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氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
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ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
百脈奔散・五臓虚労。「じゃきかんしん」さんです。

じゃきかんしん 邪気貫心

漢字で書くと「邪気貫心」
妖怪や精怪にたぶらかされたり
襲われたりした人間たちがなることのある状態で、
五臓はよわまり百脈はみだれゆき、
身体は正常が保てなくなり
いのちを落としてしまうと言います。







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ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
異香満室。「れいこうこう」さんです。

れいこうこう 霊香膏

漢字で書くと「霊香膏」で
仙人たちが自作してるというあぶらぐすり。
ものすごくここちの良い異香がするといいます。


ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
毎変一頭、則受一生。「へんとう」さんです。

へんとう 変頭

漢字で書くと「変頭」
遊興などの目的で無益な狩猟や殺生をしつづけたひとがなる
と考えられてた悪報で、ふつうには何も変化がありませんが、
道士などの目からみると、殺生した鳥獣蛇魚の顔にころころ変じており、
そのぶん寿命が浪費されてるんだトカ。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
上訴於天乞報其酷、皇天降命得以相讐。「しょうしゃしゅ」さんです。

しょうしゃしゅ 焼煮手

漢字で書くと「焼煮手」で
寃魂などがうらみのある生者を天官へ申し立てて、
生きてるその人間に対して下すことのある悪報で、
両手がずきずきと痛み、
まるで煮たり焼いたりされてるような痛みがつづくのだトカ。




道士などに解寃をたのんで供養をした結果スッカリ治りました、
などという因果ばなしがいくつもあったようです。



ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
膿血横流、痛楚極甚。「らんそく」さんです。

らんそく 爛足

漢字で書くと「爛足」で「爛足報」(らんそくほう)とも。
寃魂などがうらみのある生者を冥府へ申し立てて、
生きてるその人間に対して下されることのある悪報。
両足がただれて激しく痛み、
膿血を流しつづけるトカ。




道士などに解寃をたのんで供養をした結果
スッカリ治りました、などという因果ばなしがいくつもあったようです。



ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
膿血横流、痛楚極甚。「らんそく」さんです。

らんそく 爛足

漢字で書くと「爛足」で「爛足報」(らんそくほう)とも。
寃魂などがうらみのある生者を冥府へ申し立てて、
生きてるその人間に対して下されることのある悪報。
両足がただれて激しく痛み、
膿血を流しつづけるトカ。




道士などに解寃をたのんで供養をした結果
スッカリ治りました、などという因果ばなしがいくつもあったようです。



ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
ぴかぴかっぴかっ。「けいぜんこひ」さんです。

けいぜんこひ 炯然古扉

漢字で書くと「炯然古扉」
むかし、お堂や廟観につかわれてた扉が残されてたが、
夜になるとぴかぴか光ったりしたというもの。
一切その木材は虫に喰われることもなく、
光るときはまるで表面がかがみのようだったトカ。





さていよいよ通算5555体目の「和漢百魅缶」へのアップは、
出離の縁をうしないはべりぬかなしきかなや。「あまはまぐり」さんです。

あまはまぐり 尼文蛤

前世の業から畜生道に
文蛤(はまぐり)のかたちで生じたものたち。



ひとびとに採られて神様へのお供えになったりして食べられることで
畜生道のくるしみから得脱できることになっており、
せっかくそういう用途になりそうになってるのに、たまたま
「これは生あるものであるから放生してやろう」とかいう人物が出て来たりすると、
尼など人間のすがたになって
その人に向かって悲しみを訴えに来たりしたソウナ。










ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ。「コンピラゴリラ」さんです。

コンピラゴリラ

きのうアップした「でたらめ」(出鱈目)の最初の描画動機となった
この前(8月5日)、寺社でへんな自説をふれまわる者がいますが
弊社とは無関係です、といった注意書きが境内の立て看板にある神社の話題がでて
それに関連して「ゴリラが怒って出て来る」とたわむれたときの、ゴリラ。



てんぐ」(天狗)なゴリラで、
不可量智慧にこだわりをもったゴリラの天狗道におちたもの。
染汚なる言説を吐く存在をやつざきにします。




ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
舌もたくさん蜂もいちまん。「でたらめ」さんです。

でたらめ 出鱈目

目や舌の数が多量な妖怪。
でまかせ放題に講釈を垂れたりします。




この前(8月5日)、寺社でへんな自説をふれまわる者がいますが
弊社とは無関係です、といった注意書きが境内の立て看板にある神社の話題がでて
それに関連して「ゴリラが怒って出て来る」とたわむれてたら

(適当な感想をハカセが学説めかして吹くと「うぉぉぉぉーー」ってゴリラが出て来て
 ハカセをでこぼこにする、といった戯文定型句が吾々のあいだにはある)

ナカネ隊長に「でたらめ」の妖怪とゴリラの格闘を、とお題を受け
そのときに造ったのがこの妖怪です。「まんぱち」という徳川時代のウソの妖怪が
「万八」という言葉から「蜂」(はち)に寄せてデザインをしてるので
そのあたりの遺伝子を組み込んで、蜂羽根です。



ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
ばかん」さんです。

ばかん 馬肝

馬(うま)は火性をものすごく持ってる畜類だと考えられてて、
五行の木性が臓器に不足してるので
その肝臓(木性にあたる)は完全なものではなく
食べたりすると必ず死ぬ、と考えられてたといいます。




馬肝の有毒については『漢書』などにもあるのですが
ばっかんにゅうどう」(馬肝入道)の馬肝という名称と
どこまで関係があるのかは不明。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
旱にもへらず。「せきぼん」さんです。

せきぼん 石盆

ふしぎな石で出来たうつわで、
ふしぎな水がわきだすといいます。
その水は常に一定の量が保たれてて
減ることもあふれることもなく、
のむとまったくのどが渇くことがないトカ。



漢字で書くと「石盆」
仙人が持ってるというふしぎな器で、
魯妙典(ろみょうてん)という女仙もこれを持ってるといいます。
プロフィール
■雅号
氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
■職業
イラストレーター
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
■自己紹介
ちッちゃかわいいキャラや、ドット絵、ゲーム系のイラスト、妖怪、和物など多岐色々に描いたり、紙もの、立体もの、デザインものなどなどグッズを造ったりしております。

■ PIXIV
■ instagram
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2019年5月より、Tシャツトリニティでシャツを展開させてます。


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