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氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
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ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
いちばん大きなおすもうさん。「ぎおん」さんです。

ぎおん 祇園

豊前の国の古表神社や古要神社に伝えられて来た
傀儡子(くぐつ)たちを用いた人形あやつりの神相撲に登場する存在。
「祇園さま」とも呼ばれます。



図体がとびぬけて大きな力士で、
西方の力士たちの横綱格の力持ちですが
おんくろう」に討ち破られてしまいます。



この巨大な力士は「祇園大神」なのだとされてます。




「おんくろう」が「住吉」だとされてるのと同様
「祇園」だとされたのは後世だとわかっており、
古くは何を示したものだったのかは未詳。



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ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
とっても強くて色黒で。「おんくろう」さんです。

おんくろう

豊前の国の古表神社や古要神社に伝えられて来た
傀儡子(くぐつ)たちを用いた人形あやつりの神相撲に登場する存在。
「くろうさま」、「おんくろうの神さま」、「住吉さま」とも呼ばれます。



からだの色黒な小さい力士で、東方のおおきな力士たちを
次から次へとやっつけてゆく力持ちです。
他の力士たちが総がかりになっても負けません。



この小さい力士は「住吉大神」なのだとされてます。




「おんくろう」は「御黒」の意味のようです。
宇佐八幡との関係から「住吉」だとしたのは後世だとわかっており、
古くは何を示したものだったのかは未詳。





9月の「和漢百魅缶」へのはじまりはじまりのアップは、
山に行く前、川のもの。「すいてんぼう」さんです。

すいてんぼう 水天坊

日向の国などに分布するかっぱの仲間。
「すいてんぼうず」(水天坊主)とも。
夏には川にこれが多くいるといいます。



他の河童たちと同様、春と秋のお彼岸を境にして、
住み所を川から山へ変えます。山にいるときは「かりこぼう」(狩子坊)などと呼ばれます。
「水天」は仏典からことばが用いられてると見られてます。





ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
すばらしく、いいロード。「きれいなみち」さんです。

きれいなみち 綺麗な道

夜にひとりで歩いてると、突然に目の前の道が
とても綺麗に見えて、すごいなぁと歩いてゆくのですが、
実はまったく道ではないような場所や草やぶを歩かされてて、
ふと気付いたら足が傷だらけになってたというもの。


「がっぱ」に化かされたなどと言われてたようです。



福江島で語られてたもの。似たような化け術は
全国各地でへんげ動物たちのやってくるものとして広く見られます。




ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
五島列島のえらい河童。「だいえんじがわのがあたろう」さんです。

だいえんじがわのがあたろう 大円寺川のがあたろう

福江島の大円寺川にいたという「があたろう」で、
五島列島の河童たちの総大将、河童の大将
だとも考えられてたようです。



大正時代ごろ、「塚さん」と呼ばれる
占いなどをして人々の病気の判断をしてたひとは、
この「があたろう」と親しく交信しおり、
総大将だという情報なども「塚さん」が語ってたようです。




ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
こちらも河童の土地の親分。「おにだけのがっぱ」さんです。

おにだけのがっぱ 鬼岳のがっぱ

五島列島の鬼岳にある沼に住んでる「がっぱ」で、
神通力もつよく、周辺の河童たちの親分だといいます。



むかし、「がっぱ」と賭け相撲をして勝った漁師の男がおり、「がっぱ」は
「いま手許に現金がないなら、この壺と書状を鬼岳の親分のところに持って行ってくれ」
と壺と手紙を男に手渡しました。



実は、その書状には「壺には99個、人間の臍(へそ)が入れてあります、
100個めはそれを持参した男から取って下さい」という内容がしたためてあり、
鬼岳の沼にこれを届けた男は、たちまち水の中に沈められ、
臍を抜かれてしまいました。




手紙のお使いをする昔話ですが、
人間にとってよくない結末で終わる展開のもの。


かっぱのおうさま」(河童の王様)など、他の地域の例のように
「がっぱ」たちは親分に100個の臍を献上する、臍を取るために人間を水に沈める
――などの設定が付与されてるのがわかります。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
野菜どろぼう。「めくじりがわのかっぱ」さんです。

めくじりがわのかっぱ 目久尻川の河童

相模の国の目久尻川に住んでた河童たち。




むかし、数が増えていったことから食べ物が不足して、
人間の田畑からこっそりと作物をぬすむようになりました。
やがてそのことが人間に知られてしまい、
怒った人間たちによって河童たちは捕えられ、
いちばん親分の河童は人間によって目玉をくりぬかれてしまいました。




そのことから「目くじり」という川の呼び名が出来たとされますソウナ。




めくじり川(目穿川・目久尻川)の語源となったとされるはなしとして、
『海老名むかしばなし』などで紹介されてるもの。



ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
馬から肝とろうとした。「かわこぼしのけご」さんです。

かわこぼしのけご 川小法師の家子

志摩の国の越賀村の寺院で、
「けご」のすがたで働いてたという「かわこぼし」。




肝を献上しなければいけなくなり、
畑仕事に出てた馬を捕まえて来て井戸のなかに引っぱりこもうとしましたが、
失敗してあたまのお皿を破損。
弱ってしまった状態のをまま、人間に捕まってしまい、
以後は悪さをしないという証しとして置いて行った多数の石が残されてたといいます。



「けご」というのは奉公人・女中のことで、
奉公することを「けごする」などとも言ってたそうです。


ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
ざっばーーーーーーーーーーーん。「かわそのつるべおどし」さんです。

獺の釣瓶落 かわそのつるべおどし

伊勢の国の桑名などで言われるもので、
夜に堀ばたをこころぼそく歩いてるときに、突如
「どばぁぁぁぁん」と水音が立って、人間をたまげさせるといういたずら。



かわそ(かわうそ)たちがおもしろがって
仕掛けて来るいたずらだと語られてたようです。




ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
いけのだいじゃ」さんです。

いけのだいじゃ 池の大蛇

池に住んでいた大蛇で、生んだ子蛇たちを
かっぱのおうさま」(河童の王様)たちに
ぱくぱく食べてられてしまって困っていました。




河童たちを退治してくれた勇者に対して、
まわすと望みのものが出て来る宝物の石臼(いすす)を贈ってます。




磐城の国の石川郡小平などに伝わる
海の水はどうしてしょっぱいのかを語る塩吹臼の昔話に登場するもの。


勇者を探すために、橋の上に出現して、自分のすがたに恐れない者を探す展開は、
藤原秀郷のむかで退治のはなしと重なります。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
蛇ちゃんたちはいただきます。「かっぱのおうさま」さんです。

かっぱのおうさま 河童の王様


池に住む大蛇たちの生んだ子蛇たちを、
ぱくぱく食べてしまう河童たちを率いていた親玉で、
とても大きな河童。




大蛇に見込まれた勇者の射た矢の先につけられた椿(つばき)の油のちからによって
打ち負かされ、退治されました。




磐城の国の石川郡小平などに伝わる
海の水はどうしてしょっぱいのかを語る塩吹臼の昔話に、
悪役として登場するもの。



矢に椿(つばき)の油をつけるという部分は、
展開の発想として、藤原秀郷のむかで退治の唾(つば)との繋がりはありそうな部分で、
大蛇が勇者を探す方法も同様な展開(橋の上に出現して、
自分のすがたに恐れない者を探す)が持たれてます。



ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
九州のえらい河童。「かっぱのおうさま」さんです。

かっぱのおうさま 河童の王様

九州の河童たちの王で、
筑後の国の山門郡の柳河に居を置いてるとされます。


毎年、九州各地の河童たちは人間の肝(きも)を100個ずつ、
この王様に年貢(ねんぐ)として献上しないといけないので、
人間を沈めて襲うのだソウナ。




天草で語られてた、河童たちがどうして人間の肝を取るのか
という説明の部分を含んでる昔話に登場してます。



河童たちがどうして人間を襲うのかの理由づけを解説してる話は
かわらめ」や「しんのこ」なども参照。
プロフィール
■雅号
氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
■職業
イラストレーター
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
■自己紹介
ちッちゃかわいいキャラや、ドット絵、ゲーム系のイラスト、妖怪、和物など多岐色々に描いたり、紙もの、立体もの、デザインものなどなどグッズを造ったりしております。

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2019年5月より、Tシャツトリニティでシャツを展開させてます。


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