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氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
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ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
足音と灯りだけがすたすたすた。「あわずのちょうちん」さんです。

あわずのちょうちん 不会の提灯

美濃の国の中島郡で言われてたというもので、
土堤道を提灯(ちょうちん)のような灯りダケが歩いて行き、それと共に
ひとの足音が通り過ぎて行くというもの。
ひとのすがたが見えないのが特徴だといいます。



承久のころに前渡の河原で討死した武士たちの霊とも、
上中屋村の武士と結ばれるハズだった娘の霊とも語られたようです。





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ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
お帰りの際の田んぼ馬。「はなうま」さんです。

はなうま 花馬

八朔(はっさく・8月1日)につくられる馬(うま)のかたちの飾り物で、
茄子(なす)に竹の足をつけて鳳仙花・白粉花・浦島草・彼岸花などで飾ったもの。
神棚にお供え物と共に置かれたあとに、川に流されます。



肥後の国の宇土郡の網引などでつくられてたもので、
春に田んぼに降りて来て、田植えにたずさわってくれた「田の神」たちは
これに乗って帰って行くのだソウナ。




ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
半夏の日に降る豪雨。「はげみず」さんです。

はげみず 半夏水


肥後の国などで言われてたもので、
半夏生(はんげしょう)の日に降るとされる強い豪雨のことで、
大きな洪水を引き起こすと考えられてたといいます。



半夏生のことは「はげの日」と俗用されてたようです。
また、「どくのあめ」(毒の雨)が降るということも語られてたといいます。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
たべられなくなっちゃうまめまめ。「そねのえんどう」さんです。

そねのえんどう そねの豌豆

豌豆(えんどう)を、そねに植えて育てたりすると、
出来上がった豆は煮ても堅いままだと言われてました。
これは「せこ」たち河童が、そねを通り道にしてるためだといいます。



豊後の国の日田郡の午傍などで言われてたもの。
せこ・河童たちの通り道とされてる箇所を忌む内容のもの。





ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
河童懲罰植物。「たなばたのなすのき」さんです。

たなばたのなすのき 七夕の茄子の木

七夕の日には、水の中にいて人間を襲う「えんこ」たちが
茄子(なす)の木にみんなしばりつけられてるので、
泳いでも「えんこ」たちに襲われることはないと言われてました。



伊予の国などで言われてたもの。
七夕の日に泳ぐと体に良い、牛馬に良いという習慣と連結してるもの。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
ごくろうもぐもぐ。「おくりおおかみ」さんです。

おくりおおかみ 送り狼

ひとりっきりの夜道を歩いて、特に何もなく
無事に家に帰ることが出来た場合は、
おくりおおかみに送ってもらった」と称して、
家のまえに送り狼へのお礼と称して
おにぎりに鰊(にしん)を添えたものを置いたといいます。



越前の国の今立郡などでおこなわれてたというもの。





ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
岩のうえに、「まろうどじまのてんにん」さんです。

まろうどじまのてんにん 稀人島の天人

紀伊の国の牟婁郡の和気の、
稀人島(まろうどじま)と呼ばれる岩は、むかし
後白河法皇がおこしになったとき天人があらわれたことから
その名がついたといいます。



後白河法皇が舟を近づけさせたところ、
天人のすがたは消えてしまったソウナ。






ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
ぐるぐるぐるぐるいかりのうずまき。「なのかまきぶち」さんです。

なのかまきぶち 七日巻淵

紀伊の国の牟婁郡にある淵で、渦がはげしい魔所として
筏(いかだ)流しのひとびとから恐れられたといいます。
「七日巻の瀬」とも。



飛鉢峰に庵を結んでた専念上人という高僧がおり、
その僧侶が山からおろして来た鉢のなかへ、
ふざけて古草鞋(ふるわらじ)を投げ込んだ筏師がいて、その直後に
この淵で7日間も渦に巻かれて脱出することが出来なかった
ということが名前の由来だとされてます。




『続紀伊風土記』(巻81)などに載ってるはなしですが、
伝説を紹介する本によっては「恵」念上人と文字が入れ違って書かれてたりもします。



ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
49万回。「くぎぬきねんぶつ」さんです。

くぎぬきねんぶつ 釘抜念仏



五輪塔の絵が描かれた「釘抜念仏」に用いられるおふだで、
亡くなった者の地獄での苦しみをのぞいてくれるとされるもの。



五輪塔の絵には49の空欄のまるがあり、
念仏を一万遍となえるごとにそのまるを黒く塗りつぶしてゆきます。
そのたびごとに、亡者の49の関節に打ち込まれた
釘(くぎ)がぬかれてゆくんだトカ。



ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
浄土にゆくのをやめてまで、「たちばなのむし」さんです。

たちばなのむし 橘の虫


橘(たちばな)の木の実を喰い荒らしてしまう
白くて小さな虫たち。



病気で臥せってた老尼が、となりの僧侶の家にあった
大きな橘の木の実を分けて欲しいと願いましたが、
ことわられてしまったことから、「橘をはみつくす虫とならん」と
怒りのうちに亡くなりました。
老尼は死後に虫と変じてその僧侶の家の橘の実に大量に現われたため、
ついに僧侶は橘の木を伐り倒してしまったソウナ。



『発心集』(巻8)や『三国伝記』(巻3)に記されてるはなしにみられるもの。
特に地名は記載されてませんが、『三国伝記』のほうだと播磨の国のことだとされてます。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
海底より。「うみのそこのもうじゃ」さんです。

うみのそこのもうじゃ 海の底の亡者

おぼれて海の底に沈んでしまった死者の亡霊たちで、
貝などを採るために深い海にもぐって来たひとびとがこれを見たり、
これに足をつかまれて引っぱられたりすることがあるといいます。




越後の出雲崎などで語られてたもので、
海底が深く谷のようになってる場所は「まがりかね」などの呼ばれ方をしており、
もともと危険な場所だと言われてます。





ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
とんぼに乗って。「おしょろいさま」さんです。

おしょろいさま お精霊様

越後の国などでいうもので、精霊(しょうろう)のこと。
お盆の時季になると、羽黒蜻蛉(おはぐろとんぼ)などに背負われて
やって来るといいます。



精霊(祖先の霊)が虫たちに乗ってるという考え方は各地にあるもので、
夏や盆の期間中の殺生を避ける言動のなかでもひろく用いられて来ました。


赤卒(あかとんぼ)を言う「せろんぼい」(精霊負)なども同様のもの。




プロフィール
■雅号
氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
■職業
イラストレーター
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
■自己紹介
ちッちゃかわいいキャラや、ドット絵、ゲーム系のイラスト、妖怪、和物など多岐色々に描いたり、紙もの、立体もの、デザインものなどなどグッズを造ったりしております。

■ PIXIV
■ instagram
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2019年5月より、Tシャツトリニティでシャツを展開させてます。


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