忍者ブログ
氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30  
[286]  [287]  [288]  [289]  [290]  [291]  [292]  [293]  [294]  [295]  [296
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
まるエイト。「まるはち」さんです。

まるはち 丸八

笠などをかぶった小僧さんのすがたであらわれる
と考えられてるもので、たぬきが化けたもの。



長谷川小信など大阪の浮世絵師の描いている豆絵などに見られるもので、
「○」の中に「八」の字を書いた記号が添えられているだけのものも確認できます。



お買い物スタイルであることなどから
とうふこぞう」(豆腐小僧)などとの関連はうかがえます。




PR
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
病魔は自らの弱点を悉知す。「やくしん」さんです。

やくしん 厄神

漢字で書くと「厄神」で一切の病気をつかさどってる存在。
どんなやまいでも治すことのできる方法を記しているひみつの巻物を所持してます。




永禄のころ、甲府にいた木口道庵という名医は
この厄神からその巻物を授かったので、とても腕がよかったが、
戦国の動乱でその巻物も失われちゃったヨ、
というおはなしが『古今百物語』(拾遺おとぎ)にあります。




妖怪を描いた絵巻物のなかには「やくしん」(やく神)というものもあり、
(百鬼夜行絵巻とかにある、唐櫃をあけてる妖怪を素材としてリデザインされ描かれてます)
その呼び名の根本はこのような版本にもうかがえるようです。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
廊下びっしょぬれこうげき。「ちょうじゃやしきのがあたろ」さんです。


ちょうじゃやしきのがあたろ 長者屋敷のがあたろ

壱岐につたわるもので、
むかし長者屋敷と呼ばれるおかねもちの家には「があたろ」がいて、
その子がいることによって富がどんどん増えて行ったんだトカ。



しかし、あるとき長者の奥さんが
いつも体がびしょびしょであたりを水でぬらして歩いてまわる「があたろ」に激怒。
以後は「があたろ」が屋敷によりつくこともなくなってしまい、
たちどころに家は没落してしまったソウナ。





ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
ぴかぴか。「おにほたる」さんです。

おにほたる 鬼蛍

はかり岩という岩のあるあたりに出たというふしぎなほたるで、
たいまつのように明るく大きくて、
目の玉をむき出しながら飛んで来たトカいわれてますが
詳しいことは不明です。



土佐につたわる「絵本集艸」の中に記述のあるもの。
大きさとかから推測していくと、虫な感じが強いというより、
ふつうに怪火であると見て考えた方がわかりやすい感じかも知れません。





ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
芭蕉の根のした。「ばしょうき」さんです。

ばしょうき 芭蕉鬼

漢字で書くと「芭蕉鬼」で『異聞総録』にあるおはなし。
むかし、江西のひとがある屋敷をかったところ、
庭でどこからわからない歌声や笑い声や、
なぞの美女があらわれるというふしぎがあったりします。



そのうちに、その美女が子供の髪の毛をひっぱったりする
ということをするようになったので、よく調べてみたところ、
庭の芭蕉(ばしょう)の木の下あたりでその美女が消えたことが判明したので、
芭蕉の木をとりのぞいたところ、怪事はパッタリ。



よくよく聴いてみると、十年以上前にその家の持ち主に仕えてた侍女が
あるじによって殺されて庭に埋められており、
その上にその芭蕉の木が植えられてたんだソウナ。




ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
魯仙の随筆から。「あたまがししににたむし」さんです。

あたまがししににたむし 頭が獅子に似た虫

平尾魯仙『谷の響』にあるもので、
文政のころ、千葉という男が仲間たちといっしょに
たけのこを採りに山へ行ったときに目撃したという
いもむしのようなふしぎな虫で、



長さは2尺くらいで太さが1尺、頭はお獅子に似て、
背中には鱗が生えてたといいます。

この虫は眺めていると、そのまま千葉たちの目の前をとおりすぎて
やぶへ入ってどこかへ行ってしまったといいます。




魯仙は、随筆の『南遊記』に出て来るうわばみとかの仲間なのかな?
と、いってます。



ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
むかしばなしの中からの、「やまおとこ」さんです。

やまおとこ 山男

越後の国の岩船郡の蛇喰などにつたわる昔話に出て来るもの。
田んぼに水がなくなって困ってしまった男のもとに
山男があらわれて「水をいれてやるから、娘をひとり嫁にくれ」といわれます。



姉たちはいやがりますが
一番末の娘がその条件をのんで嫁に行き、
ひょうたんと針千本をつかって山男を退治して帰って来ます。




正体は大きな蛇だったソウナ。





猿や蛇が田畑へ水を入れてくれるかわりに娘を嫁に求める昔話の型のうちの一ッ。
山姥や山男の正体を大蛇とするものいくつか存在してます。





ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
どじょどじょどじょどじょ。「みみつきどじょう」さんです。

みみつきどじょう 耳付鰌

備中の国の川上郡につたわるもので、
とりがねが池という「じゃ」(大蛇)の住んでいた池にいるといわれてる
耳のようなものが生えてるふしぎなどじょう。




片目のおさかなとか、色のちがう貝とか、
そういったもののお仲間のようでスネ。



ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
ファイアーびんぼう。「びんぼうひつつき」さんです。

びんぼうひつつき 貧乏火つつき

伊予の国の浮穴郡などにつたわるもの。
囲炉裏でおこってる榾(ほだ)火などを火箸でつついて遊ぶと
火が怒って貧乏になるとされてて、
やってはいけないと厳しくいわれてました。


「火つつき貧乏」などとも。





ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
耳がおおきすぎるます。「いらずやまのぬし」さんです。

いらずやまのぬし 入らず山の主

土佐の国長岡郡の立川などにつたわる昔話に出て来るもので、
入らず山と呼ばれてるはいってはいけない山の中にいるとされるぬし。



山小屋にはいってこられると
小屋いっぱいになるほどの大きな耳をもってて、
ふとい音(大きな音)をどれだけ出せるかの勝負を挑んで来たりします。




猟師さんがこれに対して持ってた鉄砲を
こっそり耳の穴に向かって撃ちこんだところ
「音は細いが穴によくとおるな」
と言って走り去ってしまったソウナ。





大きな音くらべをして鉄砲の音をたてて対処するはなしは
やまじじい」(山爺)や「やまちち」(山父)のはなしとしても四国には多く残されてます。



ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
黒は立身。「しゅっせねこ」さんです。

しゅっせねこ 出世猫

駿河の国は駿府城のなかにある
河内屋敷あたりにときどきいたといわれてるふしぎな猫で、
『駿国雑志』などに記されてるものです。




これをたまたま目撃できたひとは
非常に立身出世をしたりするんだトカ。





ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは 
黒は立身。「しゅっせねこ」さんです。

しゅっせねこ 出世猫

駿河の国は駿府城のなかにある
河内屋敷あたりにときどきいたといわれてるふしぎな猫で、
『駿国雑志』などに記されてるものです。




これをたまたま目撃できたひとは
非常に立身出世をしたりするんだトカ。





プロフィール
■雅号
氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
■職業
イラストレーター
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
■自己紹介
ちッちゃかわいいキャラや、ドット絵、ゲーム系のイラスト、妖怪、和物など多岐色々に描いたり、紙もの、立体もの、デザインものなどなどグッズを造ったりしております。

■ PIXIV
■ instagram
妖界東西新聞

妖界東西新聞 日刊紙だから まいにち更新中

和漢百魅缶wiki 検索用に。

2019年5月より、Tシャツトリニティでシャツを展開させてます。


最新コメント
[01/24 دکوراسیون منزل]
[11/29 NONAME]
[05/08 100]
[01/13 佐藤]
[01/05 ひょ―せん]
妖怪マガジンYOMIMANDARA
月刊?妖怪マガジンYOMIMANDARA

文車堂版社妖改革宣言

新・妖怪党 部署一覧


 Logo:Cyusonzi Ryunosuke
 Design:O-Onigami Georgenomikoto
 2008 新・妖怪党




 Logo:Koorintei Hyousen
 YoukaitoLogo:Cyusonzi Ryunosuke
 Design:O-Onigami Georgenomikoto
 2008 新・妖怪党



 Logo:Koorintei Hyousen
 YoukaitoLogo:Cyusonzi Ryunosuke
 Design:O-Onigami Georgenomikoto
 2008 新・妖怪党



 Logo:Koorintei Hyousen
 YoukaitoLogo:Cyusonzi Ryunosuke
 Design:O-Onigami Georgenomikoto
 2008 新・妖怪党

最新トラックバック
フリーエリア
© 2007-2024 Koorintei Hyousen

本ブログの内容、画像の無断転載、無断転用を禁じます。

忍者ブログ   [PR]