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氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
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ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
アミューズメント出家。「でんぼうしょうにん」さんです。

でんぼうしょうにん でん法上人

ひとがたくさん集る盛り場をまもりあげてるという入道さまで、
芝居小屋や見世物小屋などがたってる場所には
そのご威光がぴかってるといいます。

戯文などにあるもので、むかし、浅草の伝法院の僧侶などが
浅草の奥山にたちならんでた見世物小屋とか芝居小屋の入り口で
「お山」と言うと、木戸銭が無料で入れた、とかいうことを
あてこすってデザインされたものなんだそうです。ハイ。


でんぼでんぼー。

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ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
ぱりぱりぺらぺら。「あとがほしいか」さんです。

あとがほしいか 跡が干烏賊

つぎからつぎへと色んなところにくっついてまわる、
ふしぎな干し烏賊さんでございます。

先日の「ほたるのけつ」同様、戯文などにあるもので、
図とかは無いので、絵のほうは完全にニューデザインです。

一旦不祥事を起こした人物が、また、ふたたび、再度、
何かしらかの役禄にあずかってる様子をあてこすったものらしいです。

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
なかなか面倒くさい塗り方。「ほたるのけつ」さんです。

ほたるのけつ

ことばがはじめにあって、それに合わせてそのまんまデザインをした結果
ポンと仕上がっちゃう、というグループに属するもののひとつで、
黄色で浅黒くてピッカピカした顔のおばけ。

戯文などにあるもので、あさ黒くてテカテカしてる容貌の遊客などを言った
「ほたるのけつのよう」っていう悪口ことばをモトにデザインされてるもの。


蛍をつかった擬人な悪口ことばの中には
「逆蛍」(ぎゃくぼたる)っていう「ハゲあたま」をさすものがありますが
そっちとの関係は不明。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
今年はじめの片岡春香デザイン、「うめつけ」さんです。


うめつけ 梅漬け

連続アップ興行以外でおりじなるさんをアップするのは、
チョイと久しぶりでござんすよ、というわけで、片岡春香せんせいに
素案デザインをヨイコラショしていただいて参りました。

夕暮れどきなどに、ひとの前をぼくぼく歩いていくという娘姿のおばけで、
話しかけると「やかたで梅ぼしをつけとるけん」と言って
姿をかき消してしまうと言いますんじゃやら。


ひとの前を歩いてく人間の姿に化けて
ぜったいに追いつけなかったり、急にカゲとか川に落ちて消えちゃったりする、
という化け種目がベースってことですな。ふぎょん。

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
なぜかゴハン関係ばっかり。「やまぶしいけ」さんです。

やまぶしいけ 山伏池

讃岐の国は山田郡、東植田村にある池。
昔ここで山伏がおぼれて死んじゃって以後、その亡霊が起こすものなのか、
近くの坂道から櫃(おひつ)や甑(こしき)がごろっごろ転がってきたり、
ふしぎなことが起こったりしたと言います。

のちに村人は山伏の霊をまつるほこらをつくったソウナ。


ごろごろものが転がってくる妖怪はいろいろありますが
ここはナントナク起源のはなし?めいたものがついてて興味深いですが
なんで転がしてくるのかあたりはぜんっぜんわかんないので、ちょいと難解。

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
寝ずぞ寝たかぞ。「ねずん」さんです。

ねずん

ここ数日は連日アニマルものをおとどけしておりますが、
本日のこちらさんは、越中の国あたりに伝わってるもので、

夜ねむってるときにねずみが出て来て
人間を「かなしばり」みたいなものにしてしまうというもの。

「ねずんにやられた」などと言ってたソウナ。




「ねずん」は普通にそのまま「ねずみ」という意味。
越中の国には、「かわうそ」をそのまんま呼んでる「かわそ」ってのもありますので
大体、こんな感じの「呼び名が特にない」ものも多く伝わってるのです。

まぁ、越中に限ったことではありませんが。

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
昨日が狸さんでしたから、きょうは、「きつねつきのはれ」さんです。

きつねつきのはれ 狐憑腫

昔あるおさむらいが、
【体の中にプチュッと入って来るかたちの「きつねつき」】に
取り憑かれたとき、

狐がこれ以上、体のなかに入って来ないよう
患部を、きつくかたく、しばっておいたところ、
そこがプクーーーッと腫れあがってしまったというもの。


(そもそも、体に虫みたいに入ってくる「狐」っていう概念自体が
 かなりナゾな領域なのですが、まぁそういうのも居るんです)


腫れがなかなかすごいので、意を決して
刀でプチュッとそれを突きつぶしたところ、
腫れはキレイに治ったし、庭にきつねが死んでおったトカ。

うまいことやっつけられたのですな。

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
よっていらつしゃいなジャボーン。「いしいだめのおんば」さんです。

いしいだめのおんば 石井溜のおんば

阿波の国は名方郡の石井村にいた化け狸で、
溜め池の真上にきれいで豪華なお座敷を見せて
「どうぞ一緒にお飲みになりませんか」などと
人間を引きこんでは、そのまま池の中にジャボン
と落として楽しんでいたといいます。

「阿州有名狸番付」にはその名前はのっかってませんけど
化かしっぷりは、なかなかのプロフェツショナル、くろうと技です。

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
テンの日であります、「てんころりん」さんであります。

てんころりん

岩代の国の伊達郡に伝わるもので、昔話にはおなじみの登場生物
人間をとって食べてたという大きなへび。だいじゃでごじゃる。

山の中をあるいているひとのあたまの上から

「てんころりん、てんころりん」

という声をかけて来て、「なんだろう」と上を向かせ、
大蛇の姿に気を失わせてから、ムシャムシャ食べる
というのがその捕食手段だったそうです。


この「てんころりん」の蛇は、
もともと村に住んでいた娘だったのですが、

ある日のこと、親が野良でひろってきた蛇をかっさばいて
「蛇肉のみそ漬け」を作ったのですが、
親はそれを「食べちゃいけないよ」としまいこんで
娘には食べさせてあげませんでした。


「ぜったい、たべたい!」


そう思った娘は、「蛇肉のみそ漬け」を見つけだして
こっそり全部食べてしまいます。(おいしかったらしい)

食べ終わったらなんだか水がのみたくなったので
水がめで水をゴクゴクのんでいると、
娘の姿はあっという間に大蛇になってしまい、
ついには、人間を食べて生活する怪物になってしまったんだそうです。



(なにかを食べたあと、のどがかわいて、水をのんでたら……という展開は
 田沢湖の「たつこひめ」や八郎潟の「はちろう」、小三郎池の「こさぶろう」など
 いろんな大蛇や水の主のおはなしの導入部になっていて、
 「なんだか……のどがかわくなぁ」とか「ここの水をのもう、ごくごく」が出たら、
 「ああああああ!!変わっちゃう!!」って感じなのです)

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
かいます。「あきんどぎつね」さんです。

あきんどぎつね 商人狐

きつねが商人の姿に化けて出てくるというもので、
市場などから魚などを仕入れてきた人間をだまくらかしては
仕入れてきた魚などをウッシッシと奪っていくと言います。

もちろん、きつねさんがたのやらかす事でございますから
お支払いは葉っぱのお金だったといいます。

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
キラキラニャーニャー。「やまねこのひ」さんです。

やまねこのひ 山猫火

八丈島につたわる怪火で、遠くにぴかぴか飛んで入るのが見えたり、
ちょうちんの明かりのようなものが歩いている人をとりかこんだりするというもの。

「きつね火」や「たぬき火」や「あおさぎ火」や「やまどりの火」などと同じようなもので、
山にすんでるやまねこ達が起こしてる火なんだと考えられていました。


むかし、ある男が魚をかごにいれて運んでいたところ
この「やまねこの火」にとりかこまれたので
しかたがねぇ……ポイッ……と魚を一匹なげてやったところ
火の群れはパッ。

しかし、魚が食べ終わったんだろうなという頃合いになるとまた
火の群れがぐるぐるぐる。
しかたないからポイッ……パッ。

以下、この繰り返しがつづいてつづいて
ついに男の持ってたかごはカラッポになってしまったりしたトサ。

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
ぷかぷか浮かんでまた消えて。「じんばえい」さんです。

じんばえい 人馬影

江蘇省のあるお寺に出たというふしぎなもので、
毎晩毎晩お寺の壁から人や馬車の影のようなものが
映って出て来ては消えたりしたと言います。
プロフィール
■雅号
氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
■職業
イラストレーター
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
■自己紹介
ちッちゃかわいいキャラや、ドット絵、ゲーム系のイラスト、妖怪、和物など多岐色々に描いたり、紙もの、立体もの、デザインものなどなどグッズを造ったりしております。

■ PIXIV
■ instagram
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2019年5月より、Tシャツトリニティでシャツを展開させてます。


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