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氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
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ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
おそなえ無駄出費ゴッド。「びんぼうだいこく」さんです。

びんぼうだいこく 貧乏大黒

所有してこれを拝んでいるひとに対して、
まったくもって何も徳や福をさずけることが無く、
つぎつぎにただ無駄な出費をさせてしまうという
無駄な大黒さまの像。




笑い話などとしてあるもので、
これがあまりにも要らなくなったので「田んぼにでも棄ててこい」
といわれたお店の小僧さんが田んぼに向かって運んでいると、
知らないひとが「そんなもったいない、どうせ棄てるならこれで売ってくれ」と
わずかばかりの銭で交換。
帰って来た小僧さんが「売れましたよ」と告げると
「やっぱり大変な貧乏大黒だ、もうそのひとに無駄な銭を使わせた」
――とするのがよくある結末。






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ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
名画シリーズ。「こほうげんのやなり」さんです。

こほうげんのやなり 古法眼の家鳴

むかし、ある家で家鳴りが起こるのでふしぎに思っていたところ、
修行者がたまたま家に宿をとった際に「うらなって進ぜよう」とその原因を捜査。
「何か古い掛け軸はありませんか」と修行者がきくと家の者が
「よくわからない仏さまの絵ならいつからあるかわからぬ古くすすけたものがあります」
と返答。



「それを外して地頭などに差し上げるとよろしいでしょう」と修行者から言われて、
家の者が掛けられていたその絵を外して偉いひとにあげたところ、
「これは立派なものだ」とよろこばれたソウナ。





その絵を偉い人が経師屋に頼んできれいにしてもらったところ、
実は古法眼の描いた掛け軸で、
さらに偉いお殿様のもとで大切にされるようになったトサ。






ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
しゃりしゃら。「あずきをあらうおと」さんです。

あずきをあらうおと 小豆を洗う音

木曽の山の中であった、というはなしが確認されるもの。
山の中を歩いてたら、どこからかあずきを洗う音がしてきたので、
どこから聴こえて来るんだろう、と近づいてみても
音は遠くなるばかりで位置がつかめず、
けっきょく一日中山の中を歩き回っても
どこから聴こえるのかがわからなかったりしたソウナ。




ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
ぽんぽんぴーひょろーとー。「ろんでのかぐらだいこ」さんです。

ろんでのかぐらだいこ ろんでの神楽太皷

隠岐の知夫里島にある「ろんで」と呼ばれる崖のあたりにつたわるもので、
雨の日や霧ぶかい夜などに海から
お神楽の笛や太皷の音が聴こえてきたりするというもの。



むかし、「ろんで」できもだめしをしようと言って
それに挑んだ胆の太い神社に仕える男が、崖から落ちて死んでしまい、
それから音がするようになった等のはなしが残されてるようです。





ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
ザ・まもの。「がまぶちのまもの」さんです。

がまぶちのまもの がま淵の魔物

阿波の国は名西郡の上分にある
「がま渕」というふちに住んでるといわれてたもので、
体の下半分は魚のようになってるとも。



ひとりでふちに近づいたりすると
引きずりこまれるなどといいます。






ほんじつの「和漢百魅缶」へのアツプは
笠コケココー。「にわとりいちめ」さんです。


にわとりいちめ 鶏市女

市女笠(いちめがさ)などをかぶってるすがたのにわとり。


田楽舞いなどが展開される構成の百鬼夜行絵巻などに
描かれているのが見られるものです。





ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
おんがえし身売り。「むかぜおんな」さんです。

むかぜおんな 蜈蚣女


むかぜ(むかで)が助けてもらった恩返しに、
女のひとに化けてやってきたというもの。



肥後の国の玉名郡などにつたわる昔話に出て来るもの。
お店にわたしを売ってそのお金をお礼にと言って来ますが、
料理屋から「もうちょっと若かかったら」と安く言われてしまい、
おじいさんが「化けているんだから、もう少し若くてもよかったのに」というと
「若すぎるとお客につばをつけられるから」と、むかでがつばを嫌う
(俵藤太のむかで退治などでも使われる設定)を利かせた話になってます。





「玉名郡昔話」(『昔話研究』)でこのはなしを報告してる能田太郎は
もともとあった恩返しの話が途中で笑話に変化したものではないかとしています。










ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
のせてるものに手のあるシリーズ、そのに。「かぎゅうのせ」さんです。

かぎゅうのせ 載蝸牛

頭上に手の生えたかたつむりをのせてる、翼の生えてる妖怪。
歌川艶丸の錦絵にデザインのあるものです。





ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
11月、おとりさまの日の鳥アップ。二の酉であります。「りょうち」さんです。

りょうち 竜雉

漢字で書くと「竜雉」で、
竜が雉(きじ)に変化して現われたりするというもの。



『茅亭客話』などいくつかの漢籍に見られます。
「蛇」と「雉」が変化する関係にある感じのはなしは
『異苑』や『張華伝』にもあって、そちらとの関係も濃厚な感じ。





ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
のせてるものに手のあるシリーズ。「どくろのせ」さんです。

どくろのせ 載髑髏

歌川艶丸の錦絵にデザインのあるもの。
頭上に手の生えてるどくろをのせてる、翼の生えてる妖怪。




ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
たたいてつぶさないどくれ。「じょろうぐものひめ」さんです。


じょろうぐものひめ 陰蛛の姫


じょろうぐもが化けているもの。
むかし、美作の国にいた孫六という郷士(ごうざむらい)の男が
夏の暑いころに使っていた別荘で眠っていたところ、
見知らぬ老女などに招かれてふしぎな屋敷これに出逢い、
どうかひと夜一緒にすごして下されなどと頼まれたりします。




しかし、なんだかあやしいので逃げ出したら、
ふしぎな屋敷などはなくて元の眠っていた場所。
別荘を調べてみると軒にたくさんのじょろうぐもがいたので、
巣ごとそうじをしたら、その後は
あやしいことは無かったソウナ。





『太平百物語』のなかにしるされてるおはなしです。





ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
書類おはこび員。「こうさんり」さんです。

こうさんり 黄衫吏

泰山府君などに仕えてる冥吏たちで、
黄色い衫(さん)が制服。
死簿(しぼ)などの書類を運搬したりするのがお仕事です。





プロフィール
■雅号
氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
■職業
イラストレーター
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
■自己紹介
ちッちゃかわいいキャラや、ドット絵、ゲーム系のイラスト、妖怪、和物など多岐色々に描いたり、紙もの、立体もの、デザインものなどなどグッズを造ったりしております。

■ PIXIV
■ instagram
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2019年5月より、Tシャツトリニティでシャツを展開させてます。


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