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氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
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和漢百魅缶連続興行のお知らせ


とざいとーーざーーーーーーい。


諸事他事がいろいろとミックスで進行しているので
調整作業がのろのろになっております「和漢百魅缶」ですが、

単にネット上へのアップ作業をしていないだけで、
実際のところは毎日毎日の分の絵は出来ております。

しかし、これ、あんまり数がドッサリコンと溜まっちゃ、
いざ、「アップするぞーっ!!」という時に作業量がヤバイ!!


ので、


5月7日、8日に、
2月24日からの約70日分を、ズラーッと
連続興行形式でアップしてゆく予定でございます。

いずれもさまにおかれましては、
「おお、ちゃんとアキもせずにアクセクやっておったか」と、
ご笑覧のほど、こいねがいあげたてまつりまする。(謹白)


とざいとーーーざーーーーーーーい。
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月刊?妖怪マガジンYOMIMANDARA第6号

月刊?妖怪マガジンYOMIMANDARA
http://star.ap.teacup.com/yomimandara/

まいどおなじみな方も、そうでない方も、
妖怪がお好みの方も、あんまりそちらを見たこともない方も、
いずれもバッチリおこのみに叶います内容で
コツコツ営業中の文車堂版社から、

「月刊?妖怪マガジンYOMIMANDARA」第6号
ながい編集期間をズーイズイとうちこえて、本日、公開のはこびとなりました。
今回は、これまでの号をふりかえる特集記事もくっついてる大ボリューム!
ご寸暇の折りなどにゼヒゼヒ御笑覧あーれー。


YOMIMANDARA第6号最大限にバンバラバンでオッパラピョーな
広告動画もございます。

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音楽は、いつも広告動画のはじめに流れる
あのファンファーレのフルバージョンです!
もらったせんべいの

表面についてるの黒っポイつぶつぶが
青のりじゃなくて、ぜんぶ、コショウだったので 、
くちのなかが激しく吉原炎上でした。


そんな今日、


以前、けいぞうぼうぎつね(桂蔵坊狐)さんのドット絵を
「puyopix」サマの文明パワーでぷわんぷわんにしたところ、


 「ねぶとり(寝肥)さんのもイイカモですネ」


といったおもむきの寄せ文をちょうだいしましたので、
またまた文明のチカラをお借りしてのお遊び公開。

ぞんっぶんっに。ぷよぷよさせるべし。



ねぶとりをぷよぷよさせる(http://puyopix.sipo.jp/?t=p&id=9952764)
手の目」さんです。


「メジャーなのヤツもちょくちょく描いて投入しとかないとダメだゼ」
と、楽屋からお声が飛んできたので、ザクッと下がきをして描いたもの。


メジャーな妖怪さんは、


一部をのぞいて、たいてい描き尽くしてるし(笑)
デザインをちょこちょこ替えてもキリが無いので、
あたらしく描くとなると、遊びだしたりします。

こういう風に、歌川の筆致をまぜて、
錦絵っポクしてみたりとかネ。

このまえ、ここでもちょっと話した、【有喜妖骨牌】にも使ったりしました。

手の目



ひだりうえに


書き込んであるグニャグニャした字は、
「手の目」が描かれるときに、よく書き割りについてまわる背景
「すすき」からの連想で、


「露の尾花」


という歌の文句「尾花が穂に出ておどろいた」を「手の目」風に
「尾花に目が出ておどろいた」に仕立て直したものです。

くだらないネ。
pixivで、


本日を開始日にして、有喜妖骨牌(うきよかるた)という名の
おあそび企画をスタートさせました。

洋の東西は問わずに、
妖怪とか妖精とかモンスターとかいったものを
カード仕立ての枠の中におさめて、アップしてくださいませ、
――と、いった趣旨のもの。


有喜妖骨牌(うきよかるた)

で、こちらは、


その地紙のデザイン。
かるたの遊び方を妄想するときに、何か大きな種類分けがあったりすると
作りやすいかなァ、という考えのもと、4種類の色分けしたりしました。

(トランプの絵柄の4種類、花札がひと月ごとに4枚、とかいうトコロから)


色名は、


あんまり、よそ様とカブったりしてもナンだから、
バカみたいに古風にして、この4色に決めたんですけど、

色名はひらがなで同じ文字数!」ってシバリをつけたもんだから、
実は、最後の最後まで、ここを決めるのが難航してたりしました。(呵々)
ちょっくらちょいと

絵の解説を調べるために、
ブリティシュミュージアムに忍び込んで検索をかけてたら、
あんまり観た覚えがない絵があったので
いくつかキョロキョロながめていたら、


河鍋暁斎の

肉筆画の中に居たおばけさんに、きゅあん部位を揺り動かされたので、
さっそくメモメモしておきました。

摸・河鍋暁斎

いままで

カキトメてなかったコなので、ちょっとうれしい。
(もちろん、この騎乗してる「たけのこの里」なおばけとかもそうなんですけどネ)
雨で

クツしたがグションになってしまったので
そのままだと冷たい、かといって、脱いでも寒い。
そんな感じの今日の天気は、氷まじりな雨模様で、
困りものでございましたナ。うぎゅ。



今日の

妖界東西新聞」は、ひさびさに全編ドット絵で
ポコポコと仕上げたのですが、そのなかで描いた、

けいぞうぼうぎつね(桂蔵坊狐)の

けいぞうぼうぎつね 桂蔵坊狐

ドット絵の拡大版を、「puyopix」サマの文明パワーで
ぷわんぷわんにさせていただいたので、
ちょこっとお遊び公開。ぷよぷよさせるべし。




桂蔵坊をぷよぷよさせる(http://puyopix.sipo.jp/?t=p&id=9570692)
うみもうれい 海亡霊おとといアップした

妖界東西新聞・第438号「海亡霊族いっぱい」 で、描いた
海亡霊」(うみもうれん)の団体サンが言ってる


【大的薯条】って

ナンダヨ!! シャベレ、イイダセ、トキアカセ!!!
と訊かれたので陳述しますと【フライドポテトのL】のことです。

」がおイモで、「」がスジ。
かなり、見た目重視の漢字があてられてるんですナ、大陸では。


こどもおばけ 子供お化け  あ、また、

  今日の分に登場していた「子供お化け」というおばけは、
  明治時代に、錦絵や挿絵に筆をふるっていた浮世絵師のひとり
  梅寿国利ばいじゅ くにとし)シショーの錦絵
  『新板おばけづくし』(青盛堂/明治21年)にあったものがモトです。

  (画につけられてる字が「子ども」ダケだった結果
   「こどもおばけ」というなんともすごい呼び名になりました)


けしぼうず(昔の子供の髪型)の耳の脇にあるモミアゲなパーツのあたりから
手がニョキッと上にのびてるというカタチのもの。

頭に手が生えてるデザインのおばけの絵は
先行作もいくつも観られるので、大独特というものではありませんが、
パッと見た目のインパクトは大でした。

妖界東西新聞・第440号「ピンチの味方アオアンドンマン」
【明治の本四十五書伶】04
安愚楽鍋│あぐらなべ│仮名垣魯文│明治四年(1871)│

『安愚楽鍋』仮名垣魯文 ←くりっくでおおきいの

明治四年の本は

幕末から明治にかけて活動した巨星のひとり、
仮名垣魯文
かながきろぶん)が書いた本だよ。

歴史の教科書などにも出て来るこの本は、
牛鍋屋さんに来て、飲んダリ、食べタリしてる
士族、インテリ、お医者、ゲイシャ、芸能まにあ、大工、ニセ芸術家などなど、
いろんなキャラの会話を、


そのまま写してみた

という形式で書いたもので、この頃のしゃべり言葉が、
なまりや専門用語などをふくめてリアルに書かれてて、

江戸のひとのしゃべり言葉の参考資料に、
式亭三馬
しきていさんば)の『浮世風呂』(うきよぶろ)が使われてるのと同様に、
東京のひとのしゃべり言葉サンプルのひとつとしても、有名なんだよ。

*****
魯文シショーを崇敬してるひょーせんとしては、
この擬人化シリーズの中に採用する明治の作品を、
『倭国字西洋文庫』(やまとがなせいようぶんこ/ナポレオンを芝居仕立てにした絵草紙。未完)か
『西洋道中膝栗毛』(せいようどうちゅうひざくりげ/弥次喜多のヨーロッパ道中。総生寛が嗣作)か
どれにしようか迷いましたが、牛ちゃんがキャラとしてイチバン立つ(笑)のと
日本史な用語としてもメジャータイトルなところから、採択決議しますた。

『葉武列土倭錦絵』(はむれつとやまとにしきえ――ハムレットを時代劇にした作品)も
イイけど、これは本になってないのでザンネン。
【明治の本四十五書伶】03
輿地誌略│よちしりゃく│内田正雄│明治三年(1870)│

『輿地誌略』内田正雄 ←くりっくでおおきいの

明治三年の本は

文明開化初期の地理本トップセールスだった
内田正雄
うちだまさお)が書いた本だよ。

地球のカタチや動きなどの地理の基礎、
世界の各地域の地形地図や風景を、
しっかり精密なイラスト入りで紹介していて、

「地軸」とかの用語も、この本から
一般に広まっていったんだよ。


この本は

教科書として広く使われたりして重宝されましたが、
内田は第三編が出された次の年に急逝(明治9年・39歳)
交友のあった、西村茂樹にしむらしげき)が
残された原稿を補足して、第四編をまとめて完結したんだよ。


*****
幕臣だったおサムライですので、
時代がかった呼び方をすると、内田恒次郎正雄。
幕府があった頃には、オランダに留学したり、
築地軍艦操練所などで学んでいた、これまた智力の士。
【明治の本四十五書伶】02
西洋聞見録│せいようぶんけんろく│野村文夫│明治二年(1869)│

『西洋聞見録』野村文夫 ←くりっくでおおきいの

明治二年の本は

幕末に密出国してイギリス勉学へ行って来た経歴の持ち主、
野村文夫のむらふみお)が書いた本だよ。

実際に、現地に行って、暮らしてたひとの本だけあって、
議会のメンバーだったり、街の中のいろんな施設についてだったり、
当時のイギリスの政治や社会の様子を細かく書いてあるよ。


野村文夫は

この本を出した後、政府の役人として勤めていたけど、
やがて退官をして、『団団珍聞』(まるまるちんぶん)という
風刺と娯楽をテーマにした雑誌を創刊して、その経営にあたったんだよ。


*****
「けんぶん」録じゃなくて、「ぶんけん」録っていう所が
書くとき、覚えるときに、ちょっと間違いやすい点かも。(笑)
【明治の本四十五書伶】01
天変地異│てんぺんちい│小幡篤次郎│明治元年(1868)│

『天変地異』小幡篤次郎 ←くりっくでおおきいの

まず最初に

とりあげたのは幕末~明治の英語秀才のひとり、
小幡篤次郎おばたとくじろう)が翻訳をした本だよ。

雷、地震、虹、ながれぼし、などなどの自然現象を
科学の眼でみましょう、ということを教える内容の本だよ。


イラストの中に

本文の一部をバッスイして載せてあるけど、
「エレキ」って漢字をあてて書くと「越歴」って書くんだネ!
「時空を越えるぞ」みたいな字面にシビレる。

****
ここのブログにあたらしく加わった
明治の本ちゃんのイラスト」というカテゴリは、
【明治の本四十五書伶】というタイトルで始めた、

明治時代
に刊行された色んなを、擬人化しました、

というおバカ極まる企画で描かれたイラストを
順ぐり順ぐりに、アップしていくコーナーです。

明治元年。第一弾でした。もべー。
プロフィール
■雅号
氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
■職業
イラストレーター
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
■自己紹介
ちッちゃかわいいキャラや、ドット絵、ゲーム系のイラスト、妖怪、和物など多岐色々に描いたり、紙もの、立体もの、デザインものなどなどグッズを造ったりしております。

■ PIXIV
■ instagram
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妖界東西新聞 日刊紙だから まいにち更新中

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2019年5月より、Tシャツトリニティでシャツを展開させてます。


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