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氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
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ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
おくとりハイどうぞ。「てすずりぶた」さんです。

てすずりぶた 手硯蓋

くちとりのお料理などをのせたりするのに使われる
硯蓋(すずりぶた)の化けたもの。
手が生えてて、じぶんでもりつけ・とりわけをしてくれたりします。



鳥居清長などが自作品などに描いているデザインで、
妖界におけるべんりな家具食器類なもの。





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ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
中身は、なんじゃらこ? 「かわのうり」さんです。

かわのうり 川の瓜

川の上流からながれてくるというふしぎな瓜(うり)で、



よいひとがこれをひろって
押し入れなどにとっておいたところ
中からは小判などのたからものが、



それを真似してやはり川に流れてきたこの瓜を
同じように押し入れにいれておいた人があったところ、
蛇やら蜘蛛やらおそろしいものが
どやどやと出て来てしまったソウナ。






瓜子姫や桃太郎の昔話と導入部がおなじかんじですが、
おはなしの中心は腰折れ雀などのような
実から宝物つぎに害虫が出て来るというかたちのもの。
押し入れのほかに箪笥や長持など保管しておく場所はいろいろありますが、
これはいずれも桃太郎や瓜子姫にもある展開部分。







ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
古いウッド。「おぼぎ」さんです。

おぼぎ お母木

羽後の国の山本郡につたわるもので、
やどりぎがいっぱいまとわりついて生えてるような
大きな大きな古木のこと。



これをむやみに伐ったりすると、
ばちがあたったりたたりが起きるなどといわれてたといいます。




ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
血屋敷でしょう。「おたけ」さんです。

おたけ お竹

備後の国の尾道につたわるもの。
むかし、観勇という長者の家につとめてた
お竹という召使いが、身に覚えのない罪をかぶせられて
食べ物も与えられずになぶり殺しにされてしまい、
観勇を含んだ父・息子の代にわたって
たたりを与えつづけたといいます。




観勇とその父は病気になって死に、
その息子の小左衛門は、柱からも壁からも床からも座敷からも
すべて屋敷が血だらけになるという現象におそわれて
(小左衛門以外には血は一滴もみえない)、
しまいには自分の着物や布団も血まみれだと見えるようになり、
衰弱して死んでしまったソウナ。





よく知られてる「播州皿屋敷」のお菊のおはなしというのは、
この観勇長者のお竹のことをもとにした作り話だ、といったことも
土地のひとは言ってたそうです。







ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
いつもはふんでる石。「ふみいしあし」さんです。

ふみいしあし 踏石脚

家屋敷に置かれている踏石(ふみいし)の化けたもので、
けものの脚のようなものが石からニューと生えてたり、
目や口が出て来たりします。






ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
昔鮫竜人に化して。「こうりゅうじん」さんです。

こうりゅうじん 蛟竜人

漢字で書くと「蛟竜人」
水の中に棲んでいる「こうりゅう」(蛟竜)が人間のすがたになって地上に出没して、
人間と親しくなっては水の中に連れ去って食べてしまったりしてたというもの。




端午の節句に食べる粽(ちまき)などのはじまりには、
この被害をふせぐために
竜や魚のかたちにつくった茅(かや)の葉でまいたごはんを
おのおのの腰にぶらさげてそれを提げてない者が人間ではないものだと見分けたり、
竜のかたちをしているそれを庖丁などでザクザク切って食べて
人間に化けてまじっている存在をびくびくさせたりするなどのことがモトになってるよ、
というおはなしもあるソウナ。







ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
憑く筑紫のきつね。「なごらぎつね」さんです。

なごらぎつね なごら狐

筑前の国の御笠郡につたわるもので、
ひとに取り憑くとされる狐だといいます。





ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
こんこん、もしもしとんとんとん。「おそめぎつね」さんです。

おそめぎつね お染狐

出雲の国宇竜の妙見谷という場所にいたという化け狐で、
ひとを化かしたり、夜中にしっぽで戸を叩いて
家の者の名を呼んだりなどして来たりしたといいます。




ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
船とっちゃうヨー。「てながあしなが」さんです。

てながあしなが 手長足長

羽後の国の由利郡につたわるもので、
虚空蔵山にすんでたとされる妖怪。
ものすごく長い手をつかって
海を航行している船のじゃまをして来たりしたといわれてます。









ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
ゴリラ女房の逆みたいなもん。「ソージョー」さんです。

ソージョー 猩々

山の中にいるという大きなさるのようなもので、
山に入って来たおんなのひとなどを
さらっていってしまうといいます。


(「やまこ」とか、「さんしょう」とかみたいな感じ)



むかし、あるところで3人の女が山へ出掛けたところ、
これにひとりがさらわれてしまい、
村人たちが鉄砲などを持って退治に来るまでのしばらくのあいだ
夫婦のように暮らしてたというはなしなどがあります。



ソージョーというのは「猩々」の意味で、沖縄につたわるものですが、
「これは内地ではなく大和であったというもの」として語られてます。





ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
行基さまが食べて、ペッ。「えばらじのさかな」さんです。

えばらじのさかな 家原寺の魚

堺の家原寺につたわるもの。
むかし境内の放生池に魚がものすごく増えて
ぎゅうぎゅうになってきたので
ひとびとがいくらか捕って膾(なます)につくったりして食べてたところ、
行基がその場に通行。




怒られると思っていたら、行基はその膾をぱくぱくと完食。
みんなが驚いていると池に向かってそれをすべて吐き出すと、
膾はすべて魚に戻って泳ぎだしたといいます。



池には目の玉がひとつしかない魚がいると言われており、
それはこのときに膾からもとにもどった魚の一部なんだソウナ。




ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
山芋キライキライキライ。「でっかいばけねこ」さんです。

でっかいばけねこ でっかい化け猫

小さな牛くらいの図体をしてるという
猫の化けたもの。


人間に化けて家の中にまぎれこんでは
悪さをしたりするなどします。





越後の国の東頚城郡につたわる昔話などでは、
山芋(やまいも)をすったものが苦手だ
という描写が出て来ていたりもしており、
それをぬられた木から転落して最後に退治され、
そのときの血が蕎麦(そば)の根っこのあたりの色が赤いことのはじまりになった、という
はなし(天邪鬼や山姥などの出て来る昔話に多い結末)になっていたりもします。







プロフィール
■雅号
氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
■職業
イラストレーター
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
■自己紹介
ちッちゃかわいいキャラや、ドット絵、ゲーム系のイラスト、妖怪、和物など多岐色々に描いたり、紙もの、立体もの、デザインものなどなどグッズを造ったりしております。

■ PIXIV
■ instagram
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2019年5月より、Tシャツトリニティでシャツを展開させてます。


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