氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
妙沖さまぁぁ。「みっかびのかたばのあし」さんです。

遠江の国の三ヶ日につたわるもの。
むかし流罪にあって土地を移される途中、この地で亡くなったとされる橘逸勢(たちばなのはやなり)を
したってやって来た逸勢の娘・妙沖尼(みょうちゅうに)の美しさに惚れた村のある若者があったのですが、
その後、妙沖尼が都へかえってしまったことをはかなんで死に、
その思慕のおもいが都のある西の方角だけに葉の生えてる
片葉葦になったのだソウナ。
妙沖さまぁぁ。「みっかびのかたばのあし」さんです。
遠江の国の三ヶ日につたわるもの。
むかし流罪にあって土地を移される途中、この地で亡くなったとされる橘逸勢(たちばなのはやなり)を
したってやって来た逸勢の娘・妙沖尼(みょうちゅうに)の美しさに惚れた村のある若者があったのですが、
その後、妙沖尼が都へかえってしまったことをはかなんで死に、
その思慕のおもいが都のある西の方角だけに葉の生えてる
片葉葦になったのだソウナ。
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うどんで饗応。「どじょうむすめ」さんです。

うどんで饗応。「どじょうむすめ」さんです。
磐城の国の田村郡などにつたわる昔話に出て来るもの。
どじょうを砂の上にぶちまけて遊んでいた子供たちから
どじょうを買い取って助けてあげた男のもとにあらわれたどじょうで、
男をおぶってどじょうのおやしきに連れて行ってくれます。
どじょうを砂の上にぶちまけて遊んでいた子供たちから
どじょうを買い取って助けてあげた男のもとにあらわれたどじょうで、
男をおぶってどじょうのおやしきに連れて行ってくれます。
どじょうの豪華なおやしきでは、
若い衆たちがうどんをつくってくれますが、
それが出来るまでのあいだ
主人と娘はたくさんある様々なものがおさめられた蔵を紹介。
最後に壮大な金蔵の中から金箱をひとつさしあげます、と言われますが、
男は欲を出して次々と要求をつりあげ、
ついにはどじょうたちを驚かせてしまって、
気がつくと泥まみれな田んぼに立っており、
何ももらえなかったトサ。
若い衆たちがうどんをつくってくれますが、
それが出来るまでのあいだ
主人と娘はたくさんある様々なものがおさめられた蔵を紹介。
最後に壮大な金蔵の中から金箱をひとつさしあげます、と言われますが、
男は欲を出して次々と要求をつりあげ、
ついにはどじょうたちを驚かせてしまって、
気がつくと泥まみれな田んぼに立っており、
何ももらえなかったトサ。
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ご馳走じゃ、ご馳走じゃ。「ひとくいゆうれい」さんです。

ご馳走じゃ、ご馳走じゃ。「ひとくいゆうれい」さんです。
誰も住んでないお寺に誰か旅人や行脚僧などがやってくると
出刃庖丁で料理して食べていたというゆうれい。
出刃庖丁で料理して食べていたというゆうれい。
旅の僧侶がその寺に泊まったところ、
ゆうれいたちがあらわれて「ごちそうじゃ」と準備をはじめだす音をたてはじめたので、
すかさず鶏の鳴きまねをしてかろうじて料理になる危機を脱出。
「次郎作、大白犬(だいはっけん)、小白犬」という名を唱えてたところから、
次の夜、猟師の次郎作の犬2匹もいっしょにつづらに隠れてこれを撃退。
ゆうれいたちがあらわれて「ごちそうじゃ」と準備をはじめだす音をたてはじめたので、
すかさず鶏の鳴きまねをしてかろうじて料理になる危機を脱出。
「次郎作、大白犬(だいはっけん)、小白犬」という名を唱えてたところから、
次の夜、猟師の次郎作の犬2匹もいっしょにつづらに隠れてこれを撃退。
ゆうれいたちの血のあとをたどっていくと、
椿(つばき)でつくられた横槌(よこづち)、
稲荷の穴の狐(きつね)、
池の白鯰(しろなまず)が正体であったことが知れたソウナ。
椿(つばき)でつくられた横槌(よこづち)、
稲荷の穴の狐(きつね)、
池の白鯰(しろなまず)が正体であったことが知れたソウナ。
筑前の国の鞍手郡などにつたわる昔話に出て来るもの。
「しっぺい太郎」などの犬の名前情報から退治をするおはなしと
「ていていこぼし」などの化けたものがお寺に来るひとを襲ってたおはなしとが
混成しているような感じのものです。
「ゆうれい」が妖怪や化物立ち位置で登場している点も注意。
「しっぺい太郎」などの犬の名前情報から退治をするおはなしと
「ていていこぼし」などの化けたものがお寺に来るひとを襲ってたおはなしとが
混成しているような感じのものです。
「ゆうれい」が妖怪や化物立ち位置で登場している点も注意。
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美男いちょう。「てんじんさまのいちょう」さんです。

阿波の国の名西郡高川原村の天神さまの
境内に生えている大きないちょうの古木で、
むかしこの木の精が美しい男に化けて
娘のもとに通って来たことがあって、
その娘はたらいに7杯分の蛇の子を産んだ
というはなしがあったソウナ。
美男いちょう。「てんじんさまのいちょう」さんです。
阿波の国の名西郡高川原村の天神さまの
境内に生えている大きないちょうの古木で、
むかしこの木の精が美しい男に化けて
娘のもとに通って来たことがあって、
その娘はたらいに7杯分の蛇の子を産んだ
というはなしがあったソウナ。
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大量の神員。「くまんはっせんのえきしん」さんです。

大量の神員。「くまんはっせんのえきしん」さんです。
一家そろって悪行をつんでいる天竺毘舎利国の長者
勘志兵衛(かんしびょうえ)に罰を与えるための
第一の使者として派遣されて来た大量の疫神。
勘志兵衛(かんしびょうえ)に罰を与えるための
第一の使者として派遣されて来た大量の疫神。
しかし、勘志兵衛が持っている
魔を払う空飛ぶ宝剣によって、ことごとく退治されてしまい
神罰計画は失敗してしまいます。
魔を払う空飛ぶ宝剣によって、ことごとく退治されてしまい
神罰計画は失敗してしまいます。
最も古い時代のうちにはいる古浄瑠璃のひとつ
『むねわり』(『阿弥陀胸割』)に登場するものです。
『むねわり』(『阿弥陀胸割』)に登場するものです。
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9万9千のうろこ。「さくらいがふちのだいじゃ」さんです。

9万9千のうろこ。「さくらいがふちのだいじゃ」さんです。
陸奥にあった池に住んでた10丈以上あるおおきな大蛇で、
毎年うつくしい娘をいけにえとして差し出させていましたが、
いけにえとなった「さよ姫」の唱えたありがたいお経によって、
もとの人間の姿となって成仏することが出来ました。
毎年うつくしい娘をいけにえとして差し出させていましたが、
いけにえとなった「さよ姫」の唱えたありがたいお経によって、
もとの人間の姿となって成仏することが出来ました。
もともとは継母によってしいたげられたあと家を出て、
人買いにさらわれて陸奥へとやってきた18歳くらいのうつくしい少女で、
橋をかけるための人柱として埋められ、
999年のあいだ、大蛇としてうつくしい娘をいけにえにとっていたのでした。
人買いにさらわれて陸奥へとやってきた18歳くらいのうつくしい少女で、
橋をかけるための人柱として埋められ、
999年のあいだ、大蛇としてうつくしい娘をいけにえにとっていたのでした。
奈良絵本などに残されている足利時代の物語作品のひとつ
『さよひめ』や『さよひめの草子』に登場しているもの。
『さよひめ』や『さよひめの草子』に登場しているもの。
プロフィール
■雅号
氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
■ホームページ
■職業
イラストレーター
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
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