氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
水晶にだんだんついてく、わるいものたち。「くうかんのよごれ」さんです。
水晶にだんだんついてく、わるいものたち。「くうかんのよごれ」さんです。
水晶などに次第次第についちゃうというよごれで、
これが多くなっていくと石の効力は弱まってしまうんだソウナ。
これが多くなっていくと石の効力は弱まってしまうんだソウナ。
汚れを落として「清める」ためには、
ふつうに洗剤とかをつけて洗ったり、
天然の塩水につけたり、
粗塩のなかに何日か漬け込んでおいたり
などの処置をしてやるとよいんだトカ。
ふつうに洗剤とかをつけて洗ったり、
天然の塩水につけたり、
粗塩のなかに何日か漬け込んでおいたり
などの処置をしてやるとよいんだトカ。
20世紀以後のヒーリングストーンや
天然石などに関する神秘的な言説にみられるもの。欧米からの翻訳知識のようです。
天然石などに関する神秘的な言説にみられるもの。欧米からの翻訳知識のようです。
色のついてる水晶の類にはあまりつかなく、
透明な水晶にはだんだん汚れがつく。
きれいに研磨された透明な水晶には、さらにより一層こういった汚れがつきやすい
――などの言説があるようです。
透明な水晶にはだんだん汚れがつく。
きれいに研磨された透明な水晶には、さらにより一層こういった汚れがつきやすい
――などの言説があるようです。
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ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
個々の石にあり・なし。「むらさきすいしょうのじゃき」さんです。
個々の石にあり・なし。「むらさきすいしょうのじゃき」さんです。
紫水晶(アメジスト)には、はじめから石のなかに
邪気が含まれてることもあるそうで、そういうのにあたってしまうと
良い効果のあるしんぴてきな水晶ではなかったりするソウナ。
邪気が含まれてることもあるそうで、そういうのにあたってしまうと
良い効果のあるしんぴてきな水晶ではなかったりするソウナ。
20世紀以後の天然石などに関する神秘的な言説にみられるもの。
欧米からの翻訳知識のようです。
欧米からの翻訳知識のようです。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
お湯をわかすおしごと。「こくし」さんです。
漢字で書くと「黒歯」で
「黒歯」という名称が十羅刹女に存在する名前だったため、
『今昔物語集』(巻13)などでは仏蓮が
十羅刹女の化身してやって来たものたちかな?――と考えてみる場面などもあります。
お湯をわかすおしごと。「こくし」さんです。
漢字で書くと「黒歯」で
仏蓮(ぶつれん)が越後の国にある国上山で修行をつづけてたときに、
どこからともなくやって来て、
薪わりや水くみなどの労働をしてくれたという童子。
どこからともなくやって来て、
薪わりや水くみなどの労働をしてくれたという童子。
「黒歯」という名称が十羅刹女に存在する名前だったため、
『今昔物語集』(巻13)などでは仏蓮が
十羅刹女の化身してやって来たものたちかな?――と考えてみる場面などもあります。
仏蓮は毎日毎日3回、お湯をわかして沐浴し垢穢を去るのも日課にしてたため、
このふしぎな童子がやってて来るまでは、
その作業に疲れ果ててしまい下僧が辞めていってしまうのが常だったソウナ。
このふしぎな童子がやってて来るまでは、
その作業に疲れ果ててしまい下僧が辞めていってしまうのが常だったソウナ。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
塔建立反対住神。「くがみやまのじしゅのかみ」さんです。
塔建立反対住神。「くがみやまのじしゅのかみ」さんです。
越後の国にある国上山のかみさまで、
上にお寺が出来てしまったことで自分の居場所がなくなってしまう
――と怒り、お寺の塔を「かみなり」(雷)に頼んで
壊させてつづけてました。
上にお寺が出来てしまったことで自分の居場所がなくなってしまう
――と怒り、お寺の塔を「かみなり」(雷)に頼んで
壊させてつづけてました。
『日本法華験記』(巻下)や『今昔物語集』(巻12)の文では
寺の塔を壊させてた「かみなりのわらわ」(雷の童)とは深き契りのある仲だとされてます。
寺の塔を壊させてた「かみなりのわらわ」(雷の童)とは深き契りのある仲だとされてます。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
仏塔破壊ボーイ。「かみなりのわらわ」さんです。
仏塔破壊ボーイ。「かみなりのわらわ」さんです。
越後の国にある国上山のお寺の塔を蹴りやぶってた、
男の子ぐらいのすがたの「かみなり」(雷)で、
ひとびとが何度再建しても塔を破壊してたといいます。
男の子ぐらいのすがたの「かみなり」(雷)で、
ひとびとが何度再建しても塔を破壊してたといいます。
これをきいた神融(しんゆう・泰澄のこと)が法華経を念じ唱えると、
雷はしばられて動けなくなったすがたで空から落ちて来て退治され、
もう塔を壊さないこと、きれいな湧き水を出すこと、国上山の近くに落ちないこと、を誓い
釈放されるに至ったソウナ。
雷はしばられて動けなくなったすがたで空から落ちて来て退治され、
もう塔を壊さないこと、きれいな湧き水を出すこと、国上山の近くに落ちないこと、を誓い
釈放されるに至ったソウナ。
『日本法華験記』(巻下)や『今昔物語集』(巻12)の文では
「十五、六歳」ぐらいの年恰好の童・男童だったと形容されてます。
「十五、六歳」ぐらいの年恰好の童・男童だったと形容されてます。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
善悪人心。「おにとほとけのあいずまい」さんです。
善悪人心。「おにとほとけのあいずまい」さんです。
人間ひとりひとりのこころの善悪両面を示すたとえのことば。
「ひとのこころの奥底は鬼と仏の相住まい」
「鬼と仏の同居」などと表現されてました。
「鬼と仏の同居」などと表現されてました。
プロフィール
■雅号
氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
■ホームページ
■職業
イラストレーター
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
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