氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
八月の「和漢百魅缶」、二番目に鳴り出しますのは、
硬い響きの楽器さん。「けいのばけもの」さんです。
百鬼夜行絵巻、というよりも、百鬼夜行を題材にして
何体かの道具のおばけを並べた、といった形式の
古い軸物やペラ物などに、たまに描かれていたりもする
道具のデザインおばけさんのおひとり。
お盆のシーズンなどに執り行われる、ご法事の折りなどに
お坊さんが、経文を唱え出すまえに、チン、とたたくかも知れません。
興味のある学徒諸君は、よくご観察のほど。なかなかイイ音色なのよん。

磬は独特の形がありますから、なんとなく判明がつきますが、
まんまるな形の金物っポイものだと、鏡なのか文鎮なのかなんなのか
よくわかんない時とかもありますネ。
硬い響きの楽器さん。「けいのばけもの」さんです。
百鬼夜行絵巻、というよりも、百鬼夜行を題材にして
何体かの道具のおばけを並べた、といった形式の
古い軸物やペラ物などに、たまに描かれていたりもする
道具のデザインおばけさんのおひとり。
お盆のシーズンなどに執り行われる、ご法事の折りなどに
お坊さんが、経文を唱え出すまえに、チン、とたたくかも知れません。
興味のある学徒諸君は、よくご観察のほど。なかなかイイ音色なのよん。

磬は独特の形がありますから、なんとなく判明がつきますが、
まんまるな形の金物っポイものだと、鏡なのか文鎮なのかなんなのか
よくわかんない時とかもありますネ。
「ヤマオンナ」じゃないですよ「ヤマメ」ですよ。カワザカナ。
現在、コミケに出す とらんす脂肪酸芸妓組合 (8/16(日)西く-13b)の
冊子を夜、すずしい時にバリバリ糸とじ製本作業中なのですが、
そろそろ糸を持つ指がプルップルして来ましたので(笑)
今週末は気分転換にすべてアウトドアすることに定めました。
(冊子つくる以外の事は相変わらずやるんですけどネ)
――と、いうわけで、
先月ポストに舞い込んでおりました
東雲騎人センセの展示、「妖怪風流」(ようかいふりゅう)の
案内エハガキが、ちょうど、
『製本』の本の上に置いてありましたので
本日は、東中野にも足をのばして、
チョロリとのぞき坊して参ろうかと存じます。
猿楽師の格好をして参りませんので
ご安心くだされ。
■東雲騎人サンの「妖怪風流」の展示は、
■東中野のビタミンTeeさんで、
■明日(8月2日)まで開催中とのこと。
現在、コミケに出す とらんす脂肪酸芸妓組合 (8/16(日)西く-13b)の
冊子を夜、すずしい時にバリバリ糸とじ製本作業中なのですが、
そろそろ糸を持つ指がプルップルして来ましたので(笑)
今週末は気分転換にすべてアウトドアすることに定めました。
(冊子つくる以外の事は相変わらずやるんですけどネ)
――と、いうわけで、
先月ポストに舞い込んでおりました
東雲騎人センセの展示、「妖怪風流」(ようかいふりゅう)の
案内エハガキが、ちょうど、
『製本』の本の上に置いてありましたので
本日は、東中野にも足をのばして、
チョロリとのぞき坊して参ろうかと存じます。
猿楽師の格好をして参りませんので
ご安心くだされ。
■東雲騎人サンの「妖怪風流」の展示は、
■東中野のビタミンTeeさんで、
■明日(8月2日)まで開催中とのこと。
ことしの夏のコミケ(C76)には、ひさびさにとらんす脂肪酸芸妓組合として
参加いたしますにつき、目下のところ冊子を製造中なわけでございますが、
大体、こんなものが、新しく作る本の表紙でございます。

出る日は、8/16(日)。場所は、西く-13b。
▼『玄蕃のゆで小豆』
小豆斗(あずきはかり)さんを表紙にしております。
タイトルのひらがなの部分は明治時代の活字の摸刻です。
参加いたしますにつき、目下のところ冊子を製造中なわけでございますが、
大体、こんなものが、新しく作る本の表紙でございます。
出る日は、8/16(日)。場所は、西く-13b。
▼『玄蕃のゆで小豆』
小豆斗(あずきはかり)さんを表紙にしております。
タイトルのひらがなの部分は明治時代の活字の摸刻です。
▼『むににどーなつ』
とらんす脂肪酸芸妓組合のマスコット、「とらんす脂肪酸」ちゃん(笑)と
外題のとおり、ドーナッツがコンビネーションしておる表紙ですございます。
こちらのデータをアップするのに合わせて、
とらんす脂肪酸の方のサイトもチョコっと見た目をいじくり返しまして、
例のアクションゲームツクールで作ったつまらぬ五体面さんのゲームは
これを機会に消滅させました。(規模の割りにファイルが、ちょっと関取級なの)
そういえばサッパリいじってないなぁ……アクションゲームツクール(笑)
月もあらたまりまして、八月の「和漢百魅缶」、
涼しさを増強させんと、まず、とっぱじめに吹き出しますのは、
大音響発生陶器アンプ。「うなりがめ」さんです。
鐘や釜が突然、ゴーーーーと、うなりだす例があると思えば
カネ、カマ、と来て、カメ、こちらにもその例がございまして、
やっぱり、突如、ゴーーーーと、うなりだして人をたまげさせます。
音がいきなり鳴るだけで、それ以上のコトはしないのですが、
こういう事が起こるのは、なにかの前触れ、と
だいぶ昔から言われていたようです。
なにかの前触れ、といっても、悪い事ばかりではなくて、
よい事の舞い込む前兆としても、こちらさんは大いに鳴り響いたといいますから
月のはじめのトップバッターには、似合いのお方でござります。ハァ。

明治の頃、この手の記事が新聞に載ったときに一緒に掲載されていた
芳幾シショーの挿絵を、ちょぴっと参考にしてアレンジしてみました。ゴボコボゴーー。
涼しさを増強させんと、まず、とっぱじめに吹き出しますのは、
大音響発生陶器アンプ。「うなりがめ」さんです。
鐘や釜が突然、ゴーーーーと、うなりだす例があると思えば
カネ、カマ、と来て、カメ、こちらにもその例がございまして、
やっぱり、突如、ゴーーーーと、うなりだして人をたまげさせます。
音がいきなり鳴るだけで、それ以上のコトはしないのですが、
こういう事が起こるのは、なにかの前触れ、と
だいぶ昔から言われていたようです。
なにかの前触れ、といっても、悪い事ばかりではなくて、
よい事の舞い込む前兆としても、こちらさんは大いに鳴り響いたといいますから
月のはじめのトップバッターには、似合いのお方でござります。ハァ。

明治の頃、この手の記事が新聞に載ったときに一緒に掲載されていた
芳幾シショーの挿絵を、ちょぴっと参考にしてアレンジしてみました。ゴボコボゴーー。
さて文月の千穐楽にあたる本日の「和漢百魅缶」にアップのお方は、
竜宮城の一員の中から、「けつば」さんです。
大陸の昔話に竜宮城が出て来ると、いろいろな魚介類も
官位がついたり、独特の呼び名がついて出て来たりしますが、
こちらのおかたも、そんな中のおひとり。
「婆」という字がついていますが、この「婆」は「姐御」とかいった意味の字です。
『西遊記』の「霊感大王」の有能な部下としても登場していますが
あんまりメジャー選手ではありませぬ。惜しい。
竜宮城、といえば、先日は家人が葛西の水族館に行ってたのですが
その帰り道、例の京葉線の停電にひっかかって、
バスで別の駅まで行って帰ってきた、などとしゃべっておりました。
立ち往生した便とは一本違いだったのでセーフだったトカ。
そんな新鮮ニュースだったために、「妖界東西新聞」にも
きゅうきょ、今連作こじつけ中の浮世絵筆致作品、『本暑(ホンジョ)七不思議』の
一枚として、採り上げてしまいましたが、
この時期は、京葉線に乗る機会が増しますので、
越中島さん、今後はより一層の管理体制でオネガイシマス。
竜宮城の一員の中から、「けつば」さんです。
大陸の昔話に竜宮城が出て来ると、いろいろな魚介類も
官位がついたり、独特の呼び名がついて出て来たりしますが、
こちらのおかたも、そんな中のおひとり。
「婆」という字がついていますが、この「婆」は「姐御」とかいった意味の字です。
『西遊記』の「霊感大王」の有能な部下としても登場していますが
あんまりメジャー選手ではありませぬ。惜しい。

竜宮城、といえば、先日は家人が葛西の水族館に行ってたのですが
その帰り道、例の京葉線の停電にひっかかって、
バスで別の駅まで行って帰ってきた、などとしゃべっておりました。
立ち往生した便とは一本違いだったのでセーフだったトカ。
そんな新鮮ニュースだったために、「妖界東西新聞」にも
きゅうきょ、今連作こじつけ中の浮世絵筆致作品、『本暑(ホンジョ)七不思議』の
一枚として、採り上げてしまいましたが、
この時期は、京葉線に乗る機会が増しますので、
越中島さん、今後はより一層の管理体制でオネガイシマス。
文月二十九日「和漢百魅缶」にアップのおばけさんは、
水もしたたるイイ防具、「ぎんかぶとのかい」さんです。
伯耆の国の不動ヶ滝という滝の中に沈んでいたという兜のおばけで、
滝にちかづくひとを驚かせたりしていたそうです。
土地の昔話には、ある時この滝のおばけの正体をみとどけてやろう、と
出かけていった村の若者らが(色々驚かされた末に)この兜を見つけて帰り
こんなものが正体だったのかぁ、と、神社に納めておいたところ、
見知らぬ旅の坊様が、村にいきなりやって来て
「これはイイ品だ、兜を求めておる知己の者に高値で売ってきて進ぜよう」
とかなんとか言い含めて、そのまま兜と共にどこかへ行ってしまった
ナドという後日譚がくっついておりやす。
旅の坊様うんぬんのエピソードは、この兜が村のみんなを化かして
どっかへ逃げ出したという趣向なんでしょうナ。あなどれぬ防具なり。
水もしたたるイイ防具、「ぎんかぶとのかい」さんです。
伯耆の国の不動ヶ滝という滝の中に沈んでいたという兜のおばけで、
滝にちかづくひとを驚かせたりしていたそうです。
土地の昔話には、ある時この滝のおばけの正体をみとどけてやろう、と
出かけていった村の若者らが(色々驚かされた末に)この兜を見つけて帰り
こんなものが正体だったのかぁ、と、神社に納めておいたところ、
見知らぬ旅の坊様が、村にいきなりやって来て
「これはイイ品だ、兜を求めておる知己の者に高値で売ってきて進ぜよう」
とかなんとか言い含めて、そのまま兜と共にどこかへ行ってしまった
ナドという後日譚がくっついておりやす。

旅の坊様うんぬんのエピソードは、この兜が村のみんなを化かして
どっかへ逃げ出したという趣向なんでしょうナ。あなどれぬ防具なり。
プロフィール
■雅号
氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
■ホームページ
■職業
イラストレーター
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
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