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氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
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ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
蚤たちの、みもとひきうけにん。「ふるだたみ」さんです。

ふるだたみ 古畳

ふるいぼろぼろになりかかった畳(たたみ)。
困ってる蚤(のみ)たちを自分のところにかくまってあげるこころづよい? 親分肌。
物置などにすんでいて、お座敷にいるきれいな畳たちはキライ。
曲亭馬琴『敵討蚤取眼』に登場する、蚤への理解者で、
「いったい物置の切れ畳は毎年座敷の畳にばかり表替へされることを無念に思ひけるゆへ
 たちまち蚤の肩を持って やすやすとかくまいける
 今も古畳に多く蚤の居るのはこの理屈なるべし」
――などと、おもしろ展開をくっつけている画像妖怪よりの畳さんデス。






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ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
ぷっくり。「おたふくのろくろくび」さんです。

おたふくのろくろくび お多福の轆轤首

ぽちゃぽちゃしたおたふくな顔の「ろくろくび」。


恋川春町の『妖怪仕内評判記』で描かれてるろくろくびで、
「おたふくのろくろくびとは今年が新版 とんだぼちゃぼちゃのお千代ときたもんだ」とあり
形容につかわれてる「ぼちゃぼちゃのお千代」というのは
江戸にいた舟饅頭(ふなまんじゅう)の女の名前。体がぽちゃぽちゃしてた。




ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、 
今月はいまのところぜんぶ画像妖怪ですネ。「ばけまいまいつぶろ」さんです。

ばけまいまいつぶろ 化舞螺

まいまいつぶろの化けたもの。
顔の部分が少し人間っポかったりもします。


「まいまいつぶろ」表記とデザインは、歌川重宣の豆絵
『新板化物づくし』に見られるもの。まいまいつぶろは蝸牛の呼び名の一ッ。





重宣とかの世代だと、春英・一九・豊国・国芳あたりが描いてたのを描いた! と、
そういうのに独自デザインした新手を混ぜて描いた! と、に完全に画像妖怪は割れるから、
まいまいつぶろ先輩は、さらに先輩表現がいる可能性も高い。
(化物づくしテーマな豆絵であるかもしれぬし、ふつうの絵本かも知れぬ)




ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
昨日につづいての出荷ぁー。「うりのばけもの」さんです。

うりのばけもの 瓜の化け物

うりが化けたもの。「なすびのばけもの」と共に
うじゃうじゃ鍬(くわ)や鋤(すき)をもって出て来ます。


黒本『清明二本菊』に出て来るもの。
芦屋道満(あしやのどうまん)があやつってくる妖怪です。



和漢百魅缶」 通算4900体目のアップは
なす農民。「なすびのばけもの」さんです。

なすびのばけもの 茄の化け物

なすが化けたもの。「うりのばけもの」(瓜の化け物)と共に
うじゃうじゃ鍬(くわ)や鋤(すき)をもって出て来ます。
黒本『清明二本菊』に出て来るもの。
芦屋道満(あしやのどうまん)があやつる妖怪なのデス。





いよいよ2016年も暮れにはいってまいりまして「和漢百魅缶」へのアップは 
てくてく歩け。「やまごえぐま」さんです。

やまごえぐま 山越熊

旅すがたな熊さん。
いつもてくてく箱根のお山越えでぃ。



「箱根八里は熊でも越すが」という地口につけられる絵のデザイン
として見られるもので、「箱根八里は馬でも越すが」からの発想。


顔の部分が、パッと見て「……熊なのか?」と思っちゃうような
ものすごくデホルメの行きすぎた絵になってたりすることも
地口の絵とかではありがち。






こんげつの「和漢百魅缶」千穐楽のアップは 
これがあれば火難はすべてだいじょうぶ。「おおかわのぬし」さんです。

おおかわのぬし 大川主

水にまつわるかみさまで、
童子の姿になって出現したりしたことがあるそうです。



むかし、普宅(ふたく)という僧侶が肥前の五島の大安寺で修行をしてたとき、
夜になるとふしぎな童子がやってきて
法救をもとめてきたので、教えを説いてやると


「われはおおかわの主なり、もし願望あらば何でも言え」


とお礼の体。普宅が


「別に望みは無いけれども、そうじゃ、寺やみんなが火難にあわないようにしてくれ」


と頼むと、翌日に童子が

「この剣を置けば火災は無い、水で剣を紙に写しておけばその家も火難に遭わぬぞ」


――と、ふしぎな剣をくれたのだソウナ。
その後、このふしぎな剣(水剣)は普宅によって
薩摩の国の阿多郡伊作の西福寺へ移されました。
剣のかたちを木版にしておふだとしたことも併せて『三国名勝図会』には記されています。




ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
帯ジャンプ。「きつねのめかくし」さんです。 (同類2項目め)

きつねのめかくし 狐の目隠し

長門の国などにつたわるもので、
ちょうちんなどの明かりや、月明かりを頼りに夜道を歩いてると
突然に目の前が真っ暗闇になってしまって
何も見えなくなってしまうというもの。



狐が後ろからいたずらをして
目の前をまっくらにしてしまってるそうで、
これを防ぐには、帯の結びだまを後ろではなく前にして、
狐が人間の頭の高さに背伸びをする足場に使えなくすると良いといいます。




肥前の「きつねのめかくし」(狐の目隠し)は履き物などを使ったりもしたようです。
いたちのぬりかべ」(鼬の塗壁)、「やまのかみのめかくし」(山の神の目隠し)などは似たもの。




帯に乗られないように、という対処方法は
鷺(さぎ)などの化ける見越入道みたいな化け術に対する場合にも見られて
こちらもやはり、結び目に乗られないようにするため、としてます。







ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
ひと、ぱくぱく。「イペクルイセイ」さんです。

イペクルイセイ

アイヌにつたわるもので、人喰いバッタ。
アイヌサックモシリ(人間たちの住めない国)には
これの村とかもあるそうで、
これがやって来て人間たちをぱくぱく食べてしまったりしたので、
「オキクルミ」がそれと戦って退治した、というはなしがあったりします。






ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
ぴかぴか鏡。「せんかくきょう」さんです。

せんかくきょう 蟾閣鏡

漢字で書くと「蟾閣鏡」
むかし、有祇国から献上されたという金のかがみで、
これで照らしみるとどんな魑魅(ちみ)たちなども、
たちどころ に見あらわせるチカラがあるのだといいます。



望蟾閣(ぼうせんかく)というところに置いてあったことからの呼び名のようです。
ここでの「ちみ」(魑魅)は魑魅魍魎妖怪変化などの総称のようなものでしょう。





ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
晴れた日にダケ営業日。「みこしわかしゅ」さんです。

みこしわかしゅ 見越若衆

とても大きな図体の若衆髷な妖怪。
高い山の中に住んでて、晴れてる日にしか現われないといいます。



振鷺亭『会談興晤門雅話』の口絵部分にあるもので
大巨体な力士として有名だった釈迦ヶ嶽(しゃかがたけ 1749-1775)をモトに、
それを絵本や絵巻に描かれてきた
みこしにゅうどう」(見越入道)とデザイン合成したもの。


晴れじゃないと出ないという部分がとても、相撲。






ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
川のなかからハーモニー。「すいちゅうげんか」さんです。

すいちゅうげんか 水中弦歌

むかし、乗磯山(じょうきざん)の近くの川の
水の中からきこえてくることがあったというふしぎな音。
とてもきれいな弦楽器をつかった音楽で、
音の組み立てなどもとてもシッカリしてたといいます。



プロフィール
■雅号
氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
■職業
イラストレーター
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
■自己紹介
ちッちゃかわいいキャラや、ドット絵、ゲーム系のイラスト、妖怪、和物など多岐色々に描いたり、紙もの、立体もの、デザインものなどなどグッズを造ったりしております。

■ PIXIV
■ instagram
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2019年5月より、Tシャツトリニティでシャツを展開させてます。


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