忍者ブログ
氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30  
[364]  [365]  [366]  [367]  [368]  [369]  [370]  [371]  [372]  [373]  [374
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
ヒヒーン、ばったり。「だいばがみ」さんです。

だいばがみ 大馬神

上野の国の勢多郡などにつたわるもの。

馬が急に死んじゃったりするのは、
これに取り憑かれたからだと言われていました。
わたり」や「ぎば」(馬魔)などの仲間。

PR
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
桜の木からダイビング。「うすしょい」さんです。

うすしょい 臼背負

陸奥の国の三戸などにつたわるもので、
むかしお餅をお嫁さんの家に持っていくとき
臼(うす)のままかついでいった婿さんが、
(本来はちゃんとしたいれものに入れていくのがカタチ)

道中で「あの桜の枝をみやげにもってったら、おらのかたでよろこぶ」
とお嫁に言われて、臼を背負ったまま木の上にのぼったら
落っこちてしまい、かたつむりになってしまった、というもの。


だから、かたつむりは今も臼を背負ってるんだトサ。


地面に置いたら土がついて汚くなるかもしれない、
と言われたので臼を背負ったまま木に登った、などという展開。

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
がぶりっちょ。「きょしつ」さんです。

きょしつ 巨蝨

漢字で書くと「巨蝨」で、
山の中などに出るという大きなしらみ。

大きいといっても、
しらみ業界では、ということで、
てのひらよりは小さいです。


ひとをしつこく咬んで来たり、
体の中に入り込んで殺してしまったりするといいます。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
オイルだいすき。「せきこせきよう」さんです。

せきこせきよう 石狐石羊

石狐と石羊ですが単にこの絵に描いた見た目がそうだから
石狐石羊というふうに書いたまでで石羊石狐でも同じです。


澤田瑞穂『燕趙夜話』に採集されたはなしによると、

河北省元氏県同下村の北にあったという
石狐や石人や石羊といった石でつくられた像たち。

油屋さんがこの近くを通ったりすると、この石たちに
油を全部のまれてしまうと言われてて、

夜でも昼でもその近くを通りたがらなかったそうです。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
へびへび。「オコッコバラット」さんです。

オコッコバラット

アイヌにつたわるもので、
えものをごくごく呑み込んでる様子のへびを目撃してしまうと、
そのへびの魔が憑いて、不祥であると言われてたそうです。

そういうへびを見たらこれが憑かないように
棒などに突き刺して殺したりしたトカ。

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
うったひとに通った(憑いた)、「さんぼ」さんです。

さんぼ 三本

陸奥の国の三戸郡の南郷村などにつたわるもの。
「三本足」とも。

むかし猟師に撃たれて足を1本失くし、
足が3本になったというきつね。

ひとに取り憑いたりもしたといいます。


足が三本の狐――というのは
三州の「おとらぎつね」や、総州の「さんぼんあし」などとの関連性がうかがえます。

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
どんなからだの中にも居るで。「こちゅう」さんです。

こちゅう 戸虫

鬼神や人間などの体の中にたくさんいるという小さい虫。

八十戸虫、八万戸虫、八万四千戸虫など、
その総称の数字は本ごとに差はあるようですが、
とにかく、とにかく、いっぱいいるようです。


南方熊楠は「尸虫」というのは
この「戸虫」から造られたのぢゃ、という感じで次のようなことを書いてます。


南方熊楠「シシ虫の迷信并に庚申の話」(『民族』1巻6号)曰
「この戸虫なる仏家の名から文字がよく似た尸虫てふ名を道家が作出したものか」

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
ヒノヨウジン。「こうえじん」さんです。

こうえじん 紅衣人

漢字で書くのは「紅衣人」――よんでそのまま
真っ赤な衣をつけてるふしぎな人々で、

火事が起きている現場の近くに居て、
手足をぱたぱた動かしてるといいます。

火神の化身であると言われてます。

あらたな年度のスタートです。4月の「和漢百魅缶」へのはじまりのアップは
すがたミエナイ。「ちょうじしょうや」さんです。

ちょうじしょうや 張二少爺

山東の寿張県にいたという狐。
『虫鳴漫録』には「自称張二少爺」と書かれてます。

よく人間と談笑したりしたといいますが、
その姿はまったく見えなかったといいます。

姿は見えないものの、お酒や肴はいつの間にか消えてたりするので、
ああ居るんだなぁとは知れたようです。

今月の「和漢百魅缶」へのアップの千穐楽は
ぎょろりんりん。「おおめだまこぞう」さんです。

おおめだまこぞう 大目玉小僧

おおきな目の玉をみせてひとをびっくりさせるおばけ。
幕末~明治ころのおもちゃ絵などに描かれてる画像妖怪のひとつです。

ぴんぴんこぞう」(ぴんぴん小僧)などとは
ほぼ同型のものだと思います。

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
おたまやのおに。「びょうき」さんです。


びょうき 廟鬼


漢字で書くと「廟鬼」でござる。

霊廟に立ってるちいさい鬼の像などが
人間に化けてそこら辺に歩いてあらわれたりするというもの。


たとえば、

むかし、茶肆(ちゃみせ)で休んでたひとが
扇に思いついた題詩を書いてたところ、

おそろしげな顔のひとがお茶をのみに隣に坐って、
その扇を奪ってパタパタあおいで帰っちゃったので

「困ったひとだ」

と思ってたところ、

後日たまたまとおった廟に置いてある鬼の像が
その人の顔にそっくりで、
そのときの題詩の書いてある同じ扇を持ってたトカ。

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
ぐでん。ぐぅー。「たわいなしのき」さんです。

たわいなしのき たわい梨の木

おさけだらけ国に生えてるという梨の木。
横倒れになって幹も枝も生えてて、
花などはろくに咲かないといいます。

『驥尾団子』の「酒多県愚伝国頭部六郡の地酒」という
地誌めかした戯文に出て来るもの。

プロフィール
■雅号
氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
■職業
イラストレーター
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
■自己紹介
ちッちゃかわいいキャラや、ドット絵、ゲーム系のイラスト、妖怪、和物など多岐色々に描いたり、紙もの、立体もの、デザインものなどなどグッズを造ったりしております。

■ PIXIV
■ instagram
妖界東西新聞

妖界東西新聞 日刊紙だから まいにち更新中

和漢百魅缶wiki 検索用に。

2019年5月より、Tシャツトリニティでシャツを展開させてます。


最新コメント
[01/24 دکوراسیون منزل]
[11/29 NONAME]
[05/08 100]
[01/13 佐藤]
[01/05 ひょ―せん]
妖怪マガジンYOMIMANDARA
月刊?妖怪マガジンYOMIMANDARA

文車堂版社妖改革宣言

新・妖怪党 部署一覧


 Logo:Cyusonzi Ryunosuke
 Design:O-Onigami Georgenomikoto
 2008 新・妖怪党




 Logo:Koorintei Hyousen
 YoukaitoLogo:Cyusonzi Ryunosuke
 Design:O-Onigami Georgenomikoto
 2008 新・妖怪党



 Logo:Koorintei Hyousen
 YoukaitoLogo:Cyusonzi Ryunosuke
 Design:O-Onigami Georgenomikoto
 2008 新・妖怪党



 Logo:Koorintei Hyousen
 YoukaitoLogo:Cyusonzi Ryunosuke
 Design:O-Onigami Georgenomikoto
 2008 新・妖怪党

最新トラックバック
フリーエリア
© 2007-2024 Koorintei Hyousen

本ブログの内容、画像の無断転載、無断転用を禁じます。

忍者ブログ   [PR]