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氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
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ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
ちんちろりん。「うたどんぶり」さんです。

うたどんぶり 歌丼鉢

喜界島につたわるもので、ひとりでに歌ったり踊ったりするというふしぎな丼鉢。
これをひろった男が、ほかのひとの前で

「これはひとりで歌ったり踊ったりするんだぜ」

と自慢げに披露したところ、

ピチリともこの丼鉢が動かなかったので、
男が怒ってこれを粉々にくだいてしまうと、その破片が

「いんねいのまんねん」

と叫びたて、その後、その男は没落してしまったんだトカ。


岩倉市郎は柳田國男にあてた報告書のなかで
「歌う髑髏」に似たものとしてこの昔話を挙げていますが
「どんぶり」も古いかたちだと「どくろ」みたいな何かだったんじやないのかなぁ。

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ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
あまみんちゅー、「チュダマ」さんです。

チュダマ

奄美大島などにつたわる「ひとだま」で、
ひとが亡くなる時に家から飛び出したりしたという青白い火の玉です。

『奄美に生きる日本古代文化』っていう本にある解説によると、
急死しちゃったひとの魂ほど、スピードがハイスピードで、
本人が死ぬ前に魂が出ちゃったりする時は、ロースピードでふわふわしてるんだトカ。

さぁ、2012年も、はや4日め! ごようはじめでございますよ、
というわれで、「和漢百魅缶」もギッチラガッチョンと稼動開始でございます。
さーさー。くりだせくりだせ。

とざいとーーーざーーーーいーーーー。

 ■ さけのみや(鮭の宮)
新年はまずはおめでたいところから……、ということで、こちら。
盗賊団を善人にたちかえらせちゃった、というお話なのですが
どう考えても、薬物洗脳されたとしか考えられない突如展開。(ニガワライ)

なかやまとうげのばけもの(中山峠の化物)
「そばが欲しいな」と思うとおそばが自動に入ってる、というお椀を
屈服のあかしとして武士にくれた化物なのですが、
正体がなんだったのかはあんまりわかりません。

おにつぼ(鬼壷)
『長靴をはいた猫』とかでもおなじみの、うまいこと相手をヨイショして
こっちの攻撃が上手にでる状況をつくって勝つ!という戦術の昔話。

ずんべらぼうず
しろい。

かべばっかり(壁斗り)
まわりが壁だらけになって進めなくなっちゃう!という狐の化け種目。
カニっぽいジョイントのデザイン案は夢紫樓にぃさんの今年の初仕事。

しゅきゅうせき(守宮赤)
色事かんけいなのでイモリかと思ったら、ヤモリ。

あめふりばばあ(雨降婆)
雨の降ってる日に出る妖怪。
妖怪は雨の日に出るものが多いんです。なぜか。

もま
夜に鳴き声を発する怪鳥のひとつです。むささびっぽいやつとは別もの。

ごぜんのはなよね(御前の花米)
山姥が持ってたりする栄養がすごいお米。
山姥の持ってるグッズの中では、由緒がわりとはっきりしてるもの。



まず、これにて本年の和漢百魅缶も舞いはじめ。
明日からも、ズシズシとアップして参りますゆえ、おたのしみに。



とざいとーーーざーーーーーいーーーーー
あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
ぎょけいぎょけい。

と、いうことで例年どおりの試筆ものでございます。


2012年本年の試筆『千載不忘名』


今回は、旧年中に、やっとやっと古本屋さんの箱の中から燦然と発見できた
山田野理夫せんせいの『アルプスの民話 アルプス妖怪秘録』に出て来る
「山おとろし」(ばくれつかぶとむし大好き・朝顔亭かぶと君といっしょに
まだ本も見てないころ、勝手にデザインしたもの)をポポポンポーンと配置しつつ、

oto.png

黄色いのが「山おとろし」



そして、メインキャラとしてドンとすえましたのがこちら
完全なるニューキャラ。乗折烏帽子君(のりおりえぼしくん)です。

大晦日、新橋で醺談したとき、
11月に鎌倉に行った取材班一同でなぜか炸裂的に体感した

「江ノ電の1日乗車券の『のりおりくん』は『野理夫くん』のサブリミナルです」

という話が出たところ、怪作戦のテラさんが、

「じゃあ、のりおりくんで新年は描いてくださいよ」

と、おっしゃったので、「はい」とうけこたえてバーっと造型いたしました次第。
これで、のりおものの時に活用できるキャラが出来て
うれしいのやら、なんなのやら。


なにはともあれ、本年も
またまたどうぞ、よろしくご引き立てのほど、お願い申し上げます。


2012年 孟春
こっとんきゃんでい 氷厘亭氷泉 しるす

2011年かきおさめ

今年最後の絵はコチラですじゃ。よく拝むべし。

2007年の12月に、はじめて「ずばいぼうのひ」を描いたのですが
まさか今年、あれだけ突出させるもの(イベント等で)になるとは
思いませんでした。
とざいとーーざーーーい。
2011年の「和漢百魅缶」へのアップも本日が舞い納めの千穐楽。
じゃんじゃんじゃんと参りましょう。

せんこうじのかね(千光寺の鐘)
村に攻め寄せてきた軍兵たちを、鐘がごろんごろん転がって蹴散らした!
――という、かなりオフェンスの高い梵鐘さんがトップバッターです。これはヤバイ。

あまんじゃく(天邪鬼)
「あまのじゃく」が出て来るはなしは、世界のはじまりとか、世界のつくり途中とかの
設定でスタートすることが多いのですが、これは「どうして雑草は∞に生えるの?」という話。

うしみつちょうちん(丑満ッ提灯)
こまかい設定はれいはちさんと緑一色さんがつくったものです。
なんで「うしみつ」なのかは、黒いタイツみたいな足から想像してください。

キジムナヤーキュー
からすのおきゅう、ならぬ、キジムナーのおきゅう。

さくらがいけのうし(桜ヶ池の牛)
池や湖のぬしとして、怪獣っぽい牛が登場する昔話のひとつです。
目の表現を面白いものにしてみました。ダブルレイヤー。

やまだっちょ(山妲腸)
あなたものりおさん。わたしものりおさん。

しろいおび(白い帯)
一反木綿にちかいもの、といった感じの連想で、山田野理夫せんせいは書いてますが
どちらかというと、「帯取り池」とかに近いものでしょうな。

やまぼうず(山坊主)
日本アルプスはへんなものがいっぱい!!

へびのたまご(蛇の卵)
本年の主任、おおとり、ということで、天子様からごほうびをもらった、という
おめでたい昔話でアップ納めでございます。
「化け猫」がお寺に恩返しする昔話のパターンに近いですが、なんでしょう、
こういった話のほうが古かったのでしょうかね?



たけどりゆごえもん(竹鶏湯五右衛門)
今年の和漢百魅缶の後半期の押戻しをガッチリかためるのはコチラ。

あたまにかぶっているものについてる「日今日」の文字は
ENSUKE(今野圓輔)とZYU1(日野壽一)がほかの参加者をおいてけぼりにしつつ
大白熱議論をぶっとばしていた迷信座談会(『俗信と迷信』に収録)に出て来て
ひょーせんのわらいのつぼをくすぐりまくった「話者の表記を横にみたもの」を
ヒヨコの顔っぽく見立てた文字絵から。

  だってENSUKEとZYU1がずっとふたりでヒートアップしてるから
  「日今日今日今日」って、ずっと続くんだもん。


そんなこんなで、千穐楽の連続アップもこれぎり。
また来年もどさどさとアップしてまいりますので、いずれも様におかれましては
ひとえにご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。

とざいどーーざいーーーーーー。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
朝にどうぞ。「よるのしお」さんです。

よるのしお 夜の塩

信濃の国の入野谷などにつたわっているもので、
夜になってから生の「塩」を持ち歩くとかならず災厄が起こる、と考えられてて、
に塩が届いたりしたら朝になるまで家に入れなかったりしたと言います。

どうしても持って歩かねばいけない時などは、塩の上に
囲炉裏のおき火を載せれば悪いことを避けられると言われてたそうです。

ざ・身近な俗信シリーズ。

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
とびこみ、ほうふいち! 「くろぼう」さんです。

くろぼう 黒坊

周防の国の防府の海につたわっているもので、
黒っぽい色をした子供のすがたのおばけ。

海岸にあらわれて、ひとに「すもうしよう」とか「とびんこしよう」とか言って来たり、
夜中に海に何かがドブンと飛び込むような音をさせてくると言います。

通算2929。ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
わわわんわんわんわん。「こいぬのようなもの」さんです。

こいぬのようなもの 子犬のようなもの

紀伊の国は牟婁郡の北山村につたわるもので、
特に呼び名はないので、こんな呼び名なのです。わんわん。

むかし子供たちが遊んでいたら、なんだか子犬みたいなものが
ちょろちょろ歩いてたので「これはきゅあんだ!つかまえよう!」と
一団そろえて追いかけていったらいつの間にか
こつぜんと姿を消してしまい、気づくとそこは墓地だった、という話がのこってます。


きれいな布が枝にさげてあるから、すごいなぁと採ろうとしたら
池のなかにズボンと沈ませられたり、
ひょうたんが道に落ちてたから、拾おうとして追いかけたら
草むらのなかに落っことされたりするものとかなり近い化かし術なので、
大体その手のものと捉えておくとわかりいいでしょう。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
ぼとぼとウォーター。「かさのみずたま」さんです。

かさのみずたま

越前の国の坂井郡などにつたわるもので、
雨が降っている日に笠をかぶって歩いてると、笠のふちに
大きな水玉がぶらさがって来たり、それがあっちにでたりこっちに消えたり
出たり入ったり動き回るというふしぎなもの。

狸などの化け種目だといわれています。

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは
ぶーらぶら。ほれぶーらぶら。「ひょうたんのろうじん」さんです。

ひょうたんのろうじん 瓢箪の老人

ひょうたんの中に住んでるというふしぎなじいさまで、
ひょうたんの枝が実をつけるのをつかさどってるそうです。

ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
ぎっちら、ぎっちら、「おおせざきのてんぐ」さんです。

おおせざきのてんぐ 大瀬崎の天狗

駿河の国は沼津の地、大瀬崎にまつられてる「てんぐ」さま。
あたりの魚たちを守ってると言われていて、
大瀬崎あたりでは「天狗さまのもの」といって魚を
とって帰ってきたりしなかったもんなんだそうです。

夜中に、水の上に浮かべてある船に乗っかってプカプカしてたりもしたそうで、
朝、ふねの上にしずくがぼてぼてあったりすると、
「ははぁ、てんぐどのが乗ってたのかぁ」と感じたりしてたトカ。

プロフィール
■雅号
氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
■職業
イラストレーター
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
■自己紹介
ちッちゃかわいいキャラや、ドット絵、ゲーム系のイラスト、妖怪、和物など多岐色々に描いたり、紙もの、立体もの、デザインものなどなどグッズを造ったりしております。

■ PIXIV
■ instagram
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2019年5月より、Tシャツトリニティでシャツを展開させてます。


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