氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
ながれながれてオーシャンへ。「くだりへび」さんです。
陸奥の国につたわってるもので、川の上流から
ジャンブラジャンブラと、かまくびもたげた蛇が流れてくるというもので
これを目撃してしまうと、三ヶ月以内に命をパッと奪われてしまうソウナ。
この蛇は、
山で8年間修行をしたという蛇なんだそうで、
これから川をくだって海にゆき、さらに8年修行をすると
晴れて立派に竜神さまになれる、というキャリアな蛇さん。
何年か山にいて、竜みたいなものになるというのは
「ほらぬけ」とかとおんなじ感じなのですが
なんでも、この山から海への移動を人間に見られると
修行が白紙になってしまうということから
命を奪う、なんというパワフルな報復にでるんだそうですが
なかなかのうっかりやさんだと言えばうっかりやさんのような気もしたりしなかったり。
ながれながれてオーシャンへ。「くだりへび」さんです。

陸奥の国につたわってるもので、川の上流から
ジャンブラジャンブラと、かまくびもたげた蛇が流れてくるというもので
これを目撃してしまうと、三ヶ月以内に命をパッと奪われてしまうソウナ。
この蛇は、
山で8年間修行をしたという蛇なんだそうで、
これから川をくだって海にゆき、さらに8年修行をすると
晴れて立派に竜神さまになれる、というキャリアな蛇さん。
何年か山にいて、竜みたいなものになるというのは
「ほらぬけ」とかとおんなじ感じなのですが
なんでも、この山から海への移動を人間に見られると
修行が白紙になってしまうということから
命を奪う、なんというパワフルな報復にでるんだそうですが
なかなかのうっかりやさんだと言えばうっかりやさんのような気もしたりしなかったり。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
訪問の常連。「かんえもんどんのたぬき」さんです。

近江の国は高島郡につたわるもので、ある勘右衛門さんのいえに
やたらと出没していたといういたずら狸どもです。
夜中に「かーーーんえもんどーーん、かんえもんどん」と
家の戸をたたいて、家のものを起こしては楽しんでたようですが
あんまりにもよくこの手を使ってたそうで
回数がかさむにつれて、家のものは「あ、これはまた狸だな」と
大体わかっちゃうぐらいになってしまったソウナ。
なんで勘右衛門どんのいえが好きだったんだろ。
エサでももらってたのかね?
訪問の常連。「かんえもんどんのたぬき」さんです。

近江の国は高島郡につたわるもので、ある勘右衛門さんのいえに
やたらと出没していたといういたずら狸どもです。
夜中に「かーーーんえもんどーーん、かんえもんどん」と
家の戸をたたいて、家のものを起こしては楽しんでたようですが
あんまりにもよくこの手を使ってたそうで
回数がかさむにつれて、家のものは「あ、これはまた狸だな」と
大体わかっちゃうぐらいになってしまったソウナ。
なんで勘右衛門どんのいえが好きだったんだろ。
エサでももらってたのかね?
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
ハヤキコトカゼノゴトシ。「にめんはっそくのいじゅう」さんです。
享保7年(1722)に蝦夷のある山がまっぷたつに崩れちゃったときに
見たことがないような獣たちがいっぱい駆けて出て来たそうなのですが
その獣の群れたちのなかで、ひときわ異相をはなってた、というもので
風のようにはやく駆け抜けてどこかに行ってしまったので
「なんだあれは!!」と眺めるのがせいいっぱいだったソウナ。
なにものだったんだろうね。これ。
ハヤキコトカゼノゴトシ。「にめんはっそくのいじゅう」さんです。

享保7年(1722)に蝦夷のある山がまっぷたつに崩れちゃったときに
見たことがないような獣たちがいっぱい駆けて出て来たそうなのですが
その獣の群れたちのなかで、ひときわ異相をはなってた、というもので
風のようにはやく駆け抜けてどこかに行ってしまったので
「なんだあれは!!」と眺めるのがせいいっぱいだったソウナ。
なにものだったんだろうね。これ。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
おめしものにこだわりがあります。「こんがすりのばけもの」さんです。

羽後の国は雄勝郡につたわっているもので
晩くになっても外にいる子供をさらっていってしまうというおばけ。
紺色のかすりの着物をまとっていたのでこの名前があるんだトカ。
(着てるものから名前がついてる所は赤いマントとかに近いね)
寺田伝一郎の「羽後浅舞町近傍見聞記」をめくってみたら
明治32年ごろにこれが話題になって、夜になると村々の道路が
つうこうどめになったりした事が書いてありましたが
その前やその後にどの程度、こちらさんが話題の俎上にあがってたかは
あんまりよくわかりんせんでした。
おめしものにこだわりがあります。「こんがすりのばけもの」さんです。

羽後の国は雄勝郡につたわっているもので
晩くになっても外にいる子供をさらっていってしまうというおばけ。
紺色のかすりの着物をまとっていたのでこの名前があるんだトカ。
(着てるものから名前がついてる所は赤いマントとかに近いね)
寺田伝一郎の「羽後浅舞町近傍見聞記」をめくってみたら
明治32年ごろにこれが話題になって、夜になると村々の道路が
つうこうどめになったりした事が書いてありましたが
その前やその後にどの程度、こちらさんが話題の俎上にあがってたかは
あんまりよくわかりんせんでした。
プロフィール
■雅号
氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
■ホームページ
■職業
イラストレーター
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
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