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氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
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こんげつの「和漢百魅缶」へのアップは、
乙姫さまにつけとどけ。「かわらめ」さんです。

かわらめ

加賀の国の白峰村などに分布してる河童の仲間。
川に入って来た人間の、しんのこ(肛門)を
抜き取ってしまうと言います。



かわらめ達は盆の15日には竜宮の乙姫さまに
「盆の礼」として各自しんのこ3つを献上しないといけないので
人間を襲うと語られてたようです。



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ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
天狗のご太祖。「あまのさかひめ」さんです。

あまのさかひめ

すさのおから生まれたとされる姫神で、
てんぐ」(天狗)たちの祖。



あらゆるものに口出しをして諍いごとを巻き起こしたり、
右と言われれば左と答えるような
つむじまがりの性格をしてるとされます。



『妖怪魔神精霊の世界』で山田野理夫が書いてる
天狗についての解説の中に出て来るもの。
「あまのざこ」やそれを解説してる情報を受けて書かれてるようです。



ものすごく高い鼻に掛けて、
相手を千里の先へ投げ飛ばしてしまうとも。



「天狗神」とも記載されてるので、
天逆姫・天狗姫などの字はあてられそうです。



ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
ゆどのさんのほとけさま」さんです。

ゆどのさんのほとけさま 湯殿山の仏様

湯殿山のふもとに埋められてたという僧侶の即身仏。



庄内の地の名主の娘「なほ」は、七晩つづけて
「夫となるもの」としてこのほとけさまの夢を見ており、
母親から好きな男はいないのかいという質問に対し、
この即身仏の妻になることを告げました。



実際に夢のとおりの位置に即身仏は埋められており、
なほは共に暮らして交わりを持ち、
すこやかな赤ちゃんも産んだソウナ。






山田野理夫『東北怪談の旅』の「即身仏」に出て来るもの。
なほが懐妊したことから、子の宿りにくい女性たちからも、
このほとけさまと契りを持つと赤ちゃんが出来るということで、評判を呼び、
願掛けに来て無事に子宝を授かる女性たちがつづいたとはなしがつづきます。



どの段階(赤ちゃんたちの成長後なのか、なほ達の歿後なのか)かはわかりませんが、
その後また山に埋め戻されたと結末には描かれてます。




ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
冬しか形でいられない。「つららおんな」さんです。

つららおんな 氷柱女

氷柱(つらら)の化けたもの。

「あのつららのようにすべすべで美しい女を嫁にしたい」
と語ってた男のもとに、旅の者のすがたで現われ、
そのままお嫁入りしました。しかし、春になると体を保っていられないので、
「さとに少し戻ります」と告げてすがたを消してしまいました。
手紙も何もないので男は、別の女を嫁に迎えて暮らしてました。



冬になると女は戻って来ましたが
「もうお前は嫁ではない」と男に告げられ、泣いて立ち去りました。
数日後、男はつららのようなものに胸を突かれて亡くなってたソウナ。



山田野理夫『おばけ文庫 たたみ たたき』の「つらら女」に出て来るもの。
「つららおんな」の昔話を下敷きにしたもので、
千葉という男のもとにやって来たはなしを描いてます。



氷柱女が氷柱になって相手の胸を突いたという展開が語られる解説は、
このはなしを転用してるようです。



ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
雪の季節にひとだすけ。「ゆきじぞう」さんです。

ゆきじぞう 雪地蔵

雪で出来たお地蔵さんで、
難事に遭遇しそうな人間のもとに現われて、
身代わりになってくれたことがあるといいます。



身代わりとなってひと救けをしたとき、
悪者に首を落とされてしまったので、
それ以後は首から上がなくなってしまったとも。



山田野理夫『おばけ文庫 たたみ たたき』の「雪地蔵」に出て来るもの。
金沢から京都へ検校(けんぎょう)の位をもらいに行く途中の
久の市(きゅうのいち)というひとが、これに救われた話が描かれてます。



ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
運命しるしる。「おにのこ」さんです。

おにのこ 鬼の子

天に住んでる鬼たちで、
ときどき地上に降りて来て遊んでるといいます。
人間たちの運命や定命などについてを
よく知ってる存在のようです。



山田野理夫『日本妖怪集』の「駿河の手拭」に出て来るもので、
漁師にひとりが捕まってしまう話が描かれてます。



鬼の子たちが三保の松原で遊んでた場面が冒頭に、
捕まってしまったひとりを他の鬼の子たちが助けて
天に帰る場面が後半に出て来ます。



生まれて来る子供の寿命と「水に関わることで命を落とす」という事を教える流れ
(川や海に注意するが、うずまき模様のある手拭で窒息してしまう)は、
各地に広くある昔話にある展開。



ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
生物が年を経たほう。「わしてんぐ」さんです。

わしてんぐ 鷲天狗

鷲(わし)や鳶(とび)のようなすがたの
てんぐ」(天狗)たち。



これらは実際に鳥たちが年を経て化身した存在で、
羽団扇を必要とする釈魔な天狗たちとは異なり、
自分たちの翼で飛ぶことが出来るといいます。





『妖怪魔神精霊の世界』で、山田野理夫が天狗たちの解説の中で紹介してるもので、
平田篤胤『古今妖魅考』(巻1)などにある
山の生物たち(鷲・鳶・狐など)がなる天狗の説を簡単に示したもの。




ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
夜にしゃららら。「あずきをあらうおと」さんです。

あずきをあらうおと 小豆を洗う音

寺院に宿泊したとき、
聴こえることがあるというふしぎな音。



音のすることに気がついて、
どこからするのかと確認しようと起き上がってみると、
もう音はしないそうです。





山田野理夫『おばけ文庫 たたみ たたき』の「アズキあらい」のなかに出て来るもの。
四国の札所となってる寺院に、このようなはなしがあると描写されてます。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
おてがみもらってうれしいですわ。「こうのいけのいもうとかっぱ」さんです。

こうのいけのいもうとかっぱ 鴻池の妹河童

大阪の鴻池に住んでる「かっぱ」で、奥州の沼にお嫁入りした
からの手紙を太郎次郎左衛門という男から受け取り、
大変よろこびました。



太郎次郎左衛門に対してのお礼として、
鴻池の河童たちは白い馬を池から出して
宿屋まで送ってくれたりもしました。



山田野理夫『おばけ文庫 たたみ たたき』の「鴻池カッパ」のはなしに出て来るもの。
山田野理夫が母から聞いたはなしだと記載されてます。



「鴻池」は、山のふもとにあるさびしい場所と表現されており、
普通に「池」として表現されてるようです。



ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
実家におてがみとどけてくれろ。「こうのいけのあねかっぱ」さんです。

こうのいけのあねかっぱ 鴻池の姉河童

大阪の鴻池から奥州の沼にお嫁入りして来た
「かっぱ」(河童)で、妹たちに手紙を持って行ってほしいと
太郎次郎左衛門という男に頼みました。



太郎次郎左衛門が旅で困らないように、
お米を1つぶ入れて箸でかきまぜると前日に使ったぶんの銭が出て来る
というふしぎな巾着(きんちゃく)を貸してくれ、
手紙を届けてくれたお礼としても、
その巾着を譲ってくれました。



山田野理夫『おばけ文庫 たたみ たたき』の「鴻池カッパ」のはなしに出て来るもの。
山田野理夫が母から聞いたはなしだと記載されてます。



「鴻池」は、山のふもとにあるさびしい場所と表現されており、
普通に「池」として表現されてるようです。





ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
蛇道におちる。「たき」さんです。

たき

茶店の娘で、父の病が早く癒えるように信貴山に
「はだし参り」の願掛けに通ってた鷹丸(たかまる)という若者に惚れ、
遂には大蛇の身に変じてしまいました。



妻子のある鷹丸は、たきを振り払って逃げ、
菅田の社の松の木に隠れます。すると松の木はものすごい大木になって
鷹丸を助けてくれました。いっぽう、たきは池の水面に映った鷹丸を
水に没したと思って身を投げ、そのまま水中に入って行ったソウナ。





山田野理夫『おばけ文庫 たんたん ころりん』の「一本マツ」に出て来るもの。
おはなしは大和の国の信貴山のあたりが舞台になってます。




ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
ひだるシスター。「だり」さんです。

だり 餒鬼

山道にいる妖怪で、これに取り憑かれると体が急に動かなくなり、
そのままどうにも出来なくなってしまうといいます。



食べ物を投げて与えてやれば動けるようになるので、
山道を行くときは必ず食べ物を持って行くように言い伝えられてたといいます。



山田野理夫『おばけ文庫 ぬらり ひょん』の「だり」に出て来るもの。
大阪あたりの妖怪だとされており、「たに」の妹にあたる妖怪だと設定されてます。






プロフィール
■雅号
氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
■職業
イラストレーター
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
■自己紹介
ちッちゃかわいいキャラや、ドット絵、ゲーム系のイラスト、妖怪、和物など多岐色々に描いたり、紙もの、立体もの、デザインものなどなどグッズを造ったりしております。

■ PIXIV
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