氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
紅白ごはん製造機。「おにのしゃくし」さんです。
紅白ごはん製造機。「おにのしゃくし」さんです。
鬼たちがごはんを炊く時につかうふしぎなめしじゃくしで、
お釜のなかに水を入れて
このしゃくしでぐるぐるかき混ぜていると
釜にたっぷりのごはんが出来るというもの。
二種類用意されているそうで、
片方は白い米のごはん、
もういっぽうは小豆のごはんが出来るという仕様。
お釜のなかに水を入れて
このしゃくしでぐるぐるかき混ぜていると
釜にたっぷりのごはんが出来るというもの。
二種類用意されているそうで、
片方は白い米のごはん、
もういっぽうは小豆のごはんが出来るという仕様。
丹後の国に伝わるもので、「おむすびころりん」と同じように
穴の中へ入って行ってそこで何かをもらってくるかたちのおはなしのひとつ。
おむすびを落として鬼の穴へはいったじいさんがこれをもって帰って来て、
試してみるとそのとおりに釜にたくさんのごはんが炊けたんだそうな。
穴の中へ入って行ってそこで何かをもらってくるかたちのおはなしのひとつ。
おむすびを落として鬼の穴へはいったじいさんがこれをもって帰って来て、
試してみるとそのとおりに釜にたくさんのごはんが炊けたんだそうな。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
雨乞バージョン。「あんちんきよひめ」さんです。
雨乞バージョン。「あんちんきよひめ」さんです。
肥後の国の天草郡などにつたわるもので、
雨ごいをするときに、張子(はりこ)や藁(わら)を材料にしてつくられて
海や池の中に投げ込まれる大きな蛇のつくりもののこと。
または、その言い伝えにまつわる蛇のことをいうソウナ。
雨ごいをするときに、張子(はりこ)や藁(わら)を材料にしてつくられて
海や池の中に投げ込まれる大きな蛇のつくりもののこと。
または、その言い伝えにまつわる蛇のことをいうソウナ。
鐘を水につけたりする雨乞に、
唄やお芝居などで知られた「きよひめ」(清姫)の筋書きが
むすびついたとみられるものです。
唄やお芝居などで知られた「きよひめ」(清姫)の筋書きが
むすびついたとみられるものです。
天草郡教良木村でいわれていた「清姫」の例では、
むかし、蛇が蛙をたべようとしてたところ人間がそれをとどめて
蛇が蛙を食べそこなったことがあったのですが、
時がながれて、そのときの蛙は安珍という男性、
蛇は清姫という女性の人間にそれぞれ生まれ変わり、
食べそこなった恨みから、清姫は安珍を追いかけ鐘ごと燃やしてしまいます。
そのあと、僧侶がお経をあげたのちに蛇に変じてしまった清姫ののどに
とどめを刺した際に大雨が降ったので、
その展開を藁でつくった大蛇で再現をして、雨ごいをしたといいます。
むかし、蛇が蛙をたべようとしてたところ人間がそれをとどめて
蛇が蛙を食べそこなったことがあったのですが、
時がながれて、そのときの蛙は安珍という男性、
蛇は清姫という女性の人間にそれぞれ生まれ変わり、
食べそこなった恨みから、清姫は安珍を追いかけ鐘ごと燃やしてしまいます。
そのあと、僧侶がお経をあげたのちに蛇に変じてしまった清姫ののどに
とどめを刺した際に大雨が降ったので、
その展開を藁でつくった大蛇で再現をして、雨ごいをしたといいます。
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びゅごーーーー。「アマイノウ 」さんです。
びゅごーーーー。「アマイノウ 」さんです。
宮古島につたわるもので、たつまき・つむじかぜのこと。
むかし、年をとって目を悪くした長者がいて、
3人の息子たちがこの長者を海に落としてしまおうと画策。
しかし鱶(ふか)によって長者は助けられて無事に屋敷に帰ってきます。
長者は「これからは鱶を大事にしよう」と息子や娘たちに告げますが、
息子たちは今度はこの鱶を殺そうと海に出発。
3人の息子たちがこの長者を海に落としてしまおうと画策。
しかし鱶(ふか)によって長者は助けられて無事に屋敷に帰ってきます。
長者は「これからは鱶を大事にしよう」と息子や娘たちに告げますが、
息子たちは今度はこの鱶を殺そうと海に出発。
鱶を殺しに息子たちが行ったということを知った長者は、
屋敷の屋根の上にあげてもらい、葺いてある萱(かや)を手さぐりで抜いて振ると
アマイノウが巻き起こって鱶を殺そうと海に入ってた息子たちを
舟ごと連れ去っていってしまったソウナ。
屋敷の屋根の上にあげてもらい、葺いてある萱(かや)を手さぐりで抜いて振ると
アマイノウが巻き起こって鱶を殺そうと海に入ってた息子たちを
舟ごと連れ去っていってしまったソウナ。
長者の名前は「西銘カバニヤ」などであると言われます。
この昔話を受けて「家の者が出かけているときには屋根を葺いてはいけない」
などの俗信が出来たともされてるようです。
この昔話を受けて「家の者が出かけているときには屋根を葺いてはいけない」
などの俗信が出来たともされてるようです。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
砂をつめるこうげき!! 「かいかい」さんです。
砂をつめるこうげき!! 「かいかい」さんです。
漢字をあてれば「蟹怪」
満州あたりにつたわるはなしにあるもので
蟹(かに)の化けたものだったのではといわれてます。
むかし、劉祖という日頃からけちな男が
友人からお酒を贈ってもらって、よろこんで夜道を歩いてると
見知らぬあやしい男が「その酒を少しわけてくれろ」と出現。
断わってスイスイ歩いてゆくと、
さっきの男が何人もの男をつれて劉をとりかこんで
酒を奪い取ってしまいます。
満州あたりにつたわるはなしにあるもので
蟹(かに)の化けたものだったのではといわれてます。
むかし、劉祖という日頃からけちな男が
友人からお酒を贈ってもらって、よろこんで夜道を歩いてると
見知らぬあやしい男が「その酒を少しわけてくれろ」と出現。
断わってスイスイ歩いてゆくと、
さっきの男が何人もの男をつれて劉をとりかこんで
酒を奪い取ってしまいます。
劉は男たちから砂を口やら耳やら鼻やらに詰め込まれて失神。
「こいつを食べながら酒をのもう」と男たちがはさみ状の腕でさわろうとすると、
ぶーっと劉のおしりからおならが噴出。
「くさい、こいつの中身は腐ってるのではないのか」ということになり、
あやしい男たちはお酒だけをのんで、そのまま劉を放置して
どこかに行ってしまったんだソウナ。
「こいつを食べながら酒をのもう」と男たちがはさみ状の腕でさわろうとすると、
ぶーっと劉のおしりからおならが噴出。
「くさい、こいつの中身は腐ってるのではないのか」ということになり、
あやしい男たちはお酒だけをのんで、そのまま劉を放置して
どこかに行ってしまったんだソウナ。
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■雅号
氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
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■職業
イラストレーター
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
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