忍者ブログ
氷厘亭氷泉の活動やラクガキをいろいろお届けしているブログです。
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30  
[74]  [75]  [76]  [77]  [78]  [79]  [80]  [81]  [82]  [83]  [84
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
土を掘っちゃダメダメダメ。「どよじろう」さんです。

どよじろう 土用次郎

春や秋の土用(どよう)のあいだに、土をいじったり掘ったりすると
土の中から出て来るという妖怪。



越後の国などに伝わるもの。
刈羽郡法末村などでは、このばけものが出て来てしまうので、
春や秋の土用のあいだに重なってしまった時は、墓への埋葬を避けてたといいます。




どようぼうず」(土用坊主)などと重なって来る存在。
「どよじろう」は土用の日付を示す「土用次郎」から来てると考えられます。
PR
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
柏崎の九尾。「おがここのつあるきつね」さんです。

おがここのつあるきつね 尾が九ッある狐

しっぽが9本あるという年を経たきつねで、
越後の国の荒浜に棲みついて、
里のひとびとを様々に困らせてたといいます。



むかし源頼家(みなもとのよりいえ)が奥州征伐をした帰りの道中、
人々の願いを受けてこれを退治したとされます。




越後の国の刈羽郡に伝わるはなしに出て来るもので、
荒浜にある「狐塚」の由来として語られてます。
尾が9本あるという設定部分は、九尾の狐の物語からの影響がつよくうかがえます。




ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
越のなかやま。「みょうこうさんあしだてぼう」さんです。

みょうこうさんあしだてぼう 妙高山足立坊

漢字で書くと「妙高山足立坊」で
越後の国の妙高山に宿ってる大天狗。妙高山中にすむ「てんぐ」(天狗)たちを従えてます。
妙高山のいただきには阿弥陀堂があって、
木曽義仲の秘仏だったという阿弥陀像が祀られてるそうです。





ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
てぇー。「おぼさりてぇー」さんです。

おぼさりてぇー

日暮れの道などで、木の上から「おぼさりてぇー、おぼさりてぇー」と
声をかけて来るおばけ。キチンと背負ってあげると、
たくさんの量の金に姿を変えたりすると言います。



陸奥の国などの昔話に出て来るもの。
「おぼさりてぇ」は「負ぶわれたい」という意味のことば。
おぼさりたい」とほぼおなじはなし。「おばりよん」や「かるわれたか」などは仲間。
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
つのもげじいさん。「おおえやまのおくがろう」さんです。

おおえやまのおくがろう 大江山の奥家老

大江山の酒呑童子たちの御殿の奥づとめをしてる老鬼で、
年のせいでつのがほとんど欠けてたりするのが特徴。



川柳や戯文などでいわれるもので、
奥御殿に勤める老人な武士を見立てたもの。
『柳多留』には「大江山角のもげたが奥家老」という句があって知られてます。





ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
饅頭を足に呑ませる麹町。「まんじゅうぞう」さんです。

まんじゅうぞう 饅頭象

あまいものをこのんで食べる大きな象。
お酒をこのんでのむ「しょうじょう」(猩々)たちとは対となる存在です。



酒を好む「猩々」を上戸の代表とすることへの対句として、
下戸を代表するものとして「象」を立てる、
川柳などでの言葉あそびを基本題材としたもの。


象におまんじゅうが結びついた理由は、日本に渡来した象に
真菰・笹葉といっしょに「あんこぬきの饅頭」が餌として与えられてたことや、
それに由来して「象の饅頭」という安い菓子が売られたりすることに拠ります。



また、山王祭に象の造り物が出るちょうど次の日が、
ご嘉祥(ごかじょう。お城で羊羹や饅頭などのお菓子を拝領する日)であることも
結び付けれてるようです。



ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
竜宮への申し込み口。「つちのと」さんです。

つちのと 槌之戸

備讃の背戸の大槌島・小槌島のあいだにある海域のことで、
この槌之戸には竜宮の入口があるといわれてました。



雨が降らずに日照りがつづいたときは、
この海底に向けて酒樽をしずめると、それが竜宮にとどいて
願いが届くとされてます。しずめた帰りには槌之戸の潮水を持ち帰って、
竜王さまのおやしろに供えるともされてたようです。




ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
月輪に真榊あり。「つきのまさかき」さんです。

つきのまさかき 月真榊

月にあるとされる榊(さかき)の木、
常に存在しつづける不変のしるしだとされます。



三輪流神道の伝書では、月夜見尊をしめす象徴として
月輪のなかに真榊があると示されたりします。





ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
笛のうでまえ天下一くらべ。「せんがんびらのてんぐ」さんです。

せんがんびらのてんぐ 千貫平の天狗

薩摩の国の揖宿郡の千貫平にいた「てんぐ」。
笛を吹くのがだいすきで、むかし田貫にいた笛の大名人と腕前を勝負しましたが、
ついに負けてしまいました。



「おまえはたいへんな名人だ、そのあかしとしてわしの笛をやろう」と、天狗がくれた笛は、
大事にまつられてましたが、昭和20年代の大きな台風のときに流されてしまったソウナ。




和漢百魅缶│2022.08.22
ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
あみあみかごかご。「むみょうらろう」さんです。

むみょうらろう 無明羅篭

漢字で書くと「無明羅篭」で
人間たちを取り囲み捕らえて、その行動や思考の範囲を狭めてしまう、
目には見えない巨大なあみかご。



羅篭(らろう)は魚や鳥を捕まえてとじこめて置く
「あみ」や「かご」のことで、仏教などでは
人間を捕らえ込んでる三界や、学僧たちを囚えおとしてる小見にたとえてます。



ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
おにぎり食べさせて回避しよう。「さんずのかわのまもの」さんです。

さんずのかわのまもの 三途の川の魔物

地獄に向かう途中の三途の川にいるというわるいもので、
亡者が川を渡る邪魔をして来るとされます。
これをさけるために死者に持たせる頭陀袋(ずだぶくろ)のなかには、
これに食べさせて時間をかせぐための
「針の入ったにぎりめし」を入れてあげるとされてました。



「針の入ったにぎりめし」は、
ぬかの粉と味噌をまるめ、針を入れてつくるもので、
頭陀袋に2つぐらい入れてあげるんだソウナ。


ほんじつの「和漢百魅缶」へのアップは、
またいじゃう。「まもの」さんです。

まもの 魔者

ひとびとのまわりにあらわれる悪魔たち。
ひとが死んだとき、死体を「魔者がまたぐといかん」と言われており、
またがれると変なことが起こる、死者がたたる、とされてました。



ひとが近くでみまもってるあいだは、魔者たちは
またぐことは出来ないようです。




三河の国など各地で、魔者に死体を「またがれるといけない」ので
通夜(つや)の晩には、近親者が最低ひとりは起きてみまもってないといけない
とされて来ました。猫たちに対していわれてることがらと同様のもの。




プロフィール
■雅号
氷厘亭氷泉(こおりんてい ひょーせん)
■職業
イラストレーター
絵草紙&錦絵研究人
まんが描き
こっとんきゃんでい 主宰
山田の歴史を語る会 同人
新・妖怪党 党しゅ
■自己紹介
ちッちゃかわいいキャラや、ドット絵、ゲーム系のイラスト、妖怪、和物など多岐色々に描いたり、紙もの、立体もの、デザインものなどなどグッズを造ったりしております。

■ PIXIV
■ instagram
妖界東西新聞

妖界東西新聞 日刊紙だから まいにち更新中

和漢百魅缶wiki 検索用に。

2019年5月より、Tシャツトリニティでシャツを展開させてます。


最新コメント
[01/24 دکوراسیون منزل]
[11/29 NONAME]
[05/08 100]
[01/13 佐藤]
[01/05 ひょ―せん]
妖怪マガジンYOMIMANDARA
月刊?妖怪マガジンYOMIMANDARA

文車堂版社妖改革宣言

新・妖怪党 部署一覧


 Logo:Cyusonzi Ryunosuke
 Design:O-Onigami Georgenomikoto
 2008 新・妖怪党




 Logo:Koorintei Hyousen
 YoukaitoLogo:Cyusonzi Ryunosuke
 Design:O-Onigami Georgenomikoto
 2008 新・妖怪党



 Logo:Koorintei Hyousen
 YoukaitoLogo:Cyusonzi Ryunosuke
 Design:O-Onigami Georgenomikoto
 2008 新・妖怪党



 Logo:Koorintei Hyousen
 YoukaitoLogo:Cyusonzi Ryunosuke
 Design:O-Onigami Georgenomikoto
 2008 新・妖怪党

最新トラックバック
フリーエリア
© 2007-2024 Koorintei Hyousen

本ブログの内容、画像の無断転載、無断転用を禁じます。

忍者ブログ   [PR]