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氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
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ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
ストロング・藤。「かしわっぐるまのふじ」さんです。

かしわっぐるまのふじ 樫車の藤

肥後の国の、玉名郡南ノ関町関下にあった
樫車という呼び名の水車の近くに生えてたという大きな藤の木。

この木にさわったり、花を採ったりなんかすると
たたって来ると言われてました。

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ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
ピーチなモンキー。「おさるさま」です。

おさるさま 御猿様

尾張の国の甚目寺村のお寺にあった
1尺くらいの猿の木像。両手で桃を持ってます。

これを借りていって夫婦でだっこして眠ると
子が授かるといわれてたそうです。



猿の石像や木像を懐胎の祈願などに使ってた例は
明治ころまでは各地に広くあったようで、そのうちの一ッ。

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
おんぶしなさい。「だいにちいし」さんです。

だいにちいし 大日石

伊勢の国の多度の南之郷にあった石。
むかし、大日堂の礎石として使われてたと言われてて
この呼び名があります。

この石の前を通りすぎると、
背中になにかがおおいかぶさって来たといいます。

おおいかぶさられたひとが、びっくりして
なむあみだぶつと念仏をとなえたら、いなくなったのか、
背中は軽くなったソウナ。

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
ばばーん。こそこそ。「おおきなしょうじくらいのもの」さんです。

おおきなしょじくらいあるもの 大きな障子くらいあるもの

紀伊の国の竜神村などにつたわるもの。
夜中、歩いてたりすると何だか白い布をかぶってる
大きな障子くらいの幅のよくわかんないおばけが、
立ってたりうろうろしたりしてびっくりしたというもの。

何人か「こんなのを見た」と言ってるひとがいたそうです。




個人的には、なんだか「もんのとのようなまっくろなもの」(門の戸のような真っ黒なもの)と
似てるんじゃないか、と感じたので、おんなじようなデザインにしてみましたん。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
海でざくざく。「ほれほれ」さんです。

ほれほれ 掘れ掘れ

肥後の国の菊池川の河口あたりの有明湾の沖に出たというもの。
小雨が降ってるような日に沖に出ると、男の声と女の声で
「掘れ掘れ」という声がして来るんだトカ。

漁師さんたちは、これをきくと「掘れ掘れがでたっ」といって
船を陸に向かわせて戻ったといいます。

きょうの「和漢百魅缶」へのアップは
かけらのメンバー。「せっしょうせきいなり」さんです。

せっしょうせきいなり 殺生石稲荷

岩代の国の高田村につたわる
打ち割られて飛んで来た殺生石のかけら。

小さなお稲荷さんのほこらが造られてて、
触ると害があるとしておそれられてました。


打ち割られた殺生石のかけらのひとつで、
この手のものは各地に散在しています。
長門国の「はちめんいなり」(八面稲荷)などは仲間。

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
どすんどすん、ぼうず。「うすのぼうず」さんです。

うすのぼうず 臼の坊主

因幡の国の大和村などにつたわるもの。
からっぽの臼をついたりすると、
ぼうずが出て来るからついちゃいけない、といわれてました。


からっぽの唐箕をまわしちゃいけない、とか、
何も入ってない臼をついたりしちゃいけないといった
いましめに出て来る怖いものの一ッ。

「ままおっか」や「ぎんつちのおに」(銀槌鬼)などの仲間です。

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
こっぱくずから生まれたのだお。「だおどり」さんです。

だおどり だお鳥

羽後の国などにつたわるもの。
「だお鳥」というのは鴇(とき)のことです。
田んぼを荒らしまわる悪い鳥で、小豆汁が嫌い。
だおだおと鼻の詰まった声で鳴きます。


むかし、諸国を旅してた左甚五郎が
ある村でお堂を建てる仕事をもらって作業してるとき、
おなかがへって仕方ないので農作業の途中お弁当をたべてるお百姓さんたちに

「めしが足りんので少し分けてくれんか」

と頼みに行くと

「お前、そこら中にかんなくず捨てっぱなしにしてるあの大工だな、やらねぇ」

と簡単に断られてしまいます。

怒った甚五郎がかんなくずを集めてひとつひとつに羽根のような細工をつけて
だおだおとあおいで飛ばすと、それがぜんぶこの鳥に変化して飛び出し、
村中の田んぼを荒らしまわり、困ったお百姓さんたちが詫びをいれると、

「あいつらは小豆汁を見れば自分達の体の色に似てるんで煮られちゃ困ると逃げ出すぞ」

とだけ教えていなくなってしまったソウナ。





左甚五郎によって製造されたという展開は他のトキのはなしなどと同様のもの。
だおだおと鼻声で鳴くのは、急いでかんなくずから造ったので甚五郎が
鼻の穴を彫り忘れたからだと話されてます。

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
おなら自在。「じぞうのへらこ」さんです。

じぞうのへらこ 地蔵箆

羽後の国の角館につたわるもの。

むかし、ある博奕(ばくち)大好きな男が
お地蔵さんと勝負をして大勝ちし、

「銭はないのでこれをやろう」

と言われてもらったふしぎなへらこ(箆)。
これでおしりをなでると

「しぶくしぶくしってれてんしぐらぐでっちしゃんがんが
 しゃんがんほんがん本覚寺太皷の皮鳴らば鳴れれぽっぽ」

という凄い音のおならが出ます。(以後も出るたびにこの音が出て止まらなくなる)

もう一度なでると音がとまるので、男はこれをつかってお金もうけをしたりします。

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
コロン、チャキン、「たからのあしだ」さんです。

たからのあしだ 宝足駄

陸奥の国の西津軽につたわるもの。
あるじいさんの家やって来た汚いなぞのおじさんが
お礼に置いていってくれたもので、
歯が一本の足駄の片っぽ。

これを履いてころんと転ぶと小判が1枚
ちゃきんと出てきたそうで、おじいさんは

「これはイイ」

と何度も転んで小判を山のように出します。

しかし、この足駄で転ぶと
体がだんだん小さくなっていくという副作用があるらしく、
小さくなったおじいさんはやがて
飛び出てきた小判に当たった衝撃で死んじゃったソウナ。

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
よっぱらいフルーツ。「がき」さんです。

がき 柿

むかし、ある酔たんぼうが道で倒れて死んでしまい、
それを見た旅の弘法大師がその男を餓鬼仏として埋めてあげました。

その後も村のひとたちが
餓鬼仏として供養をつづけてあげたところ、
埋めたところから木が生えてきて
それがおいしい実をつけるようになったので

「がき」の実と呼び、
それが「かき」になったんだソウナ。



備中の国などにつたわってるおはなしです。
なんで酔たんぼなひとからニョキニョキしたのかというと熟れた柿が
酔っ払いのにおい(熟柿臭)がしたりするあたりかららしいですぞ。

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
いわしこっ、いわしこっ、「いわしうり」さんです。

いわしうり 鰯売り

江戸の下谷にあった立花家のお屋敷にでたというもの。
真夜中になると屋敷の中でどこからか
鰯売りの呼び声がきこえてきたんじゃトカ。

プロフィール
■雅号
氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
■職業
イラストレーター
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
■自己紹介
ちッちゃかわいいキャラや、ドット絵、ゲーム系のイラスト、妖怪、和物など多岐色々に描いたり、紙もの、立体もの、デザインものなどなどグッズを造ったりしております。

■ PIXIV
■ instagram
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和漢百魅缶wiki 検索用に。

2019年5月より、Tシャツトリニティでシャツを展開させてます。


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