▼本日の妖怪（5312）ふるだのおなのご

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
蛇退治のあとのパート。「ふるだのおなのご」さんです。

陸前の国などにつたわる昔話に出て来るもので、
蛇にたべられそうになってたところを助けられた
ふるだ（ひきがえる）が女の子のすがたになって
助けてくれるというもの。

冒頭、蛇に食べられそうになってた場面での
けがのせいで足をひきずってたりするなどの描写があったりもします。

▼本日の妖怪（5311）けいえい

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
其目見竜蛇。「けいえい」さんです。



漢字で書くと「桂影」


湖北のあたりにつたわるもので、
この病気（邪病）にかかるとそのひとにだけ
ふしぎな蛇や竜が目の前にみえるようになる、といったようなもの。



道士などに治してもらうソウナ。

▼本日の妖怪（5310）せいろう

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
がおがおと吠えたりしない。「せいろう」さんです。



大きな川や淵の中にいたりするらしい
狼のようなかたちのもので、
あまり動き回ることはないみたいです。

▼本日の妖怪（5309）せいえん

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
せんにんハウスモンキー。「せいえん」さんです。


仙人たちの棲んでるような深山にいるという猿（さる）。



白猿とか金猿とかもいますが
青猿というのもあるみたいですネ。

▼本日の妖怪（5308）ちょうかい

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
蝶になる鳥になる。「ちょうかい」さんです。

明の時代に起きたことがあるというもので、
おおきな蝶が飛んでたかと思うと、それが
たちまち奇妙な鳥に変じたというもの。
大水の前兆だったのではないかと考えられたようです。

▼本日の妖怪（5307）どういんだいねつ

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
あっちっちシール。「どういんだいねつ」さんです。



弘治7年（1494）に蘇州の役所の印（はんこ）が
突然ものすごい熱さになったというふしぎなもので、
誰も持って使うことが出来ずに困ってしまいましたが、
しばらくして、何もなかったかのようにモトに戻ったソウナ。

▼本日の妖怪（5306）さるむし

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
さんがいばんれい。「さるむし」さんです。



施餓鬼会のときにつかわれた
施餓鬼旗（せがきばた）を畑にさしておくと、
畑や家の近くに来なくなるという害虫。

▼本日の妖怪（5305）そうみのけ

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
毛がいっぱいドリーム。「そうみのけ」さんです。



体中すべてにもくもくぞわぞわ
大量の毛が生えて来て毛だらけになってしまうという夢を
たびたび見たりするのは、
血気がさかんに起こって武人としては吉なる兆しである、
などといわれてたソウナ。

▼本日の妖怪（5304）がまけい

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアッ プは、
こけろけろ。「がまけい」さんです。

霊鬼たちがに人間を化かしたりするときにつかうというもので、
良い鶏（にわとり）をもらったゾとうれしがって帰り、
よくみてみたらただの汚いがまがえるだったりするというもの。

日本の狐たちなどがつかう化け術などにも近いものです。

▼本日の妖怪（5303）さやまわりのふち

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアッ プは、
ぐるぐる、取れません。「さやまわりのふち」さんです。



岩代の国の河沼郡につたわるもので、
淵の水面に脇差の鞘（さや）みたいなものが
浮かんでたり流れて寄って来たりするので、
ふしぎだなと近寄ってみようとしても、
くるくる流れて行ってしまったりして、取ることは出来ないのだトカ。

▼本日の妖怪（5302）こくこう

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアッ プは、
きらきらブラック。「こくこう」さんです。



夢の中にこれが出て来ると、
口舌にまつわるよくないことが起こるといわれてるもので、
真っ黒い虹。

▼本日の妖怪（5301）てんこいたち

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
荒らした荒らしたてんこいたち。「てんこいたち」さんです。

長門の国のあたりでいわれてるもの。
畑を荒らしたり、ひとを化かしたりするといわれてたようです。