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氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
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ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
害虫どの。「もうじゃ」さんです。

もうじゃ 亡者虫

壱岐につたわるもの。
死んだ亡者たちが変化してあらわれるというもので、
田んぼの稲を喰い荒らしちゃう害虫たちのこと。

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ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
へびベイビー格納。「じゃたいじゅん」さんです。
 
じゃたいじゅん 蛇胎筍
漢字で書くと「蛇胎筍」です。
このまえアップした「ちちく」(雉竹)は竹の変形でしたけど
こちらの場合はそういうものとはまたちょっと別ものです。

蛇が竹やぶで交合をしてるとき垂れた蛇精が
筍(たけのこ)の中にまれに入ってしまうと生じるという
毒たけのこで、これを食べてしまうとお腹がいたくなり、
体が弱っていってしまいます。

もしも蛇がお腹の中で育ってしまうと
内臓を食べつくされてしまってそのひとは死んでしまうトカ。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
おたすけーおたすけー。「としせい」さんです。
 
としせい 堵子精

漢字でかくと「堵子精」で、堵子(弓の的)の精です。
むかし、ある武官がいくさで苦戦をしていると
たくさんの見知らぬ兵が加勢をしてくれて
見事勝利をすることができました。

武官が

「あなたがたはいったい…」

ときいてみると

「わしは堵子じゃ、そなたは日ごろ鍛錬をしておっても
わしの顔にあばたやきずをこしらえたことがない、
それに感謝して加勢をしたのじゃ」

と告げたトサ。



『笑府』に収録されてるはなしに出て来るものです。
この武官さん弓の腕がへたっぴだったのですね。

毎日大根をもりもり食べてた武士を
強盗から助けてくれた「だいこむしゃ」(大根武者)とはちょっと似た構造。

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
お肉たべすぎ。「はきょう」さんです。
 
はきょう 破鏡

漢字で書くと「破鏡」で、字面のせいなのか
動物とわかりづらいので「破鏡獣」とも書かれます。
「獍」[けもの偏+竟]と一字でもあらわされてて、
俗用として「鏡」の字も用いられてたようです。

にんげんを食べるという恐ろしいけもの。
虎や豹に似てます。
うまれたとき、その親をすぐにパクパクと食べてしまうとも言われてました。



梟(ふくろう)と並んで、親をパクパクたべてしまうどうぶつ、という
たとえがたいそう昔から言われてたそうで、「梟獍」という熟語も
『漢書』などにありますようです。



ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
馬からフィッシュ!! 「ばしょうぎょ」さんです。
 
ばしょうぎょ 馬生魚

漢字で書くと「馬生魚」です。そのまま。
馬から魚が生まれてくるというもので、
これが出て来るのは五穀の育ちが悪くなり、
大飢饉が起こるまえぶれだとされてたそうです。

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
だんなさまもぐもぐ。「さんきふじん」さんです。
 
さんきふじん 山鬼婦人

漢字で書くと「山鬼婦人」です。
山の中にすんでるおばけ。「さんしょう」などの仲間。
人間の女性に化けて女房になって来たりします。

むかし、薪売りの男が女房を迎えたところ、
朝になっても二人が起きてこないので
男の家族が戸をこじあけて部屋に入ってみると、
女房はおらず、男は食べられて骨になってました。

男の妹にはこの女房の足が一本しかないというのが見えてて、
山鬼だったんじゃないかとみんなは話したソウナ。 



アップしてる中からですと、「よはちのよめ」(与八の嫁)などが
「山の妖怪が化けてお嫁に来てた」という展開は同じような感じです。
(こちらは本人が察知してしまって、食べられたりはしませんが)

食べられちゃった、という展開だけをとらえると
ナゾの「おとろん」は、こういう話なんだろうと思われますが
「おとろん」との関連性はナゾです。

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
おさかなたべたくなるよ。「ふくちゅうびょう」さんです。
 
ふくちゅうびょう 腹中猫

漢字でかくと「腹中猫」でありまするよ。
夢の中で狸猫(りびょう)が体の中に入って、
その人を激しい翻胃のやまいにしてしまうというもの。

(翻胃は、食べたものをすぐ吐いてしまって、何も食べられなくなってしまう病気。反胃。)

むかし、恵恭という僧が夢でこれに入られてしまい、
翻胃になって苦しんでましたが、
観音さまへ祈り続けたところ、夢に(また夢…!)
青い衣を着た童子があらわれて鶏の入ったかごを差し出し、
恵恭の腹の中からこの猫をおびき出して退治してくれたそうです。

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
グリーンなアニマル。「めんせいじゅう」さんです。
 
めんせいじゅう 緬青獣

騰越(とうえつ…ミャンマーのほう)の緬青(めんせい)にいたというふしぎな獣。
ひとを見ると地面に伏して鳴いたといいます。
これが現われるときは兵乱が起きるなどと土地のひとには言われてたそうです。


ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
ケンケンちくちく。「ちちく」さんです。
 
ちちく 雉竹

漢字で書くと「雉竹」、きじの竹であります。
きじのような頭が竹に生えてくるというふしぎなもの。

日本にも、とうもろこしからニワトリみたいなのが
生えてきたというものがあったりしますが
これも実際は、それとおんなじような変な形のデコボコだと思われます。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
ぷくぷくなぞのチーズ。「じょだいご」さんです。
 
じょだいご 如醍醐

漢字でかくと「如醍醐」で、丘茲国の川にあったというふしぎなもの。
醍醐(乳を煮つめて醗酵させたもの)のようなかたちをしてて、
においは柏のようなにおい、

食べると歯や髪の毛が新しくきれいに生えて来たり、
流行り病が治ったりしたといいます。

なにものなんじゃろネ。

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
はしらシャウト。「ちゅうく」さんです。
 
ちゅうく 柱吼

漢字でかくと「柱吼」であります。
柱から牛のような吼声(ほえごえ)が響いてくるというもの。

これが何日も何日も起こったりするのは、
その家の一族によくないことが起こる兆しだといいます。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
きんほっきーのろいどちきん。「きんほう」さんです。
 
きんほう 禽報

漢字で書くと「禽報」で、訓よみすれば「とりのむくい」
むやみやたらに鳥をうち殺して食べてたひとに
鳥たちのうらみからくる応報がくだるというもの。

むかし、饒州の男などは
長年むやみやたらに鳥をうち殺したり、
巣にのぼっていっては雛鳥や卵を取っては食べて過ごしてたところ、

ある年、急に目が真っ赤になって
体中が熱湯につかってるような熱さになるという症状になり、
そのうち家の中には無数の鳥がギャーギャーワーワー飛び交う幻が見え、
ついには体が裸にされた鳥のようにガリガリに痩せ、
動くことも出来なくなり死んでしまったトカ。

プロフィール
■雅号
氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
■職業
イラストレーター
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
■自己紹介
ちッちゃかわいいキャラや、ドット絵、ゲーム系のイラスト、妖怪、和物など多岐色々に描いたり、紙もの、立体もの、デザインものなどなどグッズを造ったりしております。

■ PIXIV
■ instagram
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2019年5月より、Tシャツトリニティでシャツを展開させてます。


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