」さんです。

うまたまご 馬卵

馬(うま)が中にはいってるというふしぎな大きなたまご。
見た目はどうみてもただの西瓜(すいか)や南瓜(かぼちゃ)。



昔話などに出て来るもので、おばあさんは初め
だまされて買ってくるのですが、
怒ったおじいさんが投げ捨てると本当に馬が出てきて、
それがいろんな福につながっていってめでたしめでたし。




ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
ストーンびらき。「じわりのこうじん」さんです。

じわりのこうじん 地割の荒神

とてもつよいちからを持ってるかみさまで、
木杖をつかって地面をつきかためて、
神仏のためのきよらかな土地をつくりだします。




お神楽などに登場するもの。



ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
かえる恵比寿。「おえべすそう」さんです。

おえべつそう お夷そう

陸前の国などにつたわるもので、漁にでて
いちばんはじめに捕れた魚は船霊さまにささげられたあと、
肉だけとって骨にしたものを海に流すというもの。

この骨はまた魚になって、ひとびとのいる海に戻って来るんだソウナ。





ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
ぽんぽんのびる。「くびながこぞう」さんです。

くびながこぞう 首長小僧

くびがにょきにょきと長くのびたりしたる子供すがたの妖怪。
梅寿国利などをはじめとした画家の豆絵に描かれてるもの。





ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
つかう>神仏のちから>清浄地。「むらづる」さんです。

むらづる 群鶴

神仏が特定の座標に清浄な土地をつくろうとした際、
そこにあった山野や人家をきれいになくすために
燃やしたりするのですが、そのときに
その役割で飛んで来たりする鶴(つる)のむれです。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
魔物をさるさる。「さるづか」さんです。

さるづか 猿塚

阿波の国の川田村などにつたわるもの。
牛をだめにしてしまう「うしうちぼう」(牛打坊)が暴れてたとき、
これを建てると害を避けることができる
ということになって建てられた塚。

うしうちぼう 牛打坊

うしうちぼう(2006年7月にアップ)の対の絵がついに登場したのデス。



ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
水からおぎゃー。「あかごや」さんです。

あかごや 赤子屋

阿波の国の麻植郡につたわるもので、
川に「赤子屋」と呼ばれる場所があり雨の降る夜になると
赤んぼうの泣き声が水の中からしてきたりしたといいます。




ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
からだのなかの陰火。「じゃか」さんです。

じゃか 邪火

漢字で書くと「邪火」で、「火邪」とも。
三焦(さんしょう)の腑などに生じるという陰火で、
ひとの体調を悪くしてしまいます。



枸杞(くこ)や梔子(しし)などがこれをおさえる薬である
などとの医説が用いられてました。




ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
ねねこたちとはたもとをわかったサラ。「ふじわらがっぱ」さんです。

ふじわらがっぱ 藤原河童

上野の国の利根郡の藤原湖のあたりにいたという
「かっぱ」(河童)たちで、むかし利根川の「ねねこ」(祢々子)のひきいる河童たちから
分裂をしてこの地に住み着いたとされてます。



「藤原河童由来」によると、悪さをしない主義の河童たちだったようですが、
寛政年間ごろにはすでに1匹しか残って無く、その後
いなくなってしまったとされてます。




ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
瘴気との関係。「ちしょうようばい」さんです。

ちしょうようばい 地瘴楊梅

漢字で書くと「地瘴楊梅」で
地面の底から毒気瘴気がわきあがってる土地には、
ものすごくすくすくした楊梅(ようばい、やまもも)が
生えてるものだとされてるもの。









ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
糸の巣ガード。「くらやまのせき」さんです。

くらやまのせき 闇山関

山の途中にものすごくたくさんの蜘蛛(くも)がいて
巣をはりめぐらせて人々の往来を阻害してたというもの。
まるで関所のようであるから「関」としてるもので
実際そういう関門を蜘蛛がやってるわけではないみたい。




プロフィール
■雅号
氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
■職業
イラストレーター
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
■自己紹介
ちッちゃかわいいキャラや、ドット絵、ゲーム系のイラスト、妖怪、和物など多岐色々に描いたり、紙もの、立体もの、デザインものなどなどグッズを造ったりしております。

■ PIXIV
■ instagram
妖界東西新聞

妖界東西新聞 日刊紙だから まいにち更新中

和漢百魅缶wiki 検索用に。

2019年5月より、Tシャツトリニティでシャツを展開させてます。


最新コメント
[01/24 دکوراسیون منزل]
[11/29 NONAME]
[05/08 100]
[01/13 佐藤]
[01/05 ひょ―せん]
妖怪マガジンYOMIMANDARA
月刊?妖怪マガジンYOMIMANDARA

文車堂版社妖改革宣言

新・妖怪党 部署一覧


 Logo:Cyusonzi Ryunosuke
 Design:O-Onigami Georgenomikoto
 2008 新・妖怪党




 Logo:Koorintei Hyousen
 YoukaitoLogo:Cyusonzi Ryunosuke
 Design:O-Onigami Georgenomikoto
 2008 新・妖怪党



 Logo:Koorintei Hyousen
 YoukaitoLogo:Cyusonzi Ryunosuke
 Design:O-Onigami Georgenomikoto
 2008 新・妖怪党



 Logo:Koorintei Hyousen
 YoukaitoLogo:Cyusonzi Ryunosuke
 Design:O-Onigami Georgenomikoto
 2008 新・妖怪党

最新トラックバック
フリーエリア
© 2007-2024 Koorintei Hyousen

本ブログの内容、画像の無断転載、無断転用を禁じます。

忍者ブログ   [PR]