前へ進めはどっちやら。「おやにらみ」さんです。

顔のうしろの部分に大きな一ッ目が生えてるおばけで、
松井文庫の絵巻物に出て来る「うしろめ」(後眼)の同体異名で
何本かの絵巻物にこういう名前と一緒に描かれています。
でも、どちらの名のほうが先にあったのかはよくわかってません。
さて、今月のはじめに行いました連続アップ興行「9/109あてもの特集 連続アップ興行」は
アップした109体のうちの9体がオリジナルのものじゃござんせん、という
当て物な企画でございましたが、お約束どおり千穐楽の本日はおこたえを……
と、いうわけで、特設ページの一番下にこたえのページに飛ぶリンクをつけておきました。
めんどくせぇな、とっとと教えろやい、というおかたは
「こちら」からどうぞ。答えのページへバシュンと飛べます。カチカチカチ とざいとーざーい。
腸なんですかなんですか。「かいふん」さんです。

海でとれるというふしぎなもので、漢字で書くと「海粉」
薬などに使われてたものです。
海にすんでる亀のなかまたちがなにかのひょうしに甲羅を押されて、
ゲッと出しちゃった腸がこれになる、と言われていました。
貝原せんせいの『大和本草』のなかには
医書とかに出て来るものとは別だけど、ということわりがおしりについてるのですが
「海粉」が載ってて、かたちは「糸条ノ如シ」と書かれてます。
現在、この「海粉」はウミウシの仲間たちのたまごの事だと言われてて、
「糸条ノ如シ」っていう表現は、なかなかピッタリなすがたかたちだったりもします。
ウミウシ好きとしては、興味をひかれる、ふるもののひとつです。
埋設禁止。「こげめしのたたり」さんです。

日向の国は臼杵郡、岩戸村にすんでいた
高見という長者の家に勤めてたおさんどんは、
ごはんをたくのがうまくなかったようで、
毎朝ごはんを炊くときに失敗して出来たこげめしの部分を、
家のものに怒られないよう、地面に埋めて隠しつづけてたいました。
あるとき、埋めたこげめしがどうなったかのぞいてみたら、
穴からふしぎな煙がもくもく出て来て、
おさんどんの目はつぶれてしまったんだトカ。
おもちとかごはんとかを粗末にあつかったのでバチを受けた、
という話は古い古い時代から残されてるもので
このおはなしも、そんな流れの一端にあるお話のひとつ。
名前がポップ。「ちゃんちゃかおばば」さんです。

大阪にある西本願寺津村別院(北御堂)のお便所に出た
という白髪のおばぁさんな姿をしてる、というおばけ。
ここのお堂のまわりで遊んでた近所の子供たちは
むかし(大正あたりまで?)夕暮れおそくなると
「ちゃんちゃかおばば、赤い紙やーろか、白い紙やーろか」と
唄いながら家路に帰ったんだトカ。
赤い紙がどうとか、白い紙がどうとかいう辺りは
お便所に出て来るおばけな話にナントナク近いものがありますが
この唄だけで見てみると、婆にあげるのか、婆がきいてるのか
あんまりクッキリこない感じ。
金紙とか絵紙みたいな感じのものな気もする唄いっぷりなので
こういう唄の要素がいつのまにやらおばけの側が言ってくるせりふ
に変身しちゃったんじゃないのだろかね。どーじゃろ。
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
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