氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
「すしやまのおに」さんです。
備中の国の須志山に住んでたという鬼で、
里にやって来ては物を奪ったり人を襲ったりしてたといいます。
修業でこの地に訪れてた弘法大師が、
鬼に対して悪行をやめるように説得しましたが、
鬼は言うことを聞かず、弘法大師に向かって
山から何十年も泥を投げつけつづけたといいます。
対する弘法大師は弥高山から鬼に向かって石を投げつけてたので、
須志山には弘法大師の投げた石が大量にあり、
弥高山には鬼の投げた泥がたくさんあるんだと語られてました。
「山に石が多い」ということなどを語る伝説に多くあるはなしの一例で、
それが弘法大師にあてはめられたタイプのものだといいます。
「すしやまのおに」さんです。
備中の国の須志山に住んでたという鬼で、
里にやって来ては物を奪ったり人を襲ったりしてたといいます。
修業でこの地に訪れてた弘法大師が、
鬼に対して悪行をやめるように説得しましたが、
鬼は言うことを聞かず、弘法大師に向かって
山から何十年も泥を投げつけつづけたといいます。
対する弘法大師は弥高山から鬼に向かって石を投げつけてたので、
須志山には弘法大師の投げた石が大量にあり、
弥高山には鬼の投げた泥がたくさんあるんだと語られてました。
「山に石が多い」ということなどを語る伝説に多くあるはなしの一例で、
それが弘法大師にあてはめられたタイプのものだといいます。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
雲中鬼形有之。「うしだけのひかりもの」さんです。
雲中鬼形有之。「うしだけのひかりもの」さんです。
宝徳2年(1450)7月16日、越中で
ものすごい大風雨が起こったときに、牛嶽から出て
艮(うしとら)の方角さして飛び去ったという大きな光物。
その雲中には鬼形のようなものが見えたといいます。
ものすごい大風雨が起こったときに、牛嶽から出て
艮(うしとら)の方角さして飛び去ったという大きな光物。
その雲中には鬼形のようなものが見えたといいます。
『康富記』にあるというもの。
「山河草木悉損失云々」ということも書かれてますが、
このときの風雨で損害が出たのか
光物が出たときの衝撃によるものなのかはハッキリしません。
「山河草木悉損失云々」ということも書かれてますが、
このときの風雨で損害が出たのか
光物が出たときの衝撃によるものなのかはハッキリしません。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
ばりばりばりばり。「やまのかみのあるくおと」さんです。
ばりばりばりばり。「やまのかみのあるくおと」さんです。
伊予の国の浮谷郡などで言われてたもので、
山の中で鳴り響いて来る「ばりばり」というような音。
山の神が歩きながらたててる音だといわれてて、
これを聴いてしまった者は病気になってしまうトカ。
山の中で鳴り響いて来る「ばりばり」というような音。
山の神が歩きながらたててる音だといわれてて、
これを聴いてしまった者は病気になってしまうトカ。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
討首不能属性解除。「ゆうのはり」さんです。
これを突いて用いると、いとも軽く斬ることが出来るんだソウナ。
討首不能属性解除。「ゆうのはり」さんです。
柚の針というのは、ゆずの木の枝にあるとげとげのこと。
どうしても斬ることが出来ないふしぎな首がある場合に、これを突いて用いると、いとも軽く斬ることが出来るんだソウナ。
丹波の国の有頭(宇津)に伝わるもので、
むかし討ち取られて送られて来た安倍貞任・宗任がこの地で処刑され、
からだをばらばらに斬り離すことになったとき、
どうしても貞任の首がびくともしなかったので占師にうらなわせてみたところ
「柚の針を用いればよい」ということになり、作業がすすめられたといいます。
むかし討ち取られて送られて来た安倍貞任・宗任がこの地で処刑され、
からだをばらばらに斬り離すことになったとき、
どうしても貞任の首がびくともしなかったので占師にうらなわせてみたところ
「柚の針を用いればよい」ということになり、作業がすすめられたといいます。
弓槻(ゆずき)の地名は、柚の針で貞任の遺骸を
突いた場所であることに由来してるといい、
その周辺には柚の木が実をつけることはないと語られてました。
突いた場所であることに由来してるといい、
その周辺には柚の木が実をつけることはないと語られてました。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
穴にぽいぽい。「そこね」さんです。
「そこなわれたもの」たちのことで、
いたんでしまった食品や、くだけやぶれた衣服や調度品、
あるいは心や身を闇(くら)めた存在たちをさしてます。
そこねけがれたものたちは、地に掘られた穴のなかに捨てられるものだとされ、
それが底根国(そこねのくに)汚穢国(わえのくに)である――と示されたりします。
よみの国などを示す「底根国」の「そこね」とは
こういう意味を持ってるとする俗解で、『惶根草』(巻6)には
「陰悪のそこねものを捨る処を底根の国と知るべし」と、たとえられてますが、
「底根」の意味を「損ねる」である、とあとづけ規定してる説なダケでもあります。
穴にぽいぽい。「そこね」さんです。
「そこなわれたもの」たちのことで、
いたんでしまった食品や、くだけやぶれた衣服や調度品、
あるいは心や身を闇(くら)めた存在たちをさしてます。
そこねけがれたものたちは、地に掘られた穴のなかに捨てられるものだとされ、
それが底根国(そこねのくに)汚穢国(わえのくに)である――と示されたりします。
よみの国などを示す「底根国」の「そこね」とは
こういう意味を持ってるとする俗解で、『惶根草』(巻6)には
「陰悪のそこねものを捨る処を底根の国と知るべし」と、たとえられてますが、
「底根」の意味を「損ねる」である、とあとづけ規定してる説なダケでもあります。
プロフィール
■雅号
氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
■ホームページ
■職業
イラストレーター
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
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