氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
おにおにファーマー。「まめをそだてていたおに」さんです。
おにおにファーマー。「まめをそだてていたおに」さんです。
「節分の豆が芽を出したら、鬼の世にしてやる」
という約束があるため、一生懸命に豆に水をあげてた鬼。
という約束があるため、一生懸命に豆に水をあげてた鬼。
そんなときたまたま、芽が出た豆があり、
神様は「おぐろもち」(もぐら)と「ねずみ」を送り込んで
地面の下からわからないようにその芽の根を切らせて枯らし、
鬼たちが人間を全て食べてしまう事態を回避したことがあったソウナ。
神様は「おぐろもち」(もぐら)と「ねずみ」を送り込んで
地面の下からわからないようにその芽の根を切らせて枯らし、
鬼たちが人間を全て食べてしまう事態を回避したことがあったソウナ。
阿波の国をはじめ、各地で語られる
「節分の豆」に関するはなしに出て来るもの。
もぐらたちが隠密工作をしたあとも、
鬼は水を与えつづけてたといいます。
「節分の豆」に関するはなしに出て来るもの。
もぐらたちが隠密工作をしたあとも、
鬼は水を与えつづけてたといいます。
もちろん、芽が出ないように節分の豆は各地で
煎ったもの、焦げるまで熱したものが用いられてます。
煎ったもの、焦げるまで熱したものが用いられてます。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
魔民たち。「だいろくてんのまみん」さんです。
「阿弥陀仏の怨敵」などとも表現されます。
魔民たち。「だいろくてんのまみん」さんです。
魔王に率いられている悪魔たちのことで、
人間たちの世界にわざわいをもたらしたり、
世を乱したりします。
人間たちの世界にわざわいをもたらしたり、
世を乱したりします。
「阿弥陀仏の怨敵」などとも表現されます。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
むてき武将。「むしけらたちのねんりき」さんです。
むてき武将。「むしけらたちのねんりき」さんです。
杜氏(とし)という武将は
どんな合戦にも負けることがなかったのですが、
その理由はふだんからあらゆる生物、どんな小さい虫さえも、
愛をもって接して殺すことがなかったからで、
その生物たちの恩返しの念力があわさって、必ず勝つことが出来たのだソウナ。
どんな合戦にも負けることがなかったのですが、
その理由はふだんからあらゆる生物、どんな小さい虫さえも、
愛をもって接して殺すことがなかったからで、
その生物たちの恩返しの念力があわさって、必ず勝つことが出来たのだソウナ。
近世の仏教などで虫や禽獣を大切しろ、無益な殺生はいけない
というたとえばなしのなかで語られることのあったもの。
杜氏は戦国の世のひととありますが、大陸の戦国時代なのかと想像されます。
というたとえばなしのなかで語られることのあったもの。
杜氏は戦国の世のひととありますが、大陸の戦国時代なのかと想像されます。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
お米にうらみ。「すなのかずほどのむし」さんです。
お米にうらみ。「すなのかずほどのむし」さんです。
田んぼで人間がお米をつくるのに際して、
掘り返されたり耕されたりして
いのちを失う大量の虫たちのこと。
掘り返されたり耕されたりして
いのちを失う大量の虫たちのこと。
この虫たちのたましいが、お米ひとつぶには入り込んでるので、
ごはんを食べるごとに人間は罪を重ねてるのぢゃ
――と語られてたソウナ。
ごはんを食べるごとに人間は罪を重ねてるのぢゃ
――と語られてたソウナ。
近世の仏教などで語られてたもので、
お米や日々の食事について語る文脈のなかで出て来たりしたかんがえかた。
所作罪であるなどとも説かれます。
お米や日々の食事について語る文脈のなかで出て来たりしたかんがえかた。
所作罪であるなどとも説かれます。
田を耕作する過程で、蛙や蚯蚓・地虫たちがしんでしまうので、
その供養をおこなうという行事は民間にもあって、
その基盤にもなって来てるかんがえかたのようです。
その供養をおこなうという行事は民間にもあって、
その基盤にもなって来てるかんがえかたのようです。
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まつられてたらしいもの。「だいにちびらのまりしてん」さんです。
まつられてたらしいもの。「だいにちびらのまりしてん」さんです。
「まりしてん」の異名のひとつ。
野口如月『稲敷郡志』の奥野村の項目では、
常陸の国の島田村にある石神の祠(石や木でつくった陽物を奉納することで知られた)は、
古くは天竺の「大日比羅之摩利支天」を祀ったものだったのだろう
という説明を記載してます。
常陸の国の島田村にある石神の祠(石や木でつくった陽物を奉納することで知られた)は、
古くは天竺の「大日比羅之摩利支天」を祀ったものだったのだろう
という説明を記載してます。
和漢百魅缶│2023.05.17
プロフィール
■雅号
氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
■ホームページ
■職業
イラストレーター
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
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