氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
山の怪獣。「こずがだにのやまちち」さんです。

『相生町誌』によると露口家の文書には
「山ちちと申す獣すまい致し」ともあるようです。
山の怪獣。「こずがだにのやまちち」さんです。
阿波の国の那賀郡に伝わるもの。
山に木の実を採りに行ったひとがたびたび、深い霧につつまれて
山父に襲われて食べられちゃったと言い、そのあたりを「こずが谷」と
呼ぶようになったソウナ。
山に木の実を採りに行ったひとがたびたび、深い霧につつまれて
山父に襲われて食べられちゃったと言い、そのあたりを「こずが谷」と
呼ぶようになったソウナ。
御林番だった露口徳右衛門というひとが、
鉄砲で退治したとも伝えられてます。
鉄砲で退治したとも伝えられてます。
「こずが谷」は、行ったひとが一人も帰って来ない
――という意味合いでつけられたように語られますが、
また他に「葛ヶ谷」とも書かれます。
――という意味合いでつけられたように語られますが、
また他に「葛ヶ谷」とも書かれます。
『相生町誌』によると露口家の文書には
「山ちちと申す獣すまい致し」ともあるようです。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
竹居住者。「あかいむしこしろいむしこ」さんです。

わらべうたの文句のなかに出て来るもので、
唐竹(からたけ)のなかに棲んでるという小さい虫。
赤いのが12匹、白いのが12匹いるといいます。
竹居住者。「あかいむしこしろいむしこ」さんです。
わらべうたの文句のなかに出て来るもので、
唐竹(からたけ)のなかに棲んでるという小さい虫。
赤いのが12匹、白いのが12匹いるといいます。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
ハロウィンの日でございますので、例年どおりの世界篇連続興行ということで
12体連続でアップして参ります。
それでは、とざいとーーーざーーーいーーーーーーーー。
■ チニリイツェ
南スラヴのほうに伝わってるらしいもので、
からすのおきゅうを口の脇につくったりするのも、こやつだ、と言われてたりするソウナ。
今回のアップに際して、精確なモトのつづりが確認出来なかったひとつ。
(参考にした本がカタカナ表記のみだったので、西洋文字でのつづりが不明だったので
発音とかもどれだけ、モトと近いのかがちょっとハッキリしないです)
■ インビジブルスレイブスピリット(Invisible slave spirit)
悪魔のことを紹介してる文章のなかで、悪魔たちの従者や旗本として出て来たり、
妖術使いたちにしもべとして下げ渡してくれたりする存在を今年はいくつか
ピックアップして連続更新に入れてみました。
■ ヘアー(Hare)
のうさぎさんたちも、ウイッチたちの使い魔だと言われてたりしたみたいです。
つい先日、別件で大正時代前半の子供向けの雑誌を買ったら
たまたまウィッチを紹介する記事があって、そのなかでも
ウィッチが化ける・あるいは・使い魔みたいな存在として、猫、兎、鵞鳥などが出てたりしました。
大正時代のキッズも知ってれば知ってたのネ。こういうこと。
■ ジュジュ(Ju-Ju)
Daniel Farson『Vampires,Zombies,and Monster Men』に
こういう写真がのってて、悪鬼族・ジュジュのミイラ――みたいなことが書かれてます。

基本的に、この本は、おはなしと挿絵が合ってなかったりする
(たとえば、ケルピーのコラムの挿絵がプランシーのオロバスとかだったりします。
西洋の本でもそういうことはしょっちゅうあるんですゾ)
ケースも存在してるので、なんだかよくわからない面もありますが、
まぁ、そういう図鑑的な情報が存在するんですよというそういう立項です。
……でも、なんでこんなに鬼ヶ島のひとみたいな恰好なのでしょうね。
■ ベセレ・ベセレ
こちらも、ジュジュに少し近いシリーズで、昭和40年代の
世界の奇談なカンジの文章を載せてる本のひとつ『知らない国の不思議な女たち』に
掲載されてる1話からピックアップした、ニューギニアのおおこうもりが化けるというもの。
■ シーライノセラス(Sea rhinoceros)
古い地図のなかに描き込まれてるふしぎな海のいきものシリーズから。
海犀というわけですが、背中の鮫のひれみたいな箇所もあれ、つのらしいのですかね。
■ エレボス(Erebus)
ギリシャ神話から。でも、エレボスと耳にするとつい
『ファイナルファンタジー6』に出て来るボスキャラのほうも脳裡に浮かんで来るので
色を少し寄せて見たりもしました。闇はみずいろ。
■ フェイスフルサーバント(Faithfui servant)
使い魔とかのシリーズです。忠実なる召使ということですが、
あんまりふつうに書いてしまうと、ただのちゅうげんたちになってしまうので
ちっちゃくてまるっこいサイズでデザインをつくってみました。
今回、このシリーズの泰西の魔物邪魅たちは、しっぽのかたちをみんな統一させてみました。
■ レッドソルジャー(Red soldier)
こちらは使い魔というより、地獄で領地などを持ってる個々の名だたる(?)悪魔たちの
旗本として言及されてたりする存在をそのまま描いたシリーズ。
馬とかも地獄馬なので、ごくふつうの馬というよりやっぱり魔物な馬に描くわけですね。
■ オウルガール(Owl girl)
最近、世界篇では毎年ひとつかふたつは入れてるハロウィンのカードのなかに
描かれてる画像妖怪たちのシリーズ。今回はふくろうさん。
ふくろうたちがウィッチの恰好をしてるのもかわいいのが何枚もあって
最終的に香盤を決める際に「どっちにしましょうかねェ」となったですが
結果的にこちらを入れて、オウルウィッチたちは妖界東西新聞のほうにご出演いただきました。
■ ディフィキリ・オッフィキウム(Difficile officium)
オランダの諷刺版画に描かれてるいろんないきもののあたまが生えてる大きなけだもの。
純粋にデザイン構築されてるダケの画像妖怪ですので日本と同様そのものに
特定の名前が付与されてない限り、明確な呼び名は存在しなかったりします。
なので、大抵こういうものは、こういう形式で描かれたりしないわけですが
和漢百魅缶はそういうのもどしどし描くので世界篇にもこういうのが入って来るわけです。エヘン。
■ ニュクス(Nyx)
エレボスを描いたら、ニュクスも描きましょうということで一対、
ギリシャの闇夜の翁と嫗。たかさごや、このギリシャ寝に、夜のとばり。
そういうあたりで、無事12体連続アップもつつがなく、
西へ南へ東へ北へと、世界篇くうちゅうひざくりげ。
おたのしみいただけましたでしょうか。
とざい、とーーーーーーーざーーーーーーーいーーーーーーーーーーーー。
ハロウィンの日でございますので、例年どおりの世界篇連続興行ということで
12体連続でアップして参ります。
それでは、とざいとーーーざーーーいーーーーーーーー。
■ チニリイツェ
南スラヴのほうに伝わってるらしいもので、
からすのおきゅうを口の脇につくったりするのも、こやつだ、と言われてたりするソウナ。
今回のアップに際して、精確なモトのつづりが確認出来なかったひとつ。
(参考にした本がカタカナ表記のみだったので、西洋文字でのつづりが不明だったので
発音とかもどれだけ、モトと近いのかがちょっとハッキリしないです)
■ インビジブルスレイブスピリット(Invisible slave spirit)
悪魔のことを紹介してる文章のなかで、悪魔たちの従者や旗本として出て来たり、
妖術使いたちにしもべとして下げ渡してくれたりする存在を今年はいくつか
ピックアップして連続更新に入れてみました。
■ ヘアー(Hare)
のうさぎさんたちも、ウイッチたちの使い魔だと言われてたりしたみたいです。
つい先日、別件で大正時代前半の子供向けの雑誌を買ったら
たまたまウィッチを紹介する記事があって、そのなかでも
ウィッチが化ける・あるいは・使い魔みたいな存在として、猫、兎、鵞鳥などが出てたりしました。
大正時代のキッズも知ってれば知ってたのネ。こういうこと。
■ ジュジュ(Ju-Ju)
Daniel Farson『Vampires,Zombies,and Monster Men』に
こういう写真がのってて、悪鬼族・ジュジュのミイラ――みたいなことが書かれてます。
基本的に、この本は、おはなしと挿絵が合ってなかったりする
(たとえば、ケルピーのコラムの挿絵がプランシーのオロバスとかだったりします。
西洋の本でもそういうことはしょっちゅうあるんですゾ)
ケースも存在してるので、なんだかよくわからない面もありますが、
まぁ、そういう図鑑的な情報が存在するんですよというそういう立項です。
……でも、なんでこんなに鬼ヶ島のひとみたいな恰好なのでしょうね。
■ ベセレ・ベセレ
こちらも、ジュジュに少し近いシリーズで、昭和40年代の
世界の奇談なカンジの文章を載せてる本のひとつ『知らない国の不思議な女たち』に
掲載されてる1話からピックアップした、ニューギニアのおおこうもりが化けるというもの。
■ シーライノセラス(Sea rhinoceros)
古い地図のなかに描き込まれてるふしぎな海のいきものシリーズから。
海犀というわけですが、背中の鮫のひれみたいな箇所もあれ、つのらしいのですかね。
■ エレボス(Erebus)
ギリシャ神話から。でも、エレボスと耳にするとつい
『ファイナルファンタジー6』に出て来るボスキャラのほうも脳裡に浮かんで来るので
色を少し寄せて見たりもしました。闇はみずいろ。
■ フェイスフルサーバント(Faithfui servant)
使い魔とかのシリーズです。忠実なる召使ということですが、
あんまりふつうに書いてしまうと、ただのちゅうげんたちになってしまうので
ちっちゃくてまるっこいサイズでデザインをつくってみました。
今回、このシリーズの泰西の魔物邪魅たちは、しっぽのかたちをみんな統一させてみました。
■ レッドソルジャー(Red soldier)
こちらは使い魔というより、地獄で領地などを持ってる個々の名だたる(?)悪魔たちの
旗本として言及されてたりする存在をそのまま描いたシリーズ。
馬とかも地獄馬なので、ごくふつうの馬というよりやっぱり魔物な馬に描くわけですね。
■ オウルガール(Owl girl)
最近、世界篇では毎年ひとつかふたつは入れてるハロウィンのカードのなかに
描かれてる画像妖怪たちのシリーズ。今回はふくろうさん。
ふくろうたちがウィッチの恰好をしてるのもかわいいのが何枚もあって
最終的に香盤を決める際に「どっちにしましょうかねェ」となったですが
結果的にこちらを入れて、オウルウィッチたちは妖界東西新聞のほうにご出演いただきました。
■ ディフィキリ・オッフィキウム(Difficile officium)
オランダの諷刺版画に描かれてるいろんないきもののあたまが生えてる大きなけだもの。
純粋にデザイン構築されてるダケの画像妖怪ですので日本と同様そのものに
特定の名前が付与されてない限り、明確な呼び名は存在しなかったりします。
なので、大抵こういうものは、こういう形式で描かれたりしないわけですが
和漢百魅缶はそういうのもどしどし描くので世界篇にもこういうのが入って来るわけです。エヘン。
■ ニュクス(Nyx)
エレボスを描いたら、ニュクスも描きましょうということで一対、
ギリシャの闇夜の翁と嫗。たかさごや、このギリシャ寝に、夜のとばり。
そういうあたりで、無事12体連続アップもつつがなく、
西へ南へ東へ北へと、世界篇くうちゅうひざくりげ。
おたのしみいただけましたでしょうか。
とざい、とーーーーーーーざーーーーーーーいーーーーーーーーーーーー。
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■雅号
氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
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■職業
イラストレーター
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
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