氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
うっかり釣れたら釣果がぼうず。「かわのなまくび」さんです。

きのうは柳の木のおばけでしたから
ちょいと日本に向きを戻して、なにをくよくよ柳が生える
場所はもちろん川っぺり、ということで川に関するものでござい。
川に網をしずめて、コイだのフナだのドジョウだの
カワエビはたまたウナギちゃん、そんな獲物を期待して
そろそろ頃じゃと引きあげたらば、まぁビックリ仰天、
なかには生首!! グロテスキュ!!――と、いったもので
川の「かわうそ」たちが使ったりする化け術なんだそうですわいな。
もちろん、この生首は幻みたいなもので
びっくりおどろき逃げてはみたが、あれも弔わねばならぬ
と、網を上げた当人が引き返して来た頃には
うまい具合に雲か霞か消え去ってござるのです。
うっかり釣れたら釣果がぼうず。「かわのなまくび」さんです。

きのうは柳の木のおばけでしたから
ちょいと日本に向きを戻して、なにをくよくよ柳が生える
場所はもちろん川っぺり、ということで川に関するものでござい。
川に網をしずめて、コイだのフナだのドジョウだの
カワエビはたまたウナギちゃん、そんな獲物を期待して
そろそろ頃じゃと引きあげたらば、まぁビックリ仰天、
なかには生首!! グロテスキュ!!――と、いったもので
川の「かわうそ」たちが使ったりする化け術なんだそうですわいな。
もちろん、この生首は幻みたいなもので
びっくりおどろき逃げてはみたが、あれも弔わねばならぬ
と、網を上げた当人が引き返して来た頃には
うまい具合に雲か霞か消え去ってござるのです。
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7月の「和漢百魅缶」はじまりのアップは
暑いおてんきにモイスチャーを。「りょうけつ」さんです。

武昌県の虬山(きゅうざん)にあるというおおきな穴ぼこ(どうくつ?)で
この中には「虬」(きゅう)たちがいっぱい住んでいて、
ときどき、おりおり、それらがビューンと空に飛び上がっていったり、
グィーンと空から山に向かってもどって来たりする様子が
見られた、と言われています。
雨の降らないてんきが続いたときなどは、雨乞いのおいのりを
ささげたりした、というあたりは、水と人との古い時代を感じますナ。
あと、今年2011年も半分折り返しの幕がえでございますので
押戻のキャラもしっかり製作、「たけくるまこしひで」さんです。
しっかり、おしもどしまっせ。バチンバチン。

暑いおてんきにモイスチャーを。「りょうけつ」さんです。

武昌県の虬山(きゅうざん)にあるというおおきな穴ぼこ(どうくつ?)で
この中には「虬」(きゅう)たちがいっぱい住んでいて、
ときどき、おりおり、それらがビューンと空に飛び上がっていったり、
グィーンと空から山に向かってもどって来たりする様子が
見られた、と言われています。
雨の降らないてんきが続いたときなどは、雨乞いのおいのりを
ささげたりした、というあたりは、水と人との古い時代を感じますナ。
あと、今年2011年も半分折り返しの幕がえでございますので
押戻のキャラもしっかり製作、「たけくるまこしひで」さんです。
しっかり、おしもどしまっせ。バチンバチン。

こんげつの「和漢百魅缶」、千穐楽のアップは!
岩のかげからリズミカル。「ねんぶついわのばけもの」さんです。

伯耆の国は長田村の賀祥という土地に伝わっているおばけで、
岩のうしろから念仏をとなえながらカーンカーンと鉦を叩く音をさせたり
赤ちゃんがワーワーと泣いてるような声をさせたりして
道行くひとをびっくりさせていたんだとか。
「念仏岩」という岩の名前も、このあたりからついたらしいのですが
実際のところはあんまりよくわかりません。
長田村…、岩のうしろから…?
で、ピンと来たような猛者はなかなかいないと思いますが
ピンと来ちゃったかたはなかなかの岩ものマニア。
じつはこちらさん、同郷の大木屋というあたりにつたわる
「ごいぞう岩」のあたりに出たおばけ、「ごいぞう」とは
なんとなく出現パターンが似ているもので、
わざと、解説文も大体おんなじ感じにしたててます(笑)
岩のかげからリズミカル。「ねんぶついわのばけもの」さんです。

伯耆の国は長田村の賀祥という土地に伝わっているおばけで、
岩のうしろから念仏をとなえながらカーンカーンと鉦を叩く音をさせたり
赤ちゃんがワーワーと泣いてるような声をさせたりして
道行くひとをびっくりさせていたんだとか。
「念仏岩」という岩の名前も、このあたりからついたらしいのですが
実際のところはあんまりよくわかりません。
長田村…、岩のうしろから…?
で、ピンと来たような猛者はなかなかいないと思いますが
ピンと来ちゃったかたはなかなかの岩ものマニア。
じつはこちらさん、同郷の大木屋というあたりにつたわる
「ごいぞう岩」のあたりに出たおばけ、「ごいぞう」とは
なんとなく出現パターンが似ているもので、
わざと、解説文も大体おんなじ感じにしたててます(笑)
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
ピンポーン、りゅうぐうから参りましたー。「おはらぶちのりゅうじょ」さんです。

紀伊の国は鞆淵村の小原淵(ふちばっかりな感じ)から
ザバッと出て来たりしたことがあったというふしぎな女。
俗に小原淵は竜宮につながってる、と言われていて
そこから出て来たこのナゾの女は竜宮のひと、だと
考えられていましたよーです。
この手の水の主にかかわる昔話となると
トーゼン、「お椀」とか「お膳」とか「お皿」とか、その他、いろいろ、
貸してくれた、というお話になりそうですが
こちらさんはなぜか知らないけど、逆で、
淵の近くのある家に「お椀をかしてくださいませんか?」
と、やって来たことがあって、
その家のひとが「どこの娘なんだろう」と思って
あとをつけていったら、淵にジャブンと入っていってしまったので
「ああ、竜宮のひとなのか!」と思った、という話があるソウナ。
ピンポーン、りゅうぐうから参りましたー。「おはらぶちのりゅうじょ」さんです。

紀伊の国は鞆淵村の小原淵(ふちばっかりな感じ)から
ザバッと出て来たりしたことがあったというふしぎな女。
俗に小原淵は竜宮につながってる、と言われていて
そこから出て来たこのナゾの女は竜宮のひと、だと
考えられていましたよーです。
この手の水の主にかかわる昔話となると
トーゼン、「お椀」とか「お膳」とか「お皿」とか、その他、いろいろ、
貸してくれた、というお話になりそうですが
こちらさんはなぜか知らないけど、逆で、
淵の近くのある家に「お椀をかしてくださいませんか?」
と、やって来たことがあって、
その家のひとが「どこの娘なんだろう」と思って
あとをつけていったら、淵にジャブンと入っていってしまったので
「ああ、竜宮のひとなのか!」と思った、という話があるソウナ。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
像があるし、ストリートの名前にもなってるのヨ。「えばのおさん」さんです。

安芸の国の江波にすんでいたおきつねさんで、
西国に何体もいる「おさん」の中での名高いおひとり。
人間の姿(女だったりもするし、老若男女なんでも)に化けて
いろいろと人間を化かしてはチョイト美味しいものをいただいたり、
あははのハとおへその宿替えをしたりして楽しんでいましたソウナ。
――と、いう点はよその土地の「おさん狐」さんとも大体同じかんじ。
また、旅役者にびっくりさせられた、という
「たのきゅう」みたいな昔話もつたわっていますが
厳島神社の「おさん狸」にもおんなじ感じの話が残っています。
像があるし、ストリートの名前にもなってるのヨ。「えばのおさん」さんです。

安芸の国の江波にすんでいたおきつねさんで、
西国に何体もいる「おさん」の中での名高いおひとり。
人間の姿(女だったりもするし、老若男女なんでも)に化けて
いろいろと人間を化かしてはチョイト美味しいものをいただいたり、
あははのハとおへその宿替えをしたりして楽しんでいましたソウナ。
――と、いう点はよその土地の「おさん狐」さんとも大体同じかんじ。
また、旅役者にびっくりさせられた、という
「たのきゅう」みたいな昔話もつたわっていますが
厳島神社の「おさん狸」にもおんなじ感じの話が残っています。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
文明開化のころから140年ちかく。「しんぽにおどろき」さんです。

人間が「かぁーー、文明は進歩したもんじゃのう」と
驚いたり、ためいきついたり、ランプor牛乳亡国論とかを唱えたりすると
ごうごうと枝葉をしげらせ、幹を延ばしてゆくという変な樹木で、
文明の発達明らかなる明治のころの戯文畑のおうまれ。
「おどろきもものきさんしょのき」な「き」と「木」を結びつける
無駄口リズムから生まれていて、
小林清親は、絵の中に「さんしょの木」の上にこれを
描いたりしている例があったりします。
まぁ、それは、ただ木の絵に「進歩におどろ木」って字が書いてあるダケで
デザインも素っ気もないのですがネ。ふぎょん。
文明開化のころから140年ちかく。「しんぽにおどろき」さんです。

人間が「かぁーー、文明は進歩したもんじゃのう」と
驚いたり、ためいきついたり、ランプor牛乳亡国論とかを唱えたりすると
ごうごうと枝葉をしげらせ、幹を延ばしてゆくという変な樹木で、
文明の発達明らかなる明治のころの戯文畑のおうまれ。
「おどろきもものきさんしょのき」な「き」と「木」を結びつける
無駄口リズムから生まれていて、
小林清親は、絵の中に「さんしょの木」の上にこれを
描いたりしている例があったりします。
まぁ、それは、ただ木の絵に「進歩におどろ木」って字が書いてあるダケで
デザインも素っ気もないのですがネ。ふぎょん。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
軟体動物な中では超大級なおかた、「なめりかわのおおだこ」さんです。

越中の国は滑川(なめりかわ)にいたという巨大なたこで、
足についてるそのイボイボ一個だけでも、相当な大きさを誇っていて
一日で食べきれないほどだったといいます。
主なタベモノは海の幸だったようですが、たまに
陸の味覚も味わっていたそうで、牛やら馬やらを
長い足で村の衆からかっさらって来ては
モグモグ食べてたみたいです。まぁ、こわい。
大物が出ましたところで、
ここ何日かつづけてみました北陸道の強化は
ひと段落でしょかネ。済み済み。
軟体動物な中では超大級なおかた、「なめりかわのおおだこ」さんです。

越中の国は滑川(なめりかわ)にいたという巨大なたこで、
足についてるそのイボイボ一個だけでも、相当な大きさを誇っていて
一日で食べきれないほどだったといいます。
主なタベモノは海の幸だったようですが、たまに
陸の味覚も味わっていたそうで、牛やら馬やらを
長い足で村の衆からかっさらって来ては
モグモグ食べてたみたいです。まぁ、こわい。
大物が出ましたところで、
ここ何日かつづけてみました北陸道の強化は
ひと段落でしょかネ。済み済み。
本日の「和漢百魅缶」へのアップは
加賀の火の玉ふーらふら。「ぼうずび」さんです。

北陸道強化がそろそろ極まって来ましたが、今回も加賀の国は
「雨岩」さんに続いて、なぜだか能美郡からのご登場です。
むかし、枡のカドとかに「びんつけ」をもりもりと塗っておいて
(ベトベトしたワックス状のものだから、その分、容積が減る)
枡一杯の油の量をごまかしてたという油商が、死んだ後に
そのごまかしのバツを受けて、火の玉になってしまったというもの。
仏法のお経の中にある地獄に落とされる罪状のなかにも、
お酒を水でうすめた、とか、量をごまかした、とか
わりと計量詐欺の項目があるのですが
完全に一杯の量が統一された枡が登場する時代がいつ頃だったかを考えると
なかなかカンガイブカイものがあったりなかったり。
加賀の火の玉ふーらふら。「ぼうずび」さんです。

北陸道強化がそろそろ極まって来ましたが、今回も加賀の国は
「雨岩」さんに続いて、なぜだか能美郡からのご登場です。
むかし、枡のカドとかに「びんつけ」をもりもりと塗っておいて
(ベトベトしたワックス状のものだから、その分、容積が減る)
枡一杯の油の量をごまかしてたという油商が、死んだ後に
そのごまかしのバツを受けて、火の玉になってしまったというもの。
仏法のお経の中にある地獄に落とされる罪状のなかにも、
お酒を水でうすめた、とか、量をごまかした、とか
わりと計量詐欺の項目があるのですが
完全に一杯の量が統一された枡が登場する時代がいつ頃だったかを考えると
なかなかカンガイブカイものがあったりなかったり。
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氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
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山田の歴史を語る会 同人
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