忍者ブログ
氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30  
[34]  [35]  [36]  [37]  [38]  [39]  [40]  [41]  [42]  [43]  [44
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
老血変為。「しへい」さんです。

しへい 紫萍

漢字で書くと「紫萍」で
古くなった血(老血)が水辺に流れ出て行くと、
うきくさ(萍)になるというもの。



『淮南萬畢術』に説かれてるという考え方で、
老血が燐火になるといったものに近い雰囲気でもありますが、
葉っぱの裏側に血管のような赤い筋があったりすることからの
連想で導き出されてるようです。
PR
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
むかしの醗酵原理。「さんぷう」さんです。

さんぷう 酸風

漢字で書くと「酸風」で
東の方角から吹いてくる東風のこと。
お酒が醗酵して出来上がるのは、
この風のはたらきによる変化だと考えられてました。


『淮南子』などで説かれてるもので、
東の方角は「酸」の味に属するので
醗酵醸造のちからに結びつくのだと設定されてました。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
スピード千里。「かんたい」さんです。

かんたい 鸛胎

漢字で書くと「鸛胎」で鸛(かん)のたまごの中にある
生まれる前の「ひな」で、ふしぎな薬の材料になるという言い伝えがあります。



たまごから採り出し、月の下にさらしながら、
30日のあいだ天雄を加えたものを丸薬にするんだそうで、
それを服用すれば、1日で千里も移動することが出来るようになるんだソウナ。



天雄(てんゆう)は、とりかぶとの細い根のことで漢方薬の一ッ。
騰蛇(とうだ。大蛇)の膽(きも)を丸薬に添加するのも良いとされてます。






ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
久能変形。「たくぼくのう」さんです。

たくぼくのう 啄木脳

漢字で書けば「啄木脳」で、きつつきの仲間の「のうみそ」
ふしぎな薬の材料になるという言い伝えがあります。



3月3日に捕獲して1年のあいだ丹砂と大青を餌に与えて育ててから、
これを摘出して雄黄と混ぜてつくった丸薬を10粒つくり、
毎朝それをひと粒ずつ東を向きながら服用しきると、
感情によって変形することが出来るようになるんだトカ。






『俊霊機要』に記述があるものだそうで、
怒ると神鬼のようになり、喜んでると常人のように「変形」すると説かれてます。



変わるのは顔(表情)だけとも解釈されてますが、
具体的にどう「変形」するのかは少しワカラナイ部分でもあります。


ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
天地の毒シリーズのひとつ。「しゅくさつき」さんです。

しゅくさつき 粛殺気

漢字で書くと「粛殺気」で
天地の動きのなかから生じる毒たち。
生き物たちに起こる重い病はこれを受けたものダ
などと説かれてました。


どくれつき」(毒烈気)を受けて生じた存在
(毒蛇や毒虫・毒魚など毒を持ってる生き物たちのこと)の持つ毒とは
互いに打ち消し合うことがあると言い、まむし酒などは、
毒烈の気を持つまむしを、粛殺の気を打ち消す毒として用いるものだ
とむかしは定義づけられてました。




ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
とげつ」さんです。

とげつ 兎齧

漢字で書くと「兎齧」で
兎(うさぎ)たちのかじった草のことで、季節にともなって
その兎齧が、あぶのような虫たちになるとも考えられてました。



『淮南子』説林訓に記述が見られるへんかで、
「螚」(能の下に虫)になるとされてます。



いっぽう、説林訓の同文がみんな、
ある虫が別のすがたの虫に変わることを例示してるので、
草ではなく、「兎齧」という名前の虫のことだする注釈も古くからあります。



ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
どくきゃくぎ」さんです。

どくきゃくぎ 独脚蟻

漢字で書くと「独脚蟻」で
嶺南にあるといわれてるものです。
黒い蟻(あり)のようで、樹から生えてて動くことは出来ないといいます。



『本草綱目』では樹から気化(自然から直接に生まれること)して
この世に生じる例として出て来ます。
どくきゃくほう」(独脚蜂)の同類として挙げられてますが、詳しいことはわかりません。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
木からにょきにょき? 「どくきゃくほう」さんです。

どくきゃくほう 独脚蜂

漢字で書くと「独脚蜂」で
嶺南にあるといわれてるます。黒い蜂(はち)のようで、
樹から生えてて動くことは出来ないといいます。


『本草綱目』では樹から気化(自然から直接に生まれること)して
この世に生じる例として出て来ます。焼研して油とまぜたものが
腫癰(はれもの)などに効果があると考えられてました。



小原春造は「独脚蜂記」で本草書にある独脚蜂のようなものではないか
として図入りで蜂の図を示しており、樹蜂(きばち)の類が卵を産んでるときの様子が、
このような情報になっていたのではないかとも考えられてます。



ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
樹から気化する。「じゅしょうに」さんです。

じゅしょうに 樹小児

漢字で書くと「樹小児」で
樹木から自然に生じるという存在で、嶺南の地にあるものだとされます。



『本草綱目』の独脚蜂の項目のなかで挙げられてるもので、
樹から気化(自然から直接に生まれること)して
この世に生じる例として出て来ますが名称が示されるだけなので
詳しくはわかりません。



虫の気化についての文に蝶・蜂・蟻などと並べて挙げられてる点から、
虫などの一種なのかと思われもしますが、
独脚蜂は樹から生えてて動けないという存在なので、
地域は異なるものの「にんめんじゅ」(人面樹)のような
人間のかたちをした植物の一部を示してるのかもしれません。



ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
すずめだけではなかったり。「こう」さんです。

こう 蛤

漢字で書くと「蛤」で、はまぐりのこと。
海のなかに燕(つばめ)が入ってこれに変化すると考えられてました。



『列子』などに「燕之為蛤」とあるもの。
意味するところは雀がなるとする「こう」(蛤)と同じもののようで、
季節の変化に伴うへんかを示してるようです。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
介族になるもうひとつの代表。「こう」さんです。

こう 蛤

漢字で書くと「蛤」で、はまぐりのこと。
季秋(9月)になると海のなかに雀(すずめ)が入って
これに変化すると考えられてました。



『礼記』月令に「爵入大水為蛤」とあるもので、
七十二候のうちの寒露のころの季節時候の変化のひとつとして広く読まれてました。
爵・黄雀はいずれもすずめのこと。





回数を重ねて行くと「しんこう」(蜃蛤)になるとも。




ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
水から生える。「けい」さんです。

けい 繼


漢字で書くと「㡭」あるいは「繼」で、
水から自然に生まれると考えられてた植物で、節々がちぎれても
またそれぞれから生えて殖えるので「継」と呼ばれるのだとされます。




『列子』天瑞篇、『荘子』至楽篇などに見えるもの。
こまかく小さいものだとする「けい」の解釈とは別箇のもので、
牛脣(水瀉)や続断(接続草)のようなかたちの植物だと想定されてます。



プロフィール
■雅号
氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
■職業
イラストレーター
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
■自己紹介
ちッちゃかわいいキャラや、ドット絵、ゲーム系のイラスト、妖怪、和物など多岐色々に描いたり、紙もの、立体もの、デザインものなどなどグッズを造ったりしております。

■ PIXIV
■ instagram
妖界東西新聞

妖界東西新聞 日刊紙だから まいにち更新中

和漢百魅缶wiki 検索用に。

2019年5月より、Tシャツトリニティでシャツを展開させてます。


最新コメント
[01/24 دکوراسیون منزل]
[11/29 NONAME]
[05/08 100]
[01/13 佐藤]
[01/05 ひょ―せん]
妖怪マガジンYOMIMANDARA
月刊?妖怪マガジンYOMIMANDARA

文車堂版社妖改革宣言

新・妖怪党 部署一覧


 Logo:Cyusonzi Ryunosuke
 Design:O-Onigami Georgenomikoto
 2008 新・妖怪党




 Logo:Koorintei Hyousen
 YoukaitoLogo:Cyusonzi Ryunosuke
 Design:O-Onigami Georgenomikoto
 2008 新・妖怪党



 Logo:Koorintei Hyousen
 YoukaitoLogo:Cyusonzi Ryunosuke
 Design:O-Onigami Georgenomikoto
 2008 新・妖怪党



 Logo:Koorintei Hyousen
 YoukaitoLogo:Cyusonzi Ryunosuke
 Design:O-Onigami Georgenomikoto
 2008 新・妖怪党

最新トラックバック
フリーエリア
© 2007-2024 Koorintei Hyousen

本ブログの内容、画像の無断転載、無断転用を禁じます。

忍者ブログ   [PR]