忍者ブログ
氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30  
[252]  [253]  [254]  [255]  [256]  [257]  [258]  [259]  [260]  [261]  [262
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
うしろからすたすたぺたぺた。「きつねのあとつき」さんです。

きつねのあとつき 狐後付

陸奥の国の東津軽郡などにつたわるもの。
夜道を歩いてると後ろから誰かのついて歩いて来る音が聴こえてくるけれど、
振り返っても足音はなく、誰もいないといったもの。




きつねがこれをやってるとも言われてて、
もしもこれに遭ったら、袖(そで)ごしに脇の下からのぞきこむように
うしろを振り返って見ると、
これをやって化かそうとしてるきつねの姿が見える、
などともいわれてたそうです。







PR
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
ふごー。「しろいのしし」さんです。

しろいのしし 白猪

土佐の国の長岡郡の「つるべおとし」と呼ばれる土地にあった、
「いらずの林」という、お殿様でさえ入ってはならぬといわれてた林に、
足を踏み入れると出て来たという真っ白いいのしし。



この「いらずの林」に入るとたたりがあるとされていました。




ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
仙薬製造室出入り厳禁。「たいびょう」さんです。

たいびょう 大猫

漢字で書くと「大猫」
大きな図体をしたふしぎなねこで、
仙薬や金丹をぐつぐつ煮たりしてるひとのもとに出没しては、
おしっこをソコにたれていって、
じっくりと計量したり加熱したりしてた製法を
台無しにしてしまったりするといいます。



ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
つかいですショッピング。「かくれくにのつかいびと」さんです。

かくれくにのつかいびと 隠国の使人

町にときどきあらわれる蔦葛(つたかづら)で緡(さし)を結んだ銭をもってる人は、
かくれ国からやって来たふしぎな人がものを買ってるのだ、などと
言われてたというもの。



「隠国」は「隠里」などの薩摩の国での呼び方。
八田知紀『霧島山幽境真語』に
「我方言仙境をかくれ国といひ 蔓草もてつなげる銭をかつら銭といふ」とあります。




かくれ里の類語として出て来る「隠国」って、どこでのものなのだろ
と、最近見て考えてたわけですが、スッキリしました。




ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
雷さまです。びひんびひん。「どんがらさま」さんです。

どんがらさま どんがら様

天にいる雷を落としてくるかみさま。
「どんがら、どんがら、びひん」というのが落雷の音の鳴らし方。
上野の国の吾妻郡などでいわれてるもの。







ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
あたまない。「むとうびゃくけん」さんです。

むとうびゃくけん 無頭白犬

頭が無く、体つきは人間に少し似てるというふしぎな犬。
気が付くともう近くからは姿を消してたりもするといいます。


『昌邑王髆伝』などに見られるもので、
「数有怪 嘗見白犬 高三尺無頭 其頸以下似人…」などとあります。









ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
ぽこぽこぱかぱかすちっすたっ。「ばていのひびき」さんです。


ぱていのひぴき 馬蹄響

大正のはじめごろには言われてたというもので、
千葉の習志野練兵場にとても腕のいい騎兵がいたけど、落馬をして死んでしまい、
その落馬した場所の近くでは
馬蹄のぽこぽこ響く音などがする、などというもの。





10月のはじまりの「和漢百魅缶」へのアップは 
狐のライバルのまたもうひとつの一勢力。「かいく」さんです。


かいく 怪狗

漢字で書くと「怪狗」で、ひとを害したり化かしたりする狗(いぬ)。

「妖狐怪狗」(『呉山浄端禅師語録』など)といった感じで
妖狐(ようこ)との一対として描写されたりもします。




ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
おだんごおこめくだものおそなえほしい。「だいこん」さんです。

だいこん 餒魂

漢字で書くと「餒魂」で
まつられることが無い状態におかれた霊魂・霊鬼たち。
法会などが近くであって、
たまたま何かがお供物として出される機会がない限り、
餓え苦しんでたりするといいます。






ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
ごはんおくれごはんおくれウサギ。「ままかせろ」さんです。

ままかせろ 飯喰ろ

男の子がひとりで留守番してる家にやってきて
「ままかせろ、ままかせろ」と言って来たというもの。




何日間もごはんを要求してくるので、あやしんだ家の者が斬りつけてみると、
尾っぽのようなものが落ち、血のあとをたどっていくと
うさぎだったソウナ。



このときのこと以後、うさぎの尾というものは
短い、といわれます。



羽前の国の最上郡の昔話に出て来るもの。





ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
たたみから手がうごかせない! 「すりつきだたみ」さんです。

すりつきだだみ 搨付畳

畳に手のひらがペタっとすりついてしまって、
うまく身動きがとれなくなってしまうというもの。
亡霊や妖怪が人間をおどろかすために行ったりするようです。









ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
赤い軍装でござる。「せきそうへい」さんです。

せきそうへい 赤装兵

日露戦争のときに戦場に出現したというふしぎな兵隊で、
上下真っ赤な軍装をしてたといいます。




あるロシア兵が語ったところによると、
何千何万もの赤い兵が出て来て、石を投げつけてきたりしたといいます。
その後、戦死している普通の日本兵の身の回りを調べたところ、
石の入ったおまもりぶくろを持ってる者がいたりしたので、
「あの赤い兵隊は、おまもりぶくろに入っている神が現われて、石を投げてたのでは」
などと考えられたりしたといいます。






明治世代あたりには、四国の狸や、各地の天狗などに関する言い伝えに
ふしぎな兵隊となって、日清・日露のいくさのときに御神助があった、とされるものが多いですが
この赤装兵のはなしとかは、それの基本種のおはなしのような感じです。







プロフィール
■雅号
氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
■職業
イラストレーター
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
■自己紹介
ちッちゃかわいいキャラや、ドット絵、ゲーム系のイラスト、妖怪、和物など多岐色々に描いたり、紙もの、立体もの、デザインものなどなどグッズを造ったりしております。

■ PIXIV
■ instagram
妖界東西新聞

妖界東西新聞 日刊紙だから まいにち更新中

和漢百魅缶wiki 検索用に。

2019年5月より、Tシャツトリニティでシャツを展開させてます。


最新コメント
[01/24 دکوراسیون منزل]
[11/29 NONAME]
[05/08 100]
[01/13 佐藤]
[01/05 ひょ―せん]
妖怪マガジンYOMIMANDARA
月刊?妖怪マガジンYOMIMANDARA

文車堂版社妖改革宣言

新・妖怪党 部署一覧


 Logo:Cyusonzi Ryunosuke
 Design:O-Onigami Georgenomikoto
 2008 新・妖怪党




 Logo:Koorintei Hyousen
 YoukaitoLogo:Cyusonzi Ryunosuke
 Design:O-Onigami Georgenomikoto
 2008 新・妖怪党



 Logo:Koorintei Hyousen
 YoukaitoLogo:Cyusonzi Ryunosuke
 Design:O-Onigami Georgenomikoto
 2008 新・妖怪党



 Logo:Koorintei Hyousen
 YoukaitoLogo:Cyusonzi Ryunosuke
 Design:O-Onigami Georgenomikoto
 2008 新・妖怪党

最新トラックバック
フリーエリア
© 2007-2024 Koorintei Hyousen

本ブログの内容、画像の無断転載、無断転用を禁じます。

忍者ブログ   [PR]