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氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
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ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
口なくしておどす。「めひきそでひき」さんです。

めひきそでひき 目引き袖蟇

おくちの無いひきがえるで、ひゅーどろどろと現われて
相手はこんなに強いゾと目や手で示しておどすといいます。





「目引き袖引き」ということばと「ひきがえる」のぬえ合成。
「目引き袖引き」は言葉を発さずに相手にそれと意図を示すことを表現することば。







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ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
上陸もぐもぐ。「ちゃべんとう」さんです。

ちゃべんとう 茶弁当

おべんとうづつみに乗っかってぷかぷかと各地に渡り、
陸地をもぐもぐ食べる茶瓶(ちゃびん)のようなもの。





「茶弁当」というのは「花園口」(かえんこう)の地口がモトとなってるそうで、
日清戦争のときの「花園口上陸」の戯文。(「花園口上陸」→「茶弁当買っとく」)







ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
なすなす警報。「あめあられなす」さんです。

あめあられなす 雨霰茄

どかどかと砲撃されてくる茄子(なすび)の化けたもの。



「あめあられなす」と「なす」のぬえ合成。
「あめあられなす」自体は日清戦争のころの戯文にある
「雨あられなす砲撃の」(『勧進帳』の「海少しある夕波の」という唄の文句の地口)
などが素体になってるようです。







日清日露あたりのころの戯文にみられる画像妖怪たちをお送りしている
5月の和漢百魅缶ですが、(いくつか少しズレてるのも出てますが)
だいぶ数がつらなってきましたぞォー。







ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
取り囲っこめ囲っこめ。「ひまあらじ」さんです。

ひまあらじ 隙間あらじ

やまあらしのようにびっしりと隙間なく、
剣つき鉄砲たちが生えてるもの。




「山嵐」と「隙間あらじ」のぬえ合成。
「隙間あらじ」自体は日清戦争のころの戯文にある
「寄せ来る敵や隙間あらじ」(『勧進帳』の「立ち来る音や須磨明石」という唄の文句の地口)
などが素体になってるようです。










ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
よろこびみ。「てんびんぼう」さんです。

てんびんぼう 天秤坊

サギなどの化けるもので、
かつがれるとやたらとよろこぶ
棒みたいなかたちのもの。





棒手振りなどにつかわれる荷物をかつぐ「天秤棒」をつかった
「かつがれてよろこんでる」というしゃれ言葉がモトになってるもの。
戯文などでの表現。






ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
いつもドンチャン。「よくじょう」さんです。

よくじょう 欲城

漢字で書くと「欲城」。
お腹のなかでいつもいくさをドンチャンしてるというもの。





万亭応賀『仁義礼智信』からのリデザインで
応賀シショーの狂歌にいわく「泰平の御代に住ても欲城の腹の中ではいつもドンチャン」



人心の欲城◆万亭応賀『仁義礼智信』
人心の欲城◆万亭応賀『仁義礼智信』



ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
ぱちんドカン。「じゅうがつのざくろ」さんです。

じゅうがつのざくろ 十月の柘榴

柘榴(ざくろ)の実の化けたもので、
いくさ」(戦草)たちのなかでの自爆要員。
いつでもすぐに、はぜちゃいます。





日清戦争のころの戯文などに見られるもので、もともとは
ざくろの実がはじけることを使っての単純な謎かけ。






ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
きらっきらっ原。「おつゆあさひ」さんです。

おつゆあさひ 阿露旭

北の戦地荒野の原っぱのなかに
いっしょになって寝て暮らしてるという、光るつがい。





日露戦争中に唄われた都々逸
「えんでこそあれ 満州の野原 つゆとあさひが 合い住まい」がモトになってるもの。
つゆは「ロシア帝国軍」あさひは「大日本帝国軍」
――どちらも原っぱの朝の情景のつきもの。






ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
ぴこぴこ菜種の海に狂う蝶。「すいらいちょう」さんです。

すいらいちょう 水雷蝶

水雷艇(すいらいてい)なちょうちょ。
北の海を狂わせて飛びます。 



 日露戦争時のカートゥーンに見られるもので、
踊りの『保名』に出て来る「菜種の畑に狂う蝶。翼かわしてうらやまし」のちょうちょに
水雷艇を見立てたもの。安倍保名(あべのやすな)にあたるのはバルチック艦隊。








ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
評定ながながし。「おだわらぢょうじん」さんです。

おだわらぢょうじん 小田原提臣

ふにゃふにゃちぢんだりする小田原提灯みたいなもので、
何やらながながとしゃべったりしていますが、
何も起こしたりはしません。



明治の戯文などに見られるもので、「小田原評定」という言葉から、
「小田原提灯」の形状を描くことでそれをかおらせているデザイン。
そのまま「提灯」ともあるいは「冗臣」とも。



北沢楽天は元老会議を描いた明治34年の漫画に、
伊藤博文・井上馨・山県有朋などをこの形状で描いたりもしてます。







ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
かんぴょういたします。「かんぴょうふ」さんです。

かんぴょうふ 乾瓢婦

従軍看病婦な、かんぴょう。
こころの色は煮た醤油(したじ)。 



 明治時代の戯文や謎々などにあるもので、
「看病婦」(看護婦のこと)の音を「かんぴょう」とぬえ合成させたもの。
日清戦争頃の戯文に従軍看護婦の詠込みなどで出て来ます。 







ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
開化との対立世界観。「ふかいか」さんです。

ふかいか 鱶烏賊

武具や言語の文明がひらけておらぬ
鱶(ふか)と烏賊(いか)のまじったような水族。




明治時代の戯文や謎々などにあるもので、
「不開化」の音をそのままデザイン化させたもの。






プロフィール
■雅号
氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
■職業
イラストレーター
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
■自己紹介
ちッちゃかわいいキャラや、ドット絵、ゲーム系のイラスト、妖怪、和物など多岐色々に描いたり、紙もの、立体もの、デザインものなどなどグッズを造ったりしております。

■ PIXIV
■ instagram
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2019年5月より、Tシャツトリニティでシャツを展開させてます。


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