氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
降って来るゾ。「たまごぐらいのひょう」さんです。
武蔵の国の吉祥寺につたわるはなしにあるもので、
むかし(明治42年ころらしい)榛名講に出かけたひとが
湖にたべおわったあとの卵のからを捨てて来たら、
それに怒った榛名さまのたたりからか、その年は
卵ぐらいの大きさのひょうがばらばらと降ることがあったソウナ。
降って来るゾ。「たまごぐらいのひょう」さんです。
武蔵の国の吉祥寺につたわるはなしにあるもので、
むかし(明治42年ころらしい)榛名講に出かけたひとが
湖にたべおわったあとの卵のからを捨てて来たら、
それに怒った榛名さまのたたりからか、その年は
卵ぐらいの大きさのひょうがばらばらと降ることがあったソウナ。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
がっしゃがしゃ!がっしゃがしゃ!「こんぴらぐうのすなまきだぬき」さんです。
短具の国船井郡の梅田村にある金比羅宮のちかくに
夜になると出たというたぬきで、
「小豆3升、米3升、あわせて6升がっしゃがしゃ」という声をあげながら
砂をまくような音をさせて来たといいます。
がっしゃがしゃ!がっしゃがしゃ!「こんぴらぐうのすなまきだぬき」さんです。
短具の国船井郡の梅田村にある金比羅宮のちかくに
夜になると出たというたぬきで、
「小豆3升、米3升、あわせて6升がっしゃがしゃ」という声をあげながら
砂をまくような音をさせて来たといいます。
きょうの「和漢百魅缶」へのアップは
帰宅希望。「ちょうずばちのたましい」さんです。
むかし、江戸に住んでた人見友元という医者が
番町のあるひとの屋敷で目にした
石で出来た手水鉢(ちょうずばち)のかたちの良いのにほれこんで、
それをもらって自分の庭に置いたところ、
夜になると手水鉢が「帰りたい、帰りたい」としきりにしゃべり出したので、
けっきょくもとの持ち主に返却することになった、
というもの。
帰宅希望。「ちょうずばちのたましい」さんです。
むかし、江戸に住んでた人見友元という医者が
番町のあるひとの屋敷で目にした
石で出来た手水鉢(ちょうずばち)のかたちの良いのにほれこんで、
それをもらって自分の庭に置いたところ、
夜になると手水鉢が「帰りたい、帰りたい」としきりにしゃべり出したので、
けっきょくもとの持ち主に返却することになった、
というもの。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
おかねは葉っぱじゃありんせん。「おきゃくたぬき」さんです。
おかねは葉っぱじゃありんせん。「おきゃくたぬき」さんです。
妓楼にあがったおきゃくさんの正体がよくわからなかったり、
気をゆるめて眠ってるうちに普通の人間の顔からものすごいばけものみたいな顔になってたり、
気がついたら朝だれも知らぬうちに消えてしまってたりするなどといったもので、
たぬきが人間のおきゃくの姿に化けて登楼してた
のだろうとされるもの。
気をゆるめて眠ってるうちに普通の人間の顔からものすごいばけものみたいな顔になってたり、
気がついたら朝だれも知らぬうちに消えてしまってたりするなどといったもので、
たぬきが人間のおきゃくの姿に化けて登楼してた
のだろうとされるもの。
妓楼に支払うおかねは本物だったりしたそうで、
文化のころに吉原の佐野松という妓楼にやって来たおきゃく
(眠ってるうちに人間ではないすがたに変わってて禿(かむろ)がびっくりして
騒いでるうちに姿を消した)の渡してたおかねも
本物だったソウナ。
文化のころに吉原の佐野松という妓楼にやって来たおきゃく
(眠ってるうちに人間ではないすがたに変わってて禿(かむろ)がびっくりして
騒いでるうちに姿を消した)の渡してたおかねも
本物だったソウナ。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
手荒にあつかうとダメなレアちゃん。「つえのしょうね」さんです。
手荒にあつかうとダメなレアちゃん。「つえのしょうね」さんです。
むかし、ある男が
杖にするのにちょうどいいような大きさの木の枝をひろったので、
大切に細工をして杖にしていたところ、
男の留守中にたまたまその家に泊まった旅の商人が
「この杖はとんでもなく素晴らしい、しばらくしてまたここを通るが、
是非これこれの値で売ってくれるように頼んで下され」と
家族に高額な値を告げて懇願して行きます。
杖にするのにちょうどいいような大きさの木の枝をひろったので、
大切に細工をして杖にしていたところ、
男の留守中にたまたまその家に泊まった旅の商人が
「この杖はとんでもなく素晴らしい、しばらくしてまたここを通るが、
是非これこれの値で売ってくれるように頼んで下され」と
家族に高額な値を告げて懇願して行きます。
帰った男はその話を聞いて、「この杖はそんなにすごいのかな」
とふしぎに思いながら振り回していると、家のあがりかまちに杖がガチンと当たると共に
「きぃぃぃぃぃぃ」というものすごい声が。
とふしぎに思いながら振り回していると、家のあがりかまちに杖がガチンと当たると共に
「きぃぃぃぃぃぃ」というものすごい声が。
後日、またやって来た同じ旅の商人が言うには
「実に惜しいことをした、それは変に叩いて杖の性根が飛んでいってしまったときの声です、
はいったままであったらもっともっと高くなることもあったのに」ということだったトカ。
「実に惜しいことをした、それは変に叩いて杖の性根が飛んでいってしまったときの声です、
はいったままであったらもっともっと高くなることもあったのに」ということだったトカ。
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■雅号
氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
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■職業
イラストレーター
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
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