氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
わきのしたにアルコール。「しょうじょうつぼ」さんです。
わきのしたにアルコール。「しょうじょうつぼ」さんです。
ひとの体の中に入って来るというふしぎな
壺のかたちをしてるもので、これがいると
いくらでもいくらでもお酒を飲んでも平気でいられる体になってしまうといいます。
壺のかたちをしてるもので、これがいると
いくらでもいくらでもお酒を飲んでも平気でいられる体になってしまうといいます。
慶長のころ、越後の国に今猩々(いましょうじょう)というあだ名をもつ
正右衛門という、いくらでもお酒がのめるというふしぎな漁師がおり、
ある大名が「実にふしぎじゃ、ひみつをさぐれ」と正右衛門を召し出して殺し、
体を大解剖してみたところ、左右の腋の下から
お酒のたっぷりはいった壺のようなものを摘出。
調べてみると召し出された際に正右衛門がのみほしてみせたお酒とぴったり同じ量の酒が
壺にはあって、改めてそれに酒を入れてみたところ、それ以上をそそいでも
あふれることは無かったソウナ。
正右衛門という、いくらでもお酒がのめるというふしぎな漁師がおり、
ある大名が「実にふしぎじゃ、ひみつをさぐれ」と正右衛門を召し出して殺し、
体を大解剖してみたところ、左右の腋の下から
お酒のたっぷりはいった壺のようなものを摘出。
調べてみると召し出された際に正右衛門がのみほしてみせたお酒とぴったり同じ量の酒が
壺にはあって、改めてそれに酒を入れてみたところ、それ以上をそそいでも
あふれることは無かったソウナ。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
恒例の世界篇、連続アップです。今年は13体、まいります。
■ グリンブルステイ (Gullinbursti)
今年の世界篇はまずはお寒い地方から、
北欧のめがみさまの騎っかる豕さんです。
■ ヒルディスヴィン (Hildisvini)
こちらは双子のめがみさまがまた騎っかってるという豕さん。
千里のはてもどこまでも、駈けることができるネ、とも言われてるのですから
猪突もやはり強いもの。
■ デーモンマーミドン(Demon myrmidon)
こうもりみたいな翼が、デモンたちには多いこしらえですが
むかしの木版画とかをみてるとウイッチたちと料理たべてたりする場面にいるデモンたち
フェアリーとかハエとかみたいな翼で描かれてたりするデザインもあったりしたので
まみどん(烏合の衆)たちの翼をそっちにしてみたりもしました。
■ トアラ・マンチャダ(Toalla manchada)
おやおや、吸血鬼が食堂に来ましたよ。
お湯をたのみましたな。
なんかうすぎたねぇタオルをだしましたよ。
ちゃぷん。いいお味ですこと。――といった流れの落とし話にあるもので
吸血業界のティーバック。
■ フランゴ・プレト(Frango preto)
くろいチキンは術者のつかい。
■ ボボ
綴りがちょっとわからなかったのでそのまま。
中岡俊哉の紹介などにも出てるコロンビアのもので、俊哉せんせは
「日本の濡れ女みたい」などと容姿の形容描写をしてます。
■ クロックミテーヌ(Croque- mitaine)
モウコ系統ガゴ系統のおフランスばん。
絵はだいぶ背景を美術班がもりもりとやりましたが、加工でい幾分ぼんやりぼんに。
■ レオパルドレディ(Leopard lady)
ウェアウルフものに追従するかたちで1930~1940年代以後に映画で
何本か豹に変わっちゃう女性の作品はあるみたいデス。がぶがぶ。
■ ムズヒブ(Mudhib)
イスラミックな方面からもシャイターン勢を。
絵で持たせた甘いものはパイにクリームにさくらんぼ。
■ ぼうようかし(蟒妖化子)
朝鮮半島ものは、お坊さんの伝説などにときどき出て来るおはなしのパターンから。
日本とかだとあんまり大きな作品に無い展開な感じもしますが、どのくらいなんざんしょ。
■ ゴースト・オブ・ペッグアレイズ ポイント(Ghost of Peg Alley's point)
藤澤衛彦『東西幽霊考』などにも『The Best Ghost Stories』(1919)から翻訳されたものが
紹介されてたりするもの。ボンネット(アメリカ大陸とかの昔のご婦人がよくかぶってるやつ)を
とにかく描いておきたかったので描いてみました。
■ ベート・デュ・ジェヴォーダン (Bete du Gevaudon)
「おばけ犬」とか「ジェヴォーダンの怪獣」とかの訳名があるおかた。
ワワワンワンワン。
■ イナリ(Inari)
三吉朋十『東印度の土俗』(きのう神保町で原本もたまたま買えて満足な良書、
――『えんすけっ!』のキャラクター・朋十三芳子の「好きな本」にも設定してるヨ)
の中で紹介されてるめがみさまを主任に据えて、おめでたく。
今年も無事に世界から、いろんな分野・いろんなかたがたをアップ出来ました。
恒例の世界篇、連続アップです。今年は13体、まいります。
■ グリンブルステイ (Gullinbursti)
今年の世界篇はまずはお寒い地方から、
北欧のめがみさまの騎っかる豕さんです。
■ ヒルディスヴィン (Hildisvini)
こちらは双子のめがみさまがまた騎っかってるという豕さん。
千里のはてもどこまでも、駈けることができるネ、とも言われてるのですから
猪突もやはり強いもの。
■ デーモンマーミドン(Demon myrmidon)
こうもりみたいな翼が、デモンたちには多いこしらえですが
むかしの木版画とかをみてるとウイッチたちと料理たべてたりする場面にいるデモンたち
フェアリーとかハエとかみたいな翼で描かれてたりするデザインもあったりしたので
まみどん(烏合の衆)たちの翼をそっちにしてみたりもしました。
■ トアラ・マンチャダ(Toalla manchada)
おやおや、吸血鬼が食堂に来ましたよ。
お湯をたのみましたな。
なんかうすぎたねぇタオルをだしましたよ。
ちゃぷん。いいお味ですこと。――といった流れの落とし話にあるもので
吸血業界のティーバック。
■ フランゴ・プレト(Frango preto)
くろいチキンは術者のつかい。
■ ボボ
綴りがちょっとわからなかったのでそのまま。
中岡俊哉の紹介などにも出てるコロンビアのもので、俊哉せんせは
「日本の濡れ女みたい」などと容姿の形容描写をしてます。
■ クロックミテーヌ(Croque- mitaine)
モウコ系統ガゴ系統のおフランスばん。
絵はだいぶ背景を美術班がもりもりとやりましたが、加工でい幾分ぼんやりぼんに。
■ レオパルドレディ(Leopard lady)
ウェアウルフものに追従するかたちで1930~1940年代以後に映画で
何本か豹に変わっちゃう女性の作品はあるみたいデス。がぶがぶ。
■ ムズヒブ(Mudhib)
イスラミックな方面からもシャイターン勢を。
絵で持たせた甘いものはパイにクリームにさくらんぼ。
■ ぼうようかし(蟒妖化子)
朝鮮半島ものは、お坊さんの伝説などにときどき出て来るおはなしのパターンから。
日本とかだとあんまり大きな作品に無い展開な感じもしますが、どのくらいなんざんしょ。
■ ゴースト・オブ・ペッグアレイズ ポイント(Ghost of Peg Alley's point)
藤澤衛彦『東西幽霊考』などにも『The Best Ghost Stories』(1919)から翻訳されたものが
紹介されてたりするもの。ボンネット(アメリカ大陸とかの昔のご婦人がよくかぶってるやつ)を
とにかく描いておきたかったので描いてみました。
■ ベート・デュ・ジェヴォーダン (Bete du Gevaudon)
「おばけ犬」とか「ジェヴォーダンの怪獣」とかの訳名があるおかた。
ワワワンワンワン。
■ イナリ(Inari)
三吉朋十『東印度の土俗』(きのう神保町で原本もたまたま買えて満足な良書、
――『えんすけっ!』のキャラクター・朋十三芳子の「好きな本」にも設定してるヨ)
の中で紹介されてるめがみさまを主任に据えて、おめでたく。
今年も無事に世界から、いろんな分野・いろんなかたがたをアップ出来ました。
プロフィール
■雅号
氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
■ホームページ
■職業
イラストレーター
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
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